「山村御殿」とも呼ばれ、中宮寺、法華寺と並ぶ、大和三門跡の一つ。 江戸時代の初め、後水尾天皇の皇女が出家し、京都の修学院に創建されたが、修学院離宮の造営に伴い大和国添上郡八島(現在の奈良市八島町)に移転し、その後、現在の地に移った。華道の山村御流の家元でもある。 三島由紀夫の小説「豊饒の海」に登場する月修寺のモデルとされる。 普段は非公開だが、2010年秋、平城遷都1300年を記念して庭園が特別公開された。
所在地:奈良県奈良市山町1312 ※通常は拝観不可
圓照寺 2010年11月15日撮影 奈良市