※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

大名持神社(おおなもちじんじゃ)

概要

妹山(249メートル)の山麓に鎮座し、俗に「大汝宮(おなんじのみや)」ともいわれる。中世には「妹背神社」とも称された。
もと竜門郷21カ村の式内郷社で、延喜式神名帳(927年)に大和国吉野郡十座の一つとして名神大社に列せられている。
祭神は、大名持御魂神(おおなもちみたまのかみ)、須勢理比咩命(すせりひめのみこと)、少名彦名命(すくなひこなのみこと)。
神社下の吉野川潮生淵に、毎年6月30日に海水が湧き出るとの伝えがあり、国中地方(奈良盆地)から神社に参詣し、この淵でみそぎをする大汝詣(まい)りが今日でも続いている。
また、境内にある原生林「妹山樹叢」は、国の天然記念物に指定されている。

参考

所在地:奈良県吉野郡吉野町河原屋356
拝観時間:境内拝観自由

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