┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓   ┃----------------------------------------------------------┃  _┃  ☆Lib Info NARA −奈良県立図書情報館通信  ┃_  \┃----------------------------------------------------------┃/  /┗┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯┛\   ̄ ̄                              ̄ ̄          2018.9.1  No.317    ■9月の休館日→3日、10日、18日、25日、28日                                □休館日     月曜日(祝日・振替休日にあたるときは、その次の平日)     毎月月末(土・日・月曜にあたるときは、その前の平日)            ┼───────────┼  ┌─────────┤  M E N U  ├─────────┐  │         ┼───────────┼         │  ├○┏━┓                           │  │ ┃1┃トピックス◆9月前半のイベント            │  ├○┗━╋…───────────────────────── │  │ ┏━┓                           │  ├○┃2┃館長連載「図書情報の文化史」             │  │ ┗━╋…───────────────────────── │  ├○┏━┓                           │  │ ┃3┃図書情報館からのお知らせ               │  ├○┗━╋…───────────────────────── │  │ ┏━┓                           │  ├○┃4┃図書館員の気になる一冊                │  │ ┗━╋…───────────────────────── │  ├○┏━┓                           │  │ ┃5┃編集後記                       │  ├○┗━╋…───────────────────────── │  │                               │  └───────────────────────────────┘            ∩∩♪〜 ∩∩ ∩∩                ♪〜(^-^q) q(^0^)p (p^-^)p 〜♪ ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇1◇  ◆トピックス◆9月前半のイベント └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■映像作家・保山耕一氏の作品 常設上映       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 映像作家・保山耕一氏が綴る映像詩『奈良、時の雫(しずく)』からセレク トした作品を月替わりで常設上映する企画。 8月の映像 テーマ 「映像詩・祈りの滝」 9/2(日)まで ★詳細は以下のページをご覧ください! http://www.library.pref.nara.jp/gallery/2760 9月の映像 テーマ 「雄略天皇伝承地」 9/4(火)〜9/30(日)   ■妖怪マーケット       <開催中>  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ あっちに天狗、こっちには河童が!? 図書情報館に妖怪の書籍や絵本、雑貨 、フード、スイーツの楽しいお店がわんさか。妖怪グッズのワークショップ 、紙芝居や読み聞かせ、クイズラリーなどの楽しい参加型イベントも満載! 学んで、楽しむ、妖怪づくしの2日間♪                 □9月1日(土)・9月2日(日)10:00〜16:00 □2階エントランス ★詳細は以下のページをご覧ください!   http://www.library.pref.nara.jp/event/2738 ■妖怪マーケット関連講演・落語会 TALK&RAKUGO 妖怪サミット2018   <本日開催>  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 妖怪マーケット関連企画として、講演・落語会を開催します。                  □9月1日(土)13:30〜15:30(開場12:30) □1階交流ホール プログラム 第一部 「奈良は妖怪の天国!?」奈良で活躍する落語家の桂文鹿さん、妖怪文化研 究家の木下昌美さんのお二人がジャンルを超えて奈良の妖怪について語り合 います。司会は小我野明子さん(編集者) 第二部 「新作妖怪落語」桂文鹿さんが妖怪をテーマにした新作落語も披露します。 大いに笑って、ちょっぴりひやっとする・・・!? そんな噺にご期待ください。 □参加料 大人1,000円 中学生以下500円 (当日受付にてお支払いください。) □当日受付可ですが、事前申込みの方の後にご入場となります。 ★詳細は以下のページをご覧ください!  http://www.library.pref.nara.jp/event/2739 ■「医療・健康相談」              <本日開催>  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 済生会奈良病院、瀬川雅数院長による医療・健康相談です。 気になる体のこと、病気のこと、薬のことなどご相談ください。  □9月1日(土)13:00〜15:00  □3階グループ研修室 □申込不要、先着順、無料。  12:30からグループ研修室前にて番号札を発行いたします。  相談は番号札の順番でお願いします。(先着6名程度) ★詳細は以下のページをご覧ください! http://www.library.pref.nara.jp/consultation/2768 ■妖怪マーケット関連講演会 「天狗と山伏」  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 妖怪マーケット関連企画として講演会を開催します。 天狗といえば、鬼や山姥とならんで日本の妖怪変化の代表格といえます。こ の天狗とはいったいどういうものでしょうか。天狗の起源は諸説ありますが 、いずれの天狗も山伏のいでたちをしていることでは共通しています。現役 の大峯山伏である田中利典さん(総本山金峯山寺 長掾A種智院大学客員教 授)をお招きし「天狗と山伏」についてお話をうかがいます。                  □9月2日(日)14:00〜15:00(開場13:00) □1階交流ホール □参加料 無料 □要申込 ★詳細は以下のページをご覧ください!  http://www.library.pref.nara.jp/event/2740 ■学び直し講座「図書館学校」 第2期 開講     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 奈良県立図書情報館では、主として高校時代の教科科目から、今に繋がるテ ーマをピックアップし、もう一度学び直す講座「図書館学校」を開講します 。1年を3期に分け、3ヶ月を単位に受講者を募集します。各期3分の2以 上受講された方には、修了証を授与します。 9月4日(火)10:00〜11:30、千田館長による開校記念講座「ハ ザードマップを読む」からはじまります。 □開講日程等:第2期(9月4日(火)〜11月29日(水)) ※平日の10:00〜11:30または13:30〜15:00 ※講師の都合により、開講日時を変更することがあります。 □1階交流ホール □参加資料費:1人 2,000円(当日受付にてお支払いください。) □要申込・定員100名   <※ 申込みは、終了しています。> ★詳細は以下のページをご覧ください!  http://www.library.pref.nara.jp/event/2765 ■明治150年記念講演会【吉野町】  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 明治改元(1868年)から150年の節目を迎える本年、これを記念し、 あらためて明治期を振り返る催しが各地で展開されています。旧来の体制が 一新され、近代国家としての基礎が築かれていった明治期は、各地でそれぞ れの地域特有の変化が起こりました。 図書情報館では、県内の市町村と連携し、そのような時代に起こった当該地 の出来事をテーマに、現代に繋がる明治期について考える機会としていただ く講演会を開催します。 □9月8日(土)14:00〜16:00(開場13:00) □吉野町 金峯山寺聚法殿(吉野山ビジターセンター2階) □プログラム 講演@ 未曾有の法難「神仏分離廃仏毀釈」の嵐       田中 岳良 師(金峯山修験本宗 芳山一佛堂 住職) 講演A 「修験道の成立と道教」       千田 稔(奈良県立図書情報館長) □参加料 無料 □定員 100名(要申込・先着順) ★申込み方法★ 当館のホームページ「申込みフォーム」、FAX(0742−34−277 7)、 電話(0742−34−2111)、往復ハガキ、来館(2F貸出・返却カ ウ ンター)にて受け付けます。  ○郵便番号・住所 ○お名前 ○電話番号・FAX番号  「明治150年記念講演会」とご記入の上、お申込みください。  ※1通につき2名までお申込み可能です。(2名参加の場合は「2名参加 」 と明記してください。)  ※FAXでのお申込みの場合は、必ずFAX番号もお書きください。  ※往復はがきでお申込みの場合は、返信用ハガキの表に、送付先の郵便番 号、住所、氏名を必ず記入してください。 ★詳細は以下のページをご覧ください!  http://www.library.pref.nara.jp/event/2744 ■こども図書室  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ オープン中はいつでも自由に本が読めます。 時間中「読み聞かせ」と「紙芝居」もあります。 □9月8日(土)13:00〜16:00 □2階授乳室奥 ★詳細は以下のページをご覧ください! http://www.library.pref.nara.jp/event/2626 ■企画展示:吉野町森林セラピー基地5周年記念 歴史と再生の地「吉野」〜悠久の風景 木のまち吉野 癒しの森〜 関連イベント ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄講演会や木工クラフト体験、桜茶のおもてなしなどを実施しま す。 □9月9日(日) □2階エントランス □講演「森林セラピーとは?」  講師:花谷 喜美代 氏(吉野町森林セラピー事務局兼吉野町美林案内人 )     午前の回:11:00〜11:30 午後の回:14:00〜14:30   事前申込不要 □木工クラフト体験:吉野材(杉・桧)を使ってキーホルダー作り 10時〜16時 限定50個(なくなり次第終了) 参加費 350円(材料費) □桜茶のおもてなし 10時〜 限定100杯(なくなり次第終了) □主催:一般社団法人 吉野ビジターズビューロー ★詳細は以下のページをご覧ください! http://www.library.pref.nara.jp/gallery/2770 ■オーストリア文化フォーラムプレゼンツ 「トリオ・イメーシオ コンサート」  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ オーストリア文化フォーラム・オーストリア大使館の協力により「トリオ・ イメーシオ コンサート」を開催します。 異なる背景を持つ3人の音楽家が集まり、それぞれの違いを活かしながら、 巧みに表現することに成功しているトリオ・イメーシオの演奏をお楽しみく ださい。 □9月9日(日)16:00〜(開場15:00) □1階 交流ホール □演奏:トリオ・イメーシオ ヴィラ・ツック(ヴァイオリン) ネマニア・スタンコヴィッチ(チェロ) マリアム・ヴァルツェラシビリ(ピアノ) □プログラム フランツ・シューベルト  ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調作品100  ベルンハルト・ガンダー  邪悪な性格の小曲集  1.強欲 2.悲嘆I 3.嫉妬 4.悲嘆U 5.吝嗇 6.嘆きV ※ 予告なく曲目、曲順等を変更する場合があります。 ※ 未就学児童の入場はご遠慮ください。 □参加料 無料 □定員 200名(要申込・先着順) ★申込み方法★ 当館のホームページ「申込みフォーム」、FAX(0742−34−277 7)、 往復ハガキ、来館(2F貸出・返却カウンター)にて受け付けます。  ○郵便番号・住所 ○お名前 ○電話番号・FAX番号  「トリオ・イメーシオ コンサート」とご記入の上、お申込みください。  ※1通につき2名までお申込み可能です。(2名参加の場合は「2名参加 」 と明記してください。)  ※FAXでのお申込みの場合は、必ずFAX番号もお書きください。  ※往復はがきでお申込みの場合は、返信用ハガキの表に、送付先の郵便番 号、住所、氏名を必ず記入してください。  ※電話申込み不可 ★詳細は以下のページをご覧ください!  http://www.library.pref.nara.jp/event/2764 ■知的書評合戦 ビブリオバトル#94  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 本好きな人が集まって、それぞれのおすすめの本をPRするビブリオバトル 。 94回目のテーマは「月」。 □9月15日(土)開始13:30(開場13:00)  □2階 メインエントランス □発表される方は、テーマ「月」に沿う本をお持ちください。参加無料、観 戦のみの参加もできます。 ★詳細は以下のページをご覧ください!  http://www.library.pref.nara.jp/event/2771 ■ITサポーターズによる「ITサポートデイ」  ★詳細はこちら★   └→http://www.library.pref.nara.jp/supporter/index.html ■新着図書情報(月に1度更新!)  ★詳細はこちら★   └→http://www.library.pref.nara.jp/search/newarrival/index.html ■館の有料施設の予約を受け付けています。県立図書情報館ホームページの  有料施設利用案内のページをご覧ください。  ★詳細はこちら★   └→http://www.library.pref.nara.jp/guide_payroom/info ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇2◇  ◆館長連載「図書情報の文化史」素描編      └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 第317回 和辻哲郎『日本古代文化』(3) 館長 千田 稔 前回に、和辻は日本石器時代人を追い払って新人種が変わったという形跡は ないと述べたことを紹介した。しかし、和辻の時代から今日に至るまで人類 学研究の進化は、遺伝子などから、国際的に各地の人類の移動と形成につい て論議されるようになった。 ここでは、2010年国立科学博物館におけるシンポジウム「日本人起源論を検 証する」の記録から、中橋孝博・飯塚 勝氏の研究成果の概要を紹介したい 。  北部九州の弥生開始期の遺跡では、縄文時代の生活用具が多く占めるので 、縄文時代人を圧倒するような弥生時代人の渡来は考えがたい。稲作文化を もった少数の渡来人がやってきたと思われる。ところが、数百年後の弥生中 期頃になると、当地の住人の殆どが同時代の大陸から来た弥生人に似た人々 で占められていった。