━━━━━━━━━━━━━━━━━   Lib Info NARA   −奈良県立図書情報館通信− ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2023.1.1   No.421 ■1月の休館日→1日〜4日、10日、16日、23日、30日、31日 □休館日  月曜日(祝日・振替休日にあたるときは、その次の平日)  毎月月末(土・日・月曜にあたるときは、その前の平日)  *年末年始(12月28日〜1月4日) ━━━━━━━━━━━   M E N U   ━━━━━━━━━━━ ┏━┓ ┃◆┃トピックス ┗━╋━━━━━━━━━━━━━━ ┏━┓ ┃◆┃館長連載「図書情報の文化史」 ┗━╋━━━━━━━━━━━━━━ ┏━┓ ┃◆┃図書・資料展示情報 ┗━╋━━━━━━━━━━━━━━ ┏━┓ ┃◆┃図書館員の気になる一冊 ┗━╋━━━━━━━━━━━━━━ ┏━┓ ┃◆┃イベント・企画展示情報 ┗━╋━━━━━━━━━━━━━━ ┏━┓ ┃◆┃お知らせ ┗━╋━━━━━━━━━━━━━━ ┏━┓ ┃◆┃編集後記 ┗━╋━━━━━━━━━━━━━━ ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━ ◇◆◇ トピックス └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━ ◆毎年お楽しみの奈良県共同募金会「赤い羽根歳末たすけあい新作カレンダ ーチャリティーバザー」が、今年も1月5日(木)からエントランスで開催さ れます。 ◆「はじめる。」というタイトルで、1月5日から3階展示コーナーで図書展 示をします。どんな「はじめる。」が見つかるでしょうか。ぜひ、手に取っ てご覧ください。 ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇◆◇ 館長連載 └◇┘「図書情報の文化史」素描編    ━━━━━━━━━━━━━━━━ 第421回 日本人の風景観―試論(その40)           館長 千田 稔  第十帖賢木(さかき)の中から風景描写をとりあげたい。六条御息所(ろく じょうのみやすどころ)が源氏の寵愛を得られなくなると思い、斎宮となる 娘にしたがって伊勢に下向する。源氏と六条御息所との別れの歌に、風景が よまれる。だが、風景といえども、人の行動に対する比喩として自然との関 係をよむものである。例えば人生を「山あり谷あり」という類である。しか し、以下の例は、具体的な地名をもつ風景がイメージされている。  暗う出で給ひて、二条より洞院の大路を折れ給ふほど、二条の院のまへな れば、大将の君いとあはれにおぼされて、さか木にさして、  (源氏)「ふりすてて今日は行くとも鈴鹿川八十瀬(やそせ)のなみに袖は ぬれじや」 と、聞え給へれど、いと暗う、ものさわがしきほどなれば、またの日、関の あなたよりぞ御返しある。  二条の院とは、源氏の二条東洞院の邸宅を指すが、その前を六条御息所が 通るので、憐れみをおぼえ、さかきの木にさして、「私をふりすてて行くの であるが、鈴鹿川のいくつもの瀬の波に、袖をぬらすような(つらい思いを する)ことはないだろうか」という歌を差し出したが、あたりは暗く、ざわ ついていたので、次の日に逢坂の関から、返歌があったというのである。詳 しくは次回に述べたい。(つづく)   ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇◆◇ 図書・資料展示情報 └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■図書展示情報  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 館内で行っている図書展示は、以下のURLからご確認ください。随時更新し ています。 https://nara-pref-library.note.jp/n/nb75b6aa4ad23 ■新着図書情報(月に1度更新!)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ★詳細はこちら★ https://www.library.pref.nara.jp/search/newarrival/index.html ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇◆◇ 図書館員の気になる一冊(401) └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『氏名の誕生―江戸時代の名前はなぜ消えたのか』尾脇秀和 著 ちくま新 書 2021.4  「人の名は生涯を通じて一つ」「名前は親が思いを込めて決めたかけがえの ないもの」という常識は、いつ頃できたのでしょうか。また、「(苗字を公称 できなかった百姓・町人などが)明治政府によって苗字を名乗る自由を得た 」という理解は正しいのでしょうか。この本の著者は、私たちがあたり前の ことと思い込んでいる現在の「氏名」の常識が形づくられていく近世〜近代移 行期の歴史を、ていねいに説明してくれます。  著者によれば、江戸時代には、年齢や地位の上昇に伴い改名するのは、あ たり前のことでした。また、同一人物が一度に2つの身分を兼ね、身分ごと に2つの名前を使い分ける「壱人両名」という状況も無数にありました。この ような、武士や庶民の名前の常識は、戦国時代の混乱期を経て形成され変化 していったものだったので、もう一方には、京都の公家たちの、古代からの 名前のあり方が正しいとする少数派の常識もあったといいます。  