※下記は、2010年に確認した内容でありますが、その後外観や記載内容が変更されている場合があります。

秋篠川舟くだり(あきしのがわふなくだり)

概要

平城遷都1300年を機に、平城京と西の京を結ぶ新たな観光ルートを開発しようと、奈良県や奈良市、平城遷都祭(ならせんとさい)実行委員会などでつくる「秋篠川プロジェクト」が主催して、秋篠川の舟運(しゅううん)を再現する社会実験を実施。観光ツアーの実現化へ向けて、2010年9月11日、10月16・17日に試験運航が行われた。
当日は、都人に扮(ふん)した人たちや、抽選で選ばれた一般市民らが、西大寺東の乗船場から唐招提寺東の下船場までの舟旅を楽しんだ。
秋篠川は、平城京の西、秋篠寺、西大寺、唐招提寺、薬師寺の東側を南下しており、平城京遷都の際に資材運搬のための運河として掘られ、平城京の「西の堀川」として水運が発達したとされる。
秋篠川の往時の姿を復活させることができるか、今後の観光開発と水辺の環境改善が期待されている。

参考

所在地:奈良県奈良市
開催日時:次回の開催日時は未定

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