━━━━━━━━━━━━━━━━━   Lib Info NARA   −奈良県立図書情報館通信− ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2020.11.1  No.369 ■11月の休館日→2日、9日、16日、24日、27日、30日 □休館日  月曜日(祝日・振替休日にあたるときは、その次の平日)  毎月月末(土・日・月曜にあたるときは、その前の平日) ★★利用についてのお願い★★ ■感染「予防」へのお願い ○来館の際にはマスクを着用するなど、咳エチケットにご協力ください。 ○ご利用時にはこまめな手洗い、消毒液での手指の消毒をお願いします。 ○他の人との距離を十分に取っていただくようにご協力をお願いいたします 。 ○下記の症状がある方、あてはまる点がある方は来館利用をご遠慮ください 。 ・風邪の症状(くしゃみや咳が出る)や、熱がある方 ・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさがある方 ・咳、痰、胸部不快感のある方 ・同居家族や身近な知人に感染疑いのある方 ・その他、新型コロナウイルス感染症の症状がある方 ★以下のページもご覧ください。 https://www.library.pref.nara.jp/news/3362 ━━━━━━━━━━━   M E N U   ━━━━━━━━━━━ ┏━┓ ┃1┃トピックス◆11月前半のイベント ┗━╋━━━━━━━━━━━━━━ ┏━┓ ┃2┃館長連載「図書情報の文化史」 ┗━╋━━━━━━━━━━━━━━ ┏━┓ ┃3┃図書情報館からのお知らせ ┗━╋━━━━━━━━━━━━━━ ┏━┓ ┃4┃図書館員の気になる一冊 ┗━╋━━━━━━━━━━━━━━ ┏━┓ ┃5┃編集後記 ┗━╋━━━━━━━━━━━━━━ ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━ ◇1◇トピックス◆11月前半のイベント └◇┘━━━━━━━━━━━━━ ■映像作家・保山耕一氏作品 常設上映          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 映像作家・保山耕一氏が綴る映像詩『奈良、時の雫(しずく)』からセレク トした作品を月替わりで常設上映します。 □11月の作品「平城(なら)の月」 □上映期間:11月26日(木)まで □正面玄関前 ※映像は、開館時間中リピート再生(上映時間約23分) ★詳細は以下のページをご覧ください。 https://www.library.pref.nara.jp/gallery/3466 ■【満席】能楽公演 観世流能「海士」窕之伝  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 能楽「海士」は、藤原氏にまつわる伝説を素材に、ドラマチックに作り上げ られた作品です。藤原不比等の子・房前の出生譚や、不比等の娘が唐帝の后 になったという伝説、龍宮に奪われた宝物を取り返す海人の伝承、房前が志 度寺に寄進したことなどを題材としています。「日本書紀完成・藤原不比等 没後1300年」を記念し、開催します。 □11月1日(日)14:00〜16:00 □1階交流ホール □定員80人(要申込・先着順)参加料無料 □YouTube(ユーチューブ)ライブ配信を行います。 (11月1日(日)14:00〜 15:50) ★詳細は以下のページをご覧ください。 https://www.library.pref.nara.jp/event/3445 ■2020年度こども能楽教室 能楽のお囃子「大鼓」のお稽古をしてみよう  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ こども能楽教室では、関西の能舞台を中心に活躍するプロの能楽師が、囃子 の道具「大鼓(おおつづみ)」のお稽古を行うほか、奈良と能楽の歴史や演 目についてお話をします。(今年はコロナウイルス感染症予防対策のため、 笛のお稽古は行いません)。日本の伝統芸能について学べる機会です。ぜひ ご参加ください。 □スケジュール 11月5日(木)、19日(木)、12月17日(木)、24日(木)、1月7日(木) 、発表会11日(月祝) □時間・定員 (1)17:30〜18:30、(2)18:40〜19:40 (1)(2)各回10人(要申込・先着順)・参加料無料 □1階交流ホール ※当日参加できません。 ★詳細は以下のページをご覧ください。 https://www.library.pref.nara.jp/event/3379 ■中小企業診断士による体験学習会  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 奈良県立図書情報館では、11月、12月、1月の3回、中小企業診断士に よる体験学習会を開催します。