※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

宇智川磨崖碑(うちがわまがいひ)

概要

吉野川の支流、宇智川の左岸の岩壁に、大般涅槃経(だいはつねはんぎょう)の経文8行と高さ約60センチの仏像が彫られている。
宝亀7年(776)または9年(778)の銘があり、奈良時代後期の金石文として貴重。国史跡に指定されている。近年は摩滅が著しい。
かつて同所は東約900メートルにある榮山寺の境内であったと伝えられ、同寺との関連も推測されている。

参考

所在地:奈良県五條市小島町

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