奈良県中部に位置する今井町は、称念寺を中心として戦国時代にできた寺内町である。 大半の民家が、現在も江戸時代以来の伝統様式を保っており、かつて環濠(かんごう)に囲まれていた範囲が、重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。 酒造業を営む旧家や、かつての大商家など、地区内には重要文化財の町家8軒をはじめ、県指定文化財2軒、市指定文化財5軒がある。
所在地:奈良県橿原市今井町
橿原市今井町伝統的建造物群 保存地区 2011年1月15日撮影 橿原市