土着の縄文人が弥生文化を受け入れて弥生社会を形成 したとしたら、弥生中期の住人は縄文人的になるはずだが、実際はそうはな っていない。これらの事実を説明するには、少数の渡来人がその後の数百年 間に当地の人口の殆どを占めるに至るようなったと考えざるをえない。そこ で、数理モデルを用いてシミュレ−ション手法による結果、これまで北部九 州で確認されている弥生人の高い人口増加率をもってすれば、そうした人口 比の逆転(少数派から多数派へ)は十分可能であると確認出来た。つまり、 当地で起きた弥生革命は、土着集団による先進文化の受容現象というよりは 、やはり当初より渡来人が牽引役となって自身の人口を増やしながら実現し ていったものと考えるのが妥当であろう。 やはり、稲作農業の生産性の高さが人口支持力の強さを示唆するものである 。                           (つづく) ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇3◇  ◆図書情報館からのお知らせ └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★(^−^)★イベントのお知らせ★★★★★★★★ ■大阪ガス presents「イストワールhistoire」 「朗読」ワークショップ2  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 劇作家であり俳優としても活躍する小栗一紅さんによる朗読ワークショップ です。 □9月16日(日)、10月21日(日)、11月18日(日) □10:00〜12:00(各日とも) □講師:小栗一紅(大正まろん)劇作家・俳優・整体師 朗読劇「みつめればそこに」「ちひさきもののうた」の作・演出家 □1階交流ホール □参加料 各回1,500円(1回のみの参加も可) □内容:簡単なストレッチ・発声・朗読(初めてでも大丈夫) □持ち物:動きやすい服装・飲み物・筆記用具 □定員:20名(先着順)・要申込  お申し込みは、メール(ogurikazue@yahoo.co.jp)で受付。 件名を「朗読WS」とし、○お名前○年齢○参加希望日をご記入ください。 □お問い合わせ:大阪ガス(株)エネルギー・文化研究所都市魅力研究室         TEL.06−6205−2366 ★詳細は以下のページをご覧ください!   http://www.library.pref.nara.jp/event/2603 ■図書館劇場13 第3幕 「歴史文化を語る」3  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 当館の定番シリーズ、千田館長の公開講座も今年度で13年目となりました 。 今年度のテーマは「歴史文化を語る」です。                  □9月23日(日)13:00〜16:00(開場12:00) □1階交流ホール プログラム 講演@ 飛鳥以前 「雄略天皇−国の形を作った天皇−」 千田稔(当館館長) 朗読×映像詩 黒岩重吾著 「ワカタケル大王」(文藝春秋) 都築由美(フリーアナウンサー)×保山耕一(映像作家) ※保山耕一さんは作品映像の提供のみ。登壇はありません。 また、保山さんのDVD販売はありません。 講演A 「大和路 万葉四季の花」  尾上 ツヤ子(万葉植物研究家、元奈良県自然環境保全審議委員) □参加料:1名500円(当日受付にてお支払いください。) □要申込・定員200名(定員になり次第締め切ります。先着順。) ★申込み方法★ 当館のホームページ「申込みフォーム」、FAX(0742−34−277 7)、 電話(0742−34−2111)、往復ハガキ、来館(2F貸出・返却カ ウ ンター)にて受け付けます。  ○郵便番号・住所 ○お名前 ○電話番号・FAX番号  「図書館劇場13第3幕申込み」とご記入の上、お申込みください。  ※1通につき2名までお申込み可能です。(2名参加の場合は「2名参加 」 と明記してください。)  ※FAXでのお申込みの場合は、必ずFAX番号もお書きください。  ※往復はがきでお申込みの場合は、返信用ハガキの表に、送付先の郵便番 号、住所、氏名を必ず記入してください。 ★詳細は以下のページをご覧ください!  http://www.library.pref.nara.jp/event/2749 ■大安寺歴史講座 Ver.9  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  南都七大寺の一つ大安寺による歴史講座。Ver.9の講師は木下正史氏(東 京学芸大学名誉教授)です。テーマは、「国家筆頭の大寺を探る」 □第3回10月20日(土) 「B−東アジア諸国の国家寺院:北魏永寧寺・新羅皇龍寺・百済弥勒寺−」 □13:00〜15:00 □1階交流ホール □参加料 1,000円  お申し込みは、電話(090−4293−2309 小林宛)   またはメール(narastagclub2008@gmail.com)で受付。 ★詳細は以下のページをご覧ください! http://www.library.pref.nara.jp/event/2661   ★(^o^)ノ★企画展示★★★★★★★★ ■奈良の妖怪をウォッチ!             <開催中>  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 絵本や紙芝居で活躍するなかたにゆかさんが想像を巡らせて、奈良に伝わる 妖怪エピソードのいくつかをビジュアル化しました。