江戸時代の名前の一般常識が、近代社会への移行の過程で変化を迫られて いく道のりは、決して一直線ではありません。明治新政府は、古代天皇制へ の「復古」を掲げて政権を取ったという都合上、当初は、公家勢力にも忖度す る必要がありました。現在の「氏名」が「国民管理」という都合に沿った形で成 立するのは1972(明治5)年のことですが、それまでの政権担当者の右往左往 ぶりは、実際にこの本でご確認ください。個人的には、著者が付言の形で、 女性の「氏名」について、政府が1875(明治8)に「既婚女性は実家の「氏」を使用 するように」という見解を示した例が紹介されているのも気になります。「昔 から何も変わらない伝統・文化という幻想・思い込み、現代人の「常識」を前 提・基準にして過去の事実を見つめる危うさ」という著者の言葉をかみしめ たいと思います。(こばやし ひろみ) ━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★過去の気になる一冊はこちら★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━ https://www.library.pref.nara.jp/reference/kininaru ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇◆◇ イベント・企画展示情報 └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━ ※新型コロナウイルス感染症の影響による情勢の変化を鑑み、内容の変更や 延期、中止になる場合もあります。 ★(^−^)★イベントのお知らせ★★★ ■奈良県共同募金会「第16回赤い羽根 歳末たすけあい新作カレンダーチャ リティーバザー」  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ □令和5年1月5日(木)〜9日(月祝)10:00〜17:00( 最終日は15:00まで) □2階エントランス □社会福祉法人奈良県共同募金会 ★詳細は以下のページをご覧ください。 https://www.library.pref.nara.jp/event/3978 ■法務無料相談会&知識セミナー  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ □令和5年1月8日(日)13:30〜17:00 □1階交流ホール □第1部 知識セミナー  □13:30〜15:00(質疑応答含む) □「ねんきん定期便の見方」 講師:小野啓一(社会保険労務士・ファイナンシャルプランナー) □申込不要・無料。直接会場にお越しください。 □第2部 無料相談会 □15:00〜17:00(予定) ※個別の税務相談は行っておりません。 ※秘密厳守です。安心してご相談ください。 □【先着10名程度】会場で13:00から整理券を発行します。 ★詳細は以下のページをご覧ください。 https://www.library.pref.nara.jp/consultation/4004 ■中小企業診断士による体験学習会&無料経営相談会  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 女性・若者向きです。気になった方は、ぜひご参加ください。 □令和5年1月15日(日) 「起業家ミニ交流会」〜奈良で新しい仲間とアイデアを見つけませんか?〜 講師 奈良県中小企業診断士会 会員 上村拓也 ゲストスピーカー 現在活躍中の女性起業家4名 □11:00〜12:00 ミニ交流会、13:00〜16:00トークイベント&ミニ交流会 □1階 交流ホール □定員 30人(要申込・先着順)参加料無料 □無料経営相談会*ミニ交流会と併催 □一般社団法人 奈良県中小企業診断士会 ★詳細は以下のページをご覧ください。 https://www.library.pref.nara.jp/event/3988 ■図書館寄席 花鹿乃芸亭 第66回  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ □令和5年1月21日(土)13:30〜(開場12:30) □1階交流ホール □出演 桂文鹿、桂雀五郎、桂三実 □参加料 1,000円(中学生以下500円) □定員 150人(先着順・要申込) ※申込受付中です。 ★詳細は以下のページをご覧ください。 https://www.library.pref.nara.jp/event/3971 ■図書館劇場17第5幕  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ □令和5年1月22日(日)13:00〜16:00(開場12:00) □1階交流ホール □プログラム ・映像詩 保山耕一(映像作家)「奈良、時の雫」 ・講演1 千田稔(当館館長)「唐長安城と遣唐使」 ・朗読  都築由美(フリーアナウンサー) ・講演2 百嶋計(追手門学院大学経営学部経営学科教授)「造幣局150年の 歩みと大和の古墳―創業者たちの群像と偉才のお雇い外国人―」 □資料代 500円 □定員 150人(要申込・先着順) ★詳細は以下のページをご覧ください。 