※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

率川神社(いさがわじんじゃ)

概要

飛鳥時代、推古天皇元年(593)、大三輪君白堤(おおみわのきみしらつつみ)の勅命によって祭られた奈良市最古の神社。明治時代に桜井市の大神神社の摂社と定められた。
社殿は向かって右に母神の玉櫛姫命(たまくしひめのみこと)、左に父神の狭井大神(さいのおおかみ)、中殿に子神の媛蹈鞴五十鈴姫命(ひめたたらいすずひめのみこと)を祭っている。その姿がちょうど両親が子どもを守っているようでもあることから「子守明神」と呼ばれ、安産・育児の神として信仰を集めている。
また、毎年6月17日に行われる率川神社 三枝祭は、媛蹈鞴五十鈴姫命が三輪山のふもとの狭井川のほとりに住み、付近にササユリが美しく咲き誇っていたことに由来する、病よけの祭りである。

参考

所在地:奈良県奈良市本子守町18
拝観時間:境内拝観自由

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