体験学習会は、経営に関する分析や思考の手 法を知りたい方、問題分析や問題解決の手法を身につけたい方などを対象に 講義を行います。 □開催日・プログラム・講師 〇令和2年11月8日(日)「なぜなぜ分析入門」谷村幸治 氏(奈良県中小企 業診断士会 会員) 〇令和2年12月13日(日)「行動経済学入門3 フレーミング理論編」深谷 繁 氏(奈良県中小企業診断士会 会員) 〇令和3年1月17日(日)「世界のビジネスモデルから」上野浩二 氏(奈良 県中小企業診断士会 会員) □体験学習会の各回開催時間 13:00〜16:00(受付12:30〜) □定員 各回15人(要申込・先着順)参加料無料 □会場 1階 交流ホール □一般社団法人 奈良県中小企業診断士会 ※無料相談会は、「奈良県新型コロナウイルス感染症対策本部会議による行 動自粛の判断基準が『フェーズ3』の段階に移行してからの再開とします。 ※新型コロナウイルス感染症の影響による情勢の変化を鑑み、内容の変更や 延期、中止になる場合もあります。 ★詳細は以下のページをご覧ください。 https://www.library.pref.nara.jp/event/3427 https://www.library.pref.nara.jp/event/3436 https://www.library.pref.nara.jp/event/3437 ■学び直し講座「図書館学校」         ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  奈良県立図書情報館では、おもに高校時代の教科科目から、今につながる テーマをピックアップして、もう一度学ぶ「図書館学校」を開校します。 ※新型コロナウイルス感染症の影響による情勢の変化を鑑み、内容の変更や 延期、中止になる場合もあります。 □参加資料費 1科目 各500円 □会場 1階交流ホール 〇申込番号:5【満席】 社会(1):11月11日(水)13:30〜15:00 「師・森浩一の考古学と出会う ―邪馬台国・銅鏡・天皇陵古墳」 今尾 文昭 氏(前奈良県立橿原考古学研究所調査課長、関西大学非常勤講師 ) 〇申込番号:6 理科:11月20日(金)10:00〜11:30 「物理を科学史的に眺める」 伏見 敦 氏 ※申込番号ごとに申込フォームがあります。 ★詳細は以下のページをご覧ください。 https://www.library.pref.nara.jp/event/3441 https://www.library.pref.nara.jp/event/3442 ■法務無料相談会&知識セミナー  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ※第1部知識セミナーのみの開催となります。 無料相談会は、「奈良県新型コロナウイルス感染症対策本部会議による行動 自粛の判断基準が『フェーズ3』の段階に移行してからの再開とします。 □11月15日(日)13:30〜15:00(受付13:00〜) □知識セミナー 13:30〜15:00(質疑応答含む) 「障害年金の基礎知識」 講師:小野啓一 氏(社会保険労務士、ファイナンシャルプランナー) 内容:年金は老後だけではなく、病気やケガなどで障害を負った場合にも年 金が受けられることをご存じでしょうか?このような障害年金についての制 度や要件、手続きについて学習していきましょう。 ★詳細は以下のページをご覧ください。 https://www.library.pref.nara.jp/consultation/3454 ■イベント等の中止について  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 11月中の下記のイベント等は、中止とさせていただきます。 □ITサポートデイ ■新着図書情報(月に1度更新!) ★詳細はこちら★ https://www.library.pref.nara.jp/search/newarrival/index.html ■館の有料施設の予約を受け付けています。 ★詳細はこちら★ https://www.library.pref.nara.jp/guide_payroom/request ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━ ◇2◇ 館長連載 └◇┘「図書情報の文化史」素描編    ━━━━━━━━━━━━━━ 第369回 折口信夫『死者の書』(33)           館長 千田 稔  姫の身をどのようにすべきか、とりまきの人々のいらだちの声が姫の耳に も入ってきたのであろう。姫にとっては、わずらわしいことであった。夜に なって、乳母なども寝息を立て始めた。姫は、そのような様子に心を軽くし た。しかし、人々の不安な声から解放された姫のところに、あの俤の人が近 づいてくるような気配に襲われた。  