「ご神火(しんか)まつり」とも称され、一年の最初に行われる神事。年に一度、この祭典の時のみ、三ツ鳥居の扉が開かれる。
古式にのっとり、新年の午前0時を期して拝殿奥でご神火が切り出され、二人の神職によって小たいまつに移される。
全ての照明が消されると、小たいまつは拝殿前の大たいまつへと移され、氏子青年が大たいまつを担いで、三輪山周辺に鎮座する摂末社18社にご神火をともして回る。
このご神火は、参拝者が火縄に移して家庭に持ち帰り、神棚の灯明や雑煮の祝火などに用い、一年間の無病息災を祈願するという。
所在地:奈良県桜井市三輪
開催日時:毎年1月1日午前1時00分~