柿本人麻呂がこの地で詠んだ万葉歌、「東の野にかぎろひの立つ見えてかへり見すれば月かたぶきぬ」の歌碑が建つ。
周辺は、飛鳥時代に「阿騎野」と呼ばれ、大和朝廷の狩り場だった。
「かぎろひ」とは諸説あるが、冬の晴れた早朝、日の出前に現れる最初の太陽光のことといわれている。
毎年旧暦の11月17日、この日に「かぎろひ」の歌が詠まれたことから、宇陀市大宇陀万葉公園(かぎろひの丘万葉公園)で、早朝「かぎろひを観(み)る会」が開催される。しかし、気象条件が調わないと、なかなか見ることができないという。
所在地:奈良県宇陀市大宇陀迫間・大宇陀中庄
入場自由