※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

鏡女王墓(かがみのおおきみのはか)

概要

鏡女王は、大化の改新の際、中大兄皇子(後の天智天皇)の右腕となった藤原鎌足の正妻で、万葉歌人。万葉集には重複を除いて4首が採用されている。
日本書紀に記載されている「鏡姫王(かがみのひめみこ)」と同一人物と考えられており、額田王(ぬかたのおおきみ)の姉という説もある。
天智天皇の妃(きさき)の一人であったが、後に鎌足の妻となり、不比等(ふひと)を生んだ。
鎌足の病気平癒を願い、山背国山階(現在の京都府山科区)に山階寺(やましなでら、興福寺の前身)を建立した。墓は舒明天皇陵(段ノ塚古墳)の東側にある。

参考

所在地:奈良県桜井市忍阪
参拝自由

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