※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

小治田安萬侶墓(おはりだのやすまろのはか)

概要

奈良時代の高官・小治田安萬侶の火葬墓。
明治45年(1912)に、茶畑の開墾中に偶然、銅板の墓誌3枚が発見され、昭和26年(1951)の発掘調査では、火葬墓であることが確認された。
墓地は都祁水分神社がある丘陵の南斜面につくられており、封土の周囲からは、銀製の和同開珎、須恵器、土師器(はじき)、三彩の小壺(こつぼ)などが出土した。
昭和44年(1969)に国の史跡に指定されている。

参考

所在地:奈良県奈良市都祁甲岡町

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