※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

井上内親王宇智陵(いのえないしんのううちのみささぎ)

概要

光仁天皇のきさきであった井上内親王の御陵。
宝亀元年(770)に光仁天皇が即位し、その2年後、井上内親王は天皇を呪ったとして皇后の座を追われ、子どもの他戸(おさべ)親王も皇太子を廃された。母子は宇智郡(現五条市)に幽閉され、同じ日に亡くなったことから、暗殺されたという説もある。
後に天変地異が起こり、井上内親王の怨霊の仕業と恐れられたことから墓を御陵とし、御霊神社を建立してその霊を慰めた。

参考

所在地:奈良県五條市御山町
参拝自由

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