※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

飛鳥坐神社(あすかにいますじんじゃ)

概要

祭神は、事代主神(ことしろぬしのかみ)、飛鳥神奈備三日女神(あすかのかんなびみひめのかみ)、大物主神(おおものぬしのかみ)、高皇産霊神(たかみむすびのかみ)。
創建の由緒は不明だが、「日本書紀」に「朱鳥(あかみとり)元年(686)7月、天武天皇の病気平癒祈願のため幣(ぬさ)が奉られた」との記載があり、「日本紀略」には「天長6年(829)3月、神託により、甘南備山から現在の鳥形山へ遷座された」とある。
鎌倉時代以降は衰退したが、江戸時代に植村家政が高取藩主となったとき、神社が城の鬼門にあたる土地にあったことからあつく信仰された。
毎年2月の第1日曜に行われる「おんだ祭」には、夫婦和合の所作があり、大和の奇祭として有名である。
また、境内のあちこちには、陰陽石(男女の性器をかたどった石)が祭られており、ユニークな形の土産物や、子宝・安産のお守りなどが販売されている。

参考

所在地:奈良県高市郡明日香村飛鳥707-1
拝観時間:境内拝観自由

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