https://www.library.pref.nara.jp/event/4003 ■声に出して読んで味わう読書会2022  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ □第10回1月24日(火)18:00〜19:50 □1階交流ホール □ファシリテーター 小栗一紅(劇作家・俳優) □取り上げる本 『あやとりの記』(石牟礼道子/福音館文庫) □定員 15名(要申込・先着順)参加料無料 ※第10回申込受付中です。 ※次回の申込受付は開催日翌日9:00からとなります。 ★詳細は以下のページをご覧ください。 https://www.library.pref.nara.jp/event/4007 ■BOOK, TRAIL Vol.2 本を通じてきく、あなたの旅の話  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ □令和5年1月28日(土)15:00〜18:05、29日(日)9:30〜19:00 □資料代 1,000円(両日通し/当日受付にてお支払いください) □定員 100人(要申込・先着順) ★詳細は以下のページをご覧ください。 https://www.library.pref.nara.jp/event/3999 ■学び直し講座「図書館学校」2022年度 第3期  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 第3期の開校記念講座と、4人の先生方による各科目(3回)の授業が始まり ます。 □定員 各100人(要申込・先着順) □参加資料費 講座500円(1人)、1科目(1人3回分)500円 □1階交流ホール □開校記念講座  「日本神話と絵画表現」千田 稔(奈良県立図書情報館館長) □令和5年2月14日(火)13:30〜15:00(開場13:00) ★詳細は以下のページをご覧ください。 https://www.library.pref.nara.jp/event/3986 □国語T 講師:植村正純 「多様な表現世界」 令和5年3月9日(木)、3月16日(木)、3月23日(木) 10:00〜11:30(開場9:30) ★詳細は以下のページをご覧ください。 https://www.library.pref.nara.jp/event/3989 □国語U 講師:櫟原聰 「前登志夫の世界」 令和5年2月15日(水)、3月8日(水)、3月22日(水) 10:00〜11:30(開場9:30) ★詳細は以下のページをご覧ください。 https://www.library.pref.nara.jp/event/3990 □社会 講師:今尾文昭 「飛鳥の古墳の学び」 *当初の日程から変更になりましたのでご確認ください。 令和5年2月24日(金)、3月14日(火)、3月24日(金) (*第2回は火曜日開催)13:30〜15:00(開場13:00) ★詳細は以下のページをご覧ください。 https://www.library.pref.nara.jp/event/3991 □理科 講師:井阪秀高 「科学技術の発展を支えた数学思考」 令和5年2月16日(木)、2月22日(水)、3月2日(木) (*第2回は水曜日開催)10:00〜11:30(開場9:30) ★詳細は以下のページをご覧ください。 https://www.library.pref.nara.jp/event/3992 ■第49回「千田館長読書相談会」  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ □令和5年2月25日(土)13:00〜16:00 □3階調べ物・本の相談カウンター □定員5人※申込み制、申込み多数の場合は抽選 *申込受付は令和5年1月25日(水)からです。 ★詳細は以下のページをご覧ください。 https://www.library.pref.nara.jp/event/3993 ■FP(ファイナンシャル・プランナー)によるくらしとお金のセミナー  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ *前回のご案内から、講師・テーマが変更になりました。 □令和5年3月11日(土)13:30〜15:00(開場13:00) □1階交流ホール □講師  CFP?認定者(ファイナンシャル・プランナー) 廣澤牧子 □テーマ 「おひとりさまの老後」〜早めの準備で充実した人生を!〜 □定員 30名(要申込・先着順)参加料無料 □申込受付期間 2月1日(水)〜2月26日(日) □お問い合わせ先 日本FP協会奈良支部 TEL:0742-20-0506 奈良県立図書情報館 TEL:0742-34-2111 ★詳細は以下のページをご覧ください。 https://www.library.pref.nara.jp/event/4005 ■火星の読書会2022  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ □第3回 令和5年3月18日(土)14:00〜17:00(開場13:30) □1階交流ホール □コーディネーター:堀部篤史(誠光社店主) 「言語のデザイン、視覚的読書」(仮) □定員 25名(先着順・要申込)参加料無料 ※申込受付中です。 ★詳細は以下のページをご覧ください。 https://www.library.pref.nara.jp/event/3893 ■ITサポーターズによる「ITサポートデイ」  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ パソコンでお困りのあれこれに、ボランティアスタッフがお手伝いします。 □令和5年1月11日(水)、18日(水) https://www.library.pref.nara.jp/event/3942 □2階セミナールーム □13:30〜16:00 (無料・時間内出入り自由) ★詳細はこちら★ https://www.library.pref.nara.jp/supporter/index.html ■佐保川まちづくり塾 パソコン教室  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ NPO法人奈良シニアIT振興会と共催により開催しています。 □Aコース 水曜日9:30〜12:00 □Bコース 金曜日9:30〜12:00 ★詳細はこちら★ https://www.library.pref.nara.jp/easypc ★(^o^)ノ★企画展示★★★★★★★ ■映像作家・保山耕一氏作品 常設上映  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 映像作家・保山耕一氏が綴る映像詩『奈良、時の雫(しずく)』からセレク トした作品を月替わりで常設上映しています。 □1月の作品『時の陰翳』 □上映期間:1月5日(木)〜29日(日) □2階東側正面入口 ※映像は、開館時間中リピート再生(上映時間約31分) ★詳細は以下のページをご覧ください。 https://www.library.pref.nara.jp/gallery/4015 ■難民問題を知るためのパネル展〜より多くの方々に難民問題を知っていた だくために〜  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ □令和5年1月11日(水)〜15日(日) □2階エントランス □国連UNHCR協会関西連絡所 ■今昔写真WEBで見る奈良150年(近代化と文化の発展)&写真展「それぞれ の視点Y」  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ □令和5年1月17日(火)〜29日(日) □2階エントランス ITサポーターズは、ホームページ「奈良の今昔写真WEB」に掲載の皆様から 提供いただいた写真をもとに、奈良の近代化と文化の発展を中心に展示しま す。 □奈良県立図書情報館ITサポーターズ ■奈良県NIE推進協議会の活動啓発事業  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ □令和5年1月17日(火)〜29日(日) □2階エントランス □奈良県NIE推進協議会 ┌◇┐━━━━━━━━━━━━ ◇◆◇ お 知 ら せ └◇┘━━━━━━━━━━━━ □年始開館のお知らせ  令和5年1月5日(木)から通常通り開館します。 ┌◇┐━━━━━━━━━━━━ ◇◆◇ 編 集 後 記 └◇┘━━━━━━━━━━━━  令和5年、2023年、新しい一年の始まりです。  今年の干支は「癸卯(みずのと・う)」十二支では卯の年にあたり、動物 では兎になります。日本の年賀状に干支の動物は欠かせないものであり、「 子・丑・寅・卯・辰・・・」と多くの方が諳んじることが出来るほど身近な ものです。十二支のルーツは古代中国にあり、「甲(きのえ)・乙(きのと )・丙(ひのえ)・丁(ひのと)・・・」の十干と切り離せないもので、今 年の「癸(みずのと)」は十干の十番目です。  日本では、月にいる兎は餅をついていますが、中国では薬をついています 。不老不死の薬とか・・、本当はどんな薬でしょう。また、インドにも月に 兎がいる伝説があるそうです。十二支の動物ひとつとっても由来など調べる と奥が深いことがわかりました。他にも様々な話がありそうです。皆さんも ぜひお調べになって愉しい知識を増やしてください。(参考文献:『日本十 二支考 : 文化の時空を生きる』(当館資料ID:111307953)、『十二支にな った動物たちの考古学』(当館資料ID:111289912)、『日本人にとって干支 とは何か』(当館資料ID:111344833))  さて、県立図書情報館メールマガジン「Lib Info NARA−奈良 県立図書情館通信」第421号をご覧いただき、ありがとうございました。次 回第422号は令和5年1月15日(日)に配信する予定です。 ▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△ ◎このメールマガジンは、「まぐまぐ」を利用して発行しています。  https://www.mag2.com/ ◎「まぐまぐ」では、無料メールマガジンに登録された読者のみなさんに、 旬な情報や面白いメルマガをお伝えするオフィシャルメルマガ「まぐまぐニ ュース」を無料でお届けしています。配信が不要の場合は、こちらから解除 できます。  https://www.mag2.com/wmag/ ◎トラブル等の対処については、「読者 まぐまぐ!ヘルプ」のページをご 覧ください。  https://help.mag2.com/read/ ◎当マガジンの解除は、こちらへ。  https://www.library.pref.nara.jp/libinfonara ▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△ 【 県庁各課等のメールマガジン 】 ◇ 読者登録をお願いします!◇ https://www.pref.nara.jp/1324.htm 【 当館のSNSもご覧ください 】 〇インスタグラム https://www.instagram.com/nara_prefectural_library/ 〇フェイスブック 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