※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

依水園(いすいえん)

概要

奈良県庁の東にある総面積約1万2000平方メートルの日本庭園。
異なる時代に造られた前園と後園の二つの池泉回遊式庭園が組み合わされた庭は、国の名勝に指定されており、園内に東洋美術品を収蔵・展示する「寧楽(ねいらく)美術館」を併設している。
前園は、江戸時代に建てられた「三秀亭」を中心とする。
後園は、東大寺南大門、若草山、春日山、御蓋山(みかさやま)を借景として取り入れ、明治時代に作庭された池泉回遊式庭園である。
昭和14年(1939)、神戸で海運業を営み、財を成した中村家が二つの庭園を買い取り、前園と後園を合わせた形に整備。のちに、中村家所蔵の美術品を展示するため、美術館を建設し、一般公開している。
園内では、ツバキ、サクラ、ツツジ、カキツバタ、サツキ、スイレン、ハス、サルスベリ、紅葉など、四季を通してさまざまな花が楽しめる。

参考

所在地:奈良県奈良市水門町74
開園時間:9時30分~16時30分(入園は16時00分まで) 、
     食事処「三秀亭」は11時30分~13時30分
休園日:毎週火曜日(祝日の場合は翌日)。4、5月と10、11月は無休。

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