動物が変身したもの、 おそろしい悪霊など、かつて奈良の人々が出会った妖怪たちの姿を、ぜひお 楽しみください。そしてふと気づけば、今あなたの隣にも怪しい影がそっと 寄り添っているかもしれません……。   □9月2日(日)まで □2階エントランス ★詳細は以下のページをご覧ください! http://www.library.pref.nara.jp/gallery/2742 ■リニア中央新幹線展              <開催中>  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ リニア中央新幹線の概要について、パネル展示、パンフレット等で紹介しま す。   □9月2日(日)まで □2階エントランス □主催:奈良県地域交通課 ■ゲートキーパーパネル展  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ゲートキーパーとは、悩みを抱えた人に「気づき」、話を「聴き」、適切 な 相談機関に「つなぎ」、「見守る」人のことです。 「県民ひとり一人がゲートキーパー!」を目標に、自殺者を減らす取り組み やゲートキーパーについてパネルで紹介します。 □9月4日(火)〜9月9日(日) □2階セミナールーム前 □主催:奈良県精神保健福祉センター ■吉野町森林セラピー基地5周年記念 歴史と再生の地「吉野」〜悠久の風景 木のまち吉野 癒しの森〜 ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 吉野町は平成24年に県内で初めて「森林セラピー基地」の認定を受けまし た。このセラピー基地認定5周年を記念し、森林セラピーの概要と吉野町の 2コース、「吉野・宮滝 万葉コース」と「神仙峡 龍門の里コース」の案 内、木の町・森林セラピーの基地吉野町をパネルで紹介します。 □9月4日(火)〜9月9日(日) □2階エントランス □主催:一般社団法人 吉野ビジターズビューロー ■薬用植物・生薬・漢方薬って何だろう?  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 薬用植物・生薬・漢方薬についての説明パネルの展示、実際の植物や標本の 展示、実際に見たり、手にとって確認していただくことができる生薬等も展 示します。 □9月11日(火)〜9月17日(月・祝)まで □2階エントランス □主催:奈良県薬事研究センター ■動物愛護センターの紹介            ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 奈良県の動物愛護センターの収容動物の現状、譲渡事業、適正飼養等につい て、奈良県内の学校に向けて行っている「いのちの教育」プログラムについ てパネルで紹介します。 □9月11日(火)〜9月17日(月・祝)まで □2階セミナールーム前 □主催:奈良県うだ・アニマルパーク振興室 ★(^−^)ノ★図書展示★★★★★★★★ ■「妖怪マーケット」関連企画 異界へようこそ あやかしの世界       <開催中>  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 妖怪マーケットの関連展示です。 妖怪とは何か、人と妖怪との関わりが時代によってどう変化したのか、当館 資料を通じて知る機会となるよう、妖怪が描かれた絵巻物や民話伝説など妖 怪に関する図書等を展示します。 また、9月2日の講演者・金峯山寺長搏c中利典氏 の著作や、本年1月にフ ランス で開催され た「第45回アングレーム国際漫画祭」で「遺産賞」 を 日本人3人目として受賞した奈良県五條市ゆかりの漫画家楳図かずお氏の関 連図書も紹介します。 □9月2日(日)まで □3階貸出・返却カウンター前 ★詳細は以下のページをご覧ください! http://www.library.pref.nara.jp/gallery/2737 ■「夏のとも 〜どんとこい!読書感想文 2018」     <開催中>  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 夏休みの宿題といえば読書感想文! 学生の皆さんからは毎年、「何を読ん だらいいのかわからない」「どんなふうに書けばいいのかわからない」など たくさんの問い合わせがあります。図書情報館では、青少年読書感想文全国 コンクール課題図書をはじめ、読書感想文を書くためのおすすめ本を展示し ています。 □9月27日(木)まで □3階YAコーナー ★詳細は以下のページをご覧ください! http://www.library.pref.nara.jp/gallery/2711 ■大和から奈良へ〜150年の記憶とつながり〜     <開催中>  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 明治150年記念図書展示として、維新の魁といわれる天誅組の変から、当 館の前身である県立戦捷紀念図書館が開館した明治末期までの奈良を振り返 ります。 また、廃仏毀釈などの負の側面も含めた様々な出来事を紹介し、図書その他 の資料で、明治と現代のつながりを探ります。 □10月30日(火)まで □3階ブリッジ、3階戦争体験文庫、2階情報資料スペース ★詳細は以下のページをご覧ください! http://www.library.pref.nara.jp/gallery/2779 ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇4◇  ◆図書館員の気になる一冊(205)  └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『「終活」を考える : 自分らしい生と死の探求』 浅見 昇吾 編 上智大学出版 2017.3  昔から一人の空間・時間に身を置くと、もし自分の余命があと1年だとわ かったとき何か新しいことを始めるだろうか、半年だったときは何かやり残 したことはないだろうか、3ヶ月だったら・・・と自問自答することが習慣 化しています。今ではこの方法は、悔いの残らない人生を歩めるよう自分に 向き合う一つの手段となっています。さて、そんなことを考えていると、副 題の「自分らしい生と死の探究」が気になって本書を手に取ってみました。  本書は、上智大学の社会人講座のスピーカーを中心に、様々な立場の執筆 者が、幅広い視点から終活について論じています。終活という言葉は2009年 に『週刊朝日』が使ったのが初めてだそうですが、当初の終活は主にお墓や 葬儀の事前準備が話題の中心でした。しかし、終活の普及とともにその意味 に広がりが出てきており、終活カウンセラー協会の定義では「人生の終焉を 考えることを通じて自分をみつめ今をよりよく自分らしく生きる活動」との ことです。このような広義の終活を念頭に置き執筆された本書は、単なるノ ウハウの紹介ではなく、老後、介護、地域医療、終末期医療、死生観におよ ぶまでそれぞれの執筆者の知識と経験に裏打ちされた終活論が展開されてい ます。 この意味での終活では、十人十色の終活の在り方が模索されます。そして自 己決定権という考え方が中心に据えられます。いいかえれば、死ぬまで自分 の人生に責任を持って生きるということでしょうか。しかしこの自己決定権 という考え方の普及には、肯定的な側面がある一方で、自分らしく生きたく とも生きられない現代社会の矛盾があります。地縁・血縁の希薄化、核家族 化、経済格差、少子高齢化、過疎化、医療保険や介護保険といった制度的な 問題など現代の社会問題が終活を行う上においても根深く関係しています。 本書を一読して、日々生と死に向き合う執筆陣をもってしても、終活に正解 というものはないのだとあらためて考えさせられました。多様化する現代社 会にあって、人の生と死についても選択肢が増え続けています。生き方に答 えはないし、人生の終焉まで自分らしさを貫徹することは容易ではありませ んが、生ある今という時間を見つめなおす一助となる1冊です。 (まつだ のりこ)        ┌─────────────┐   ▼▼▼▼▼│過去の気になる一冊はこちら│▼▼▼▼▼        └─────────────┘   http://www.library.pref.nara.jp/reference/kininaru ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇5◇  ◆編 集 後 記 └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 9月になりました。図書情報館では、1日・2日は妖怪マーケット、落語会 や講演会、妖怪関連の図書展示などを開催します。9日にはコンサートも開 催します。ぜひ、図書情報館へお運びください。皆様のお越しをお待ちいた しております。 事前申込みが必要なイベントもお知らせしています。お申し込みをお待ちい たしてたしております さて、県立図書情報館メールマガジン「Lib Info NARA−奈良県 立図書情報館通信」第317号をご覧いただき、ありがとうございました。 次回第318号は9月15日(土)に配信する予定です。 ▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△ ◎このメールマガジンは、「まぐまぐ」を利用して発行しています。  http://www.mag2.com/   「新着情報版」「ウィークリーまぐまぐ」の配信が不要な場合は、こちら  で解除できます。  http://www.mag2.com/wmag/ ◎トラブル等の対処については、「読者 まぐまぐ!ヘルプ」のページをご  覧ください。  http://help.mag2.com/read/ ◎当マガジンの解除は、こちらへ。  http://www.library.pref.nara.jp/libinfonara ▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△ 【 県庁各課等のメールマガジン 】 ◇ 読者登録をお願いします!◇      http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-1324.htm ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ┏┏┏ 奈良県立図書情報館 ┏┏  〒630-8135 奈良県奈良市大安寺西1丁目1000番地 ┏   TEL 0742-34-2111 FAX 0742-34-2777 ┌   HP http://www.library.pref.nara.jp ┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