※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

海住山寺(かいじゅうせんじ)

概要

天平7年(735)、聖武天皇が東大寺大仏建立の安全を願い、良弁(ろうべん)に、この地に藤尾山観音寺を建立させたのが始まりと伝えられる。聖武天皇が開いた都、恭仁京(くにきょう)を見下ろす山に建つ。
その後、火災により消失していた観音寺を、鎌倉時代に笠置寺の貞慶(じょうけい)が復興し、海住山寺と名づけた。
境内の国宝五重塔は鎌倉時代に建てられた。この塔は初層の天井の上に心柱が建つ珍しい構造である。

参考

所在地:京都府木津川市加茂町例幣海住山20
拝観時間:9時00分~16時30分

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