姫の頭には、当麻語部から聞いた天若御子の伝説が浮かんでくるのだった 。 ついと、凍る様な冷気――。 郎女は目を瞑(つぶ)った。だが――瞬間睫(まつげ)の間から映った細い白い 指、まるで骨のような――帷帳(とばり)を掴んだ片手の白く光る指。 語るまでもなく、俤の人の姿を姫は見ているのだ。墓に葬られた男の身体。 悲しさとも、懐しみとも知れぬ心に、深く、郎女は沈んで行った。山の端に 立った俤びとは、白々とした掌をあげて、姫をさし招いたと覚えた。だが今 、近々と見る其手は、海の渚の白玉のように、からびて寂しく、目にうつる 。 「海の渚の白玉」から浮かぶイメージによって、奈良の都から当麻に至る姿 を、浪と砂の交わる海の中道を行く自分の姿を夢に写す。(つづく) 【おわび】 前号の「館長連載『図書情報の文化史』素描編」の通し番号に誤りがありま したので、以下のとおり、訂正させていただきます。 ・メールマガジンNo.368(10月15日発行)  (誤)第367回 折口信夫『死者の書』(31)  (正)第368回 折口信夫『死者の書』(32) ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━ ◇3◇ 図書情報館からのお知らせ └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━ ■木版画作家 宮田渚 作品展 奈良のほとけさんを中心に  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 宮田さんは奈良県橿原市に移住後版画を始め、「第二のふるさと奈良を旅人 の目でない目で描きたい」との思いから、奈良の風景をテーマにした作品を 制作してきました。昨年に続く今回は、奈良の仏像などをモチーフにした作 品を中心に展示します。 □11月17日(火)〜11月29日(日) □2階エントランス ★詳細は以下のページをご覧ください。 https://www.library.pref.nara.jp/gallery/3451 ■図書館劇場15第3幕  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 図書情報館では、千田 稔館長の公開講座を「図書館劇場」と銘打ち、平成 18年度以来、連続講座を開催しています。なお、本公開講座は、奇数月の第 4日曜日の13:00〜16:00に開催します。 □11月22日(日)13:00〜(開場12:00) □1階交流ホール プログラム ・映像詩 保山 耕一(映像作家) ・講演1 「『日本書紀』その後の読まれ方 そのT 万葉集の場合」千田 稔(当館館長) ・朗読  都築 由美(フリーアナウンサー) ・講演2 「興福寺の歩み 〜受け継ぎ受け渡す〜」辻 明俊(興福寺執事) □参加料500円(当日受付にてお支払いください。) □定員70人(要申込) ★詳細は以下のページをご覧ください。 https://www.library.pref.nara.jp/event/3456 ■声に出して読んで味わう読書会2020  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 声に出して本を読んで、言葉のもつ、響き、独特のリズム舌触りなどを楽し み、内容について感じたことを話し合ってみる読書会形式のイベントです。 参加者と一緒に一冊の本を出発点とし、音読することで物語が目の前に立ち 上がっていく快感や驚きを体感します。 □11月23日18:00〜19:50 ※第5回(12月15日開催)申込みは11月24日から受付ます。 □6回目の予定:1月26日の18:00〜19:50(開場・受付17:30) □1階交流ホール □ファシリテーター:小栗一紅氏(劇作家・俳優・整体師) □取り上げる本:『水はみどろの宮』(石牟礼道子/福音館文庫) □定員等:15名(先着順)・無料・要申込 ※取り上げる本『水はみどろの宮』を購入のうえ、ご参加ください。 ※全6回の予定です。各回の終了翌日から、次回の参加申し込みを受け付け ます。 ★詳細は以下のページをご覧ください。 https://www.library.pref.nara.jp/event/3459 ■図書館寄席 花鹿乃芸亭 第55回  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 奈良市出身の落語家 桂文鹿(かつら ぶんろく)さんプロデュースによる 図書館寄席「花鹿乃芸亭」。近世以来の伝統的話芸であり、世相や風俗の宝 庫でもある落語。古典から新作まで、時代の姿を語りながら現代も映す「語 られる書籍」をお楽しみください。 □11月28日(土)13:30〜(開場12:30) □1階交流ホール プログラム 桂あやめ・桂文鹿 ふたり会 □参加料1,000円(中学生以下500円) ※当日受付にてお支払いください。 □定員80人(先着順・要申込) ※参加申込みの受付は、令和2年11月3日(祝・火)、午前9時より開始しま す。 ★詳細は以下のページをご覧ください。 https://www.library.pref.nara.jp/event/3462 ★(^−^)ノ★資料展示★★★★★★ ■「ブラチスラバ世界 絵本原画展」から−「チェコとスロバキアにふれる 」<開催中>  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 1967年に第1回が開催された世界最大規模の原画コンクールである「ブラチ スラバ世界絵本原画展」の作品を紹介する特別展が2020年10月17日(土)か ら12月13日(日)ま で県立美術館で開催されています。 図書情報館では、この特別展に合わせて、これまでの日本人受賞作品と2019 年にノミネートされた15人の作品を、絵本の豊かな世界にふれる機会となる よう展示します。 また、2020年は日本とチェコ交流100周年に当たることから、チェコとスロ バキアを知るきっかけとなるよう、大人も子どもも楽しめる資料も紹介しま す。 □12月27日(日)まで □3階YAコーナー ★詳細は以下のページをご覧ください。 https://www.library.pref.nara.jp/gallery/3457 ■第55回戦争体験文庫資料展示<開催中> 昭和13年の第3機関銃中隊(1) 〜部隊陣中日誌から  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 当文庫には、歩兵第38連隊に属した第3機関銃中隊の公式記録ともいうべき 、陣中日誌が昭和13年に3か月分残っています。日中戦争開始間もないころ 、戦地における部隊を取り巻く情勢はどのようなものであったかを、本資料 から読み解きます。 □1月28日(木)まで □3階戦争体験文庫展示スペース ★詳細は以下のページをご覧ください。 https://www.library.pref.nara.jp/collection_sentai/exhibition ■世界のブックデザイン2018-19<開催中>  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 2019年3月のライプツィヒ・ブックフェアで公開される「世界で最も美しい 本コンクール」の入選図書とともに、日本、ドイツ、オランダ、スイス、オ ーストリア、カナダ、中国の7つのコンクールで入賞した、優れた書籍約170 点を展示します。今回の「世界で最も美しい本コンクール」には昨年よりひ とつ多い34の国と地域から約600点が応募され、最高賞の金の活字賞と次点 の金賞は、ともにオランダの本が受賞しました。また、2019年は日本とオー ストリアが国交を樹立して150周年にあたる年でした。これを記念し、これ までの受賞図書の中から厳選した20点のオーストリアの本をご紹介します。 会場では本を実際に手に取って確かめ、世界最高峰のブックデザインと造本 技術を楽しんでいただくことができます。 ※発行部数が少ない等の理由で入手困難な本があるため、入賞作すべての展 示ではありません。 □12月27日(日)まで □3階ブリッジ □印刷博物館他 ★詳細は以下のページをご覧ください。 https://www.library.pref.nara.jp/gallery/3458 ★(^o^)ノ★企画展示★★★★★★★ ■ユニセフ写真展<開催中> 長谷部誠大使 ロヒンギャ難民キャンプ訪問〜未来を切り開くために〜  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 世界最大級といわれるバングラデシュのロヒンギャ難民キャンプを訪問した 日本ユニセフ協会の長谷部誠大使が目にした難民キャンプの現状と、将来に 大きな不安を抱えながら生きる人々の姿をパネルで紹介します。 □11月8日(日)まで □2階セミナールーム前 □奈良県ユニセフ協会 ■令和2年度第9回奈良県「子どもの読書活動推進」啓発ポスター展  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 子ども読書活動推進事業の概要と、県内の小・中学校、高校生を対象に読書 活動の楽しさを伝えるポスターのうち優秀作品を展示します。 □11月3日(火)〜11月15日(日) □2階エントランス □奈良県学校教育課 ■〜こどもたちの笑顔を守る〜オレンジリボン・里親推進キャンペーン  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 奈良県の児童虐待の現状と里親制度についてパネル展示します。 □11月3日(火)〜11月15日(日) □2階カフェ横 □奈良県こども家庭課 ■地方消費税啓発パネル展〜お買い物は県内で〜  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 地方消費税制度の概要や奈良県の現状、県内消費の重要性についてパネル展 示します。 □11月10日(火)〜11月15日(日) □2階セミナールーム前 □奈良県税務課 ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━ ◇4◇ 図書館員の気になる一冊(358) └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━ 『日本全国[〇池]さんぽ』 市原千尋著 三才ブックス 2019.8    日本には21万もの池があるといいます。人々の生活を潤すために、池 は多大な努力で維持管理され、感謝や信仰の対象にもなってきました。しか し現在、全国の池はかなりのペースで減少してきているのだそうです。時代 の流れの中で不要になった池が人の手で埋められてしまうことも少なくあり ません。実際、図書情報館が建っているのは「大池」と呼ばれた灌漑用のた め池の跡地です。その一方で、貯水や洪水調節といった従来の機能だけでな く、広い水面を活かした太陽光発電や小水力発電、防災用水機能など池の新 しい活用法も生み出されています。  本書は、七千以上もの湖沼を訪ね歩いた池マニアによる池への愛情がぎっ しり詰まった池の図鑑となっています。著者が「ぜひ訪れてほしい」とおす すめする全国の池を厳選し、島池・山池・里池・人造池・公園池・城池・町 池・寺社池といった独自の8種類に分類して、自身が描いたやさしいタッチ の鳥瞰図とともに紹介・解説しています。  奈良県からは、猿沢池(奈良市)と明神池(下北山村)が挙げられていま す。他にも、池の真ん中に森をのせた島が浮いている浮島の森(和歌山県新 宮市)や近代化産業遺産である石積み堰体の河内貯水池(福岡県北九州市) など興味深い池が数多く紹介されています。今まであまり知らなかった池の 魅力を存分に感じられる一冊です。  秋の行楽シーズンです。ぜひ本書を手に、池と紅葉の風景を楽しみに出か けてみてはいかがでしょうか。(うえはら ちえ) ━━━━━━━━━━━━━━━ ★過去の気になる一冊はこちら★ ━━━━━━━━━━━━━━━ https://www.library.pref.nara.jp/reference/kininaru ┌◇┐━━━━━━━━━━ ◇5◇ ◆編 集 後 記  └◇┘━━━━━━━━━━  11月1日から7日までは「教育・文化週間」です。文部科学省のWEBページ によると、教育・文化週間は、教育や文化への関心と理解を深め充実・振興 を図ることを目的として設けられ、令和2年で62回目を迎えるようです。URL は以下の通りです。 https://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/kyoiku-bunka/  新型コロナウイルス感染症対策をおこないながら、期間中には、全国各地 で教育・文化に関するイベントが開催されます。当館でも館内展示やイベン トを開催する予定です。ご興味のあるイベントにぜひ足を運んでみてはいか がでしょうか。  さて、県立図書情報館メールマガジン「Lib Info NARA−奈良 県立図書情報館通信」第369号をご覧いただき、ありがとうございました。 次回第370号は11月15日(日)に配信する予定です。 ▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△ ◎このメールマガジンは、「まぐまぐ」を利用して発行しています。  http://www.mag2.com/  ◎「まぐまぐ」では、無料メールマガジンに登録された読者のみなさんに、 旬な情報や面白いメルマガをお伝えするオフィシャルメルマガ「まぐまぐニ ュース」を無料でお届けしています。配信が不要の場合は、こちらから解除 できます。  http://www.mag2.com/wmag/ ◎トラブル等の対処については、「読者 まぐまぐ!ヘルプ」のページをご 覧ください。  http://help.mag2.com/read/ ◎当マガジンの解除は、こちらへ。  https://www.library.pref.nara.jp/libinfonara ▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△ 【 県庁各課等のメールマガジン 】 ◇ 読者登録をお願いします!◇ http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-1324.htm ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ┏ 奈良県立図書情報館 ┏ 〒630-8135  ┏ 奈良県奈良市大安寺西1丁目1000番地 ┏ TEL 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