稲蔵明神とも呼ばれ、江戸時代以降、小明の鎮守として信仰を集めてきた。
祭神は、生魂明神(いくたまみょうじん)、大宮能御膳神(おおみやのみかしわでのかみ)。霊験あらたかな生命の神と、五穀豊穣(ほうじょう)の神である。
境内は稲蔵の森と呼ばれ、老樹が生い茂る。本殿横には、高さ6メートル、周囲約12メートルの花こう岩製の巨岩「烏帽子石(えぼしいし)」が、神が宿る磐座(いわざ)として祭られている。
拝殿、本殿、磐座の周辺にも、多くの石をご神体とした小社が祭られており、現在でも地域の人々にあつく崇敬されている。
所在地:奈良県生駒市小明町1793
拝観時間:境内拝観自由