春日大社中門の正面にある。
祭典の際、ここで舞楽や神楽が奉納される。
庭の東南隅にリンゴの木があり、その名が付いた。
この木は、平安末期、高倉天皇の献木と伝えられ、春日大社の記録「中臣祐賢記」(1273)に記されている。
古くは、このリンゴの結実が多いか否かで、その年の農作物の豊凶を占ったとされる。
現在の木は、昭和32年(1957)に献木されたもの。
所在地:奈良県奈良市春日野町160
拝観時間:夏期(4~10月)6時30分~17時30分、冬期(11~3月)7時00分~16時30分