磯城郡川西町にある「延喜式」神名帳に記載されている式内社。
祭神は、豊鍬入姫命(とよすきいりひめのみこと)といわれ、中世には、結崎の人たちの信仰を集めていたことから「結崎宮」、江戸時代には「春日神社」とも呼ばれていた。
境内にある30を超える石灯籠の多くは、天保13年(1842)のものだが、最も古いものは慶長8年(1603)で、川西町でも最古の石灯籠である。
また、拝殿に奉納された大絵馬の「結崎のおかげ踊り絵馬」(慶応4年(1868))と「結崎の太鼓踊り絵馬」(天保13年(1842))は、ともに奈良県指定の有形民俗文化財である。
所在地:奈良県磯城郡川西町結崎68
拝観時間:境内拝観自由