※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

往生院(おうじょういん)

概要

奈良時代の僧・行基が、天平21年(749)に没したとき、遺言により火葬し、遺骨の一部を葬ったのがこの地であったと伝えられる。
華厳宗(けごんしゅう)の寺院で、本尊は行基菩薩。本堂の裏側には、行基の墓塔と伝わる五輪塔が安置されている。
また、本堂北にある宝篋印塔(ほうきょういんとう、重要文化財)は、正元元年(1259)銘があり、県内最古として知られる。
境内周辺の輿山(こしやま)墓地は、中世から続く生駒谷10郷の郷墓(ごうぼ)である。

参考

所在地:奈良県生駒市有里町
拝観時間:境内拝観自由

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