┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓   ┃----------------------------------------------------------┃  _┃  ☆Lib Info NARA −奈良県立図書情報館通信  ┃_  \┃----------------------------------------------------------┃/  /┗┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯┛\   ̄ ̄                              ̄ ̄          2017.11.1  No.297    ■11月の休館日→6日、13日、20日、27日、30日                                 □休館日     月曜日(祝日・振替休日にあたるときは、その次の平日)     毎月月末(土・日・月曜にあたるときは、その前の平日)            ┼───────────┼  ┌─────────┤  M E N U  ├─────────┐  │         ┼───────────┼         │  ├○┏━┓                           │  │ ┃1┃トピックス◆11月前半のイベント           │  ├○┗━╋…───────────────────────── │  │ ┏━┓                           │  ├○┃2┃館長連載「図書情報の文化史」             │  │ ┗━╋…───────────────────────── │  ├○┏━┓                           │  │ ┃3┃図書情報館からのお知らせ               │  ├○┗━╋…───────────────────────── │  │ ┏━┓                           │  ├○┃4┃図書館員の気になる一冊                │  │ ┗━╋…───────────────────────── │  ├○┏━┓                           │  │ ┃5┃編集後記                       │  ├○┗━╋…───────────────────────── │  │                               │  └───────────────────────────────┘            ∩∩♪〜 ∩∩ ∩∩                ♪〜(^-^q) q(^0^)p (p^-^)p 〜♪ ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇1◇  ◆トピックス◆11月前半のイベント └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■対談&映画上映会「シルク」  〜イタリアの人気小説家 アレッサンドロ・バリッコ氏を迎えて〜                   ※満席により受け付け終了しました  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ アレッサンドロ・バリッコ氏はトリノ生まれの人気小説家。数ある作品の中 でも独演脚本『ノヴェチェント』はG.トルナトーレにより『海の上のピア ニスト』として映画化され大ヒット作品となりました。今回はアレッサンド ロ・バリッコ氏とイタリア文化会館-大阪 館長であるステファノ・フォッサ −ティ氏の対談を行います。 対談のあとは、バリッコ氏の小説『絹』を原作とした映画『シルク』を鑑賞 していただきます。マイケル・ビット、キーラ・ナイトレイ、役所広司、中 谷美紀、芦名星ら国を超えた豪華キャストの迫真の演技と、坂本龍一の楽曲 をお楽しみください。 □11月4日(土)14:00〜17:00(予定)開場13:30  □出演:アレッサンドロ・バリッコ氏(小説家)      ステファノ・フォッサーティ氏(イタリア文化会館-大阪 館長 )   通訳:中井美訪子氏(イタリア文化会館-大阪 講師) □演題:「イタリア人の目を通じての東洋」 □1階交流ホール  □要申込み、無料 ★詳細は以下のページをご覧ください! http://www.library.pref.nara.jp/event/2501 ■「法務無料相談会&知識セミナー」  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  気になる法律問題について、行政書士・社会保険労務士が専門家の立場か  らアドバイスする無料相談会を開催します。  ※相談員は行政書士と社会保険労務士です。税務相談はできません。  秘密厳守です。お気軽にご相談ください。  □11月5日(日)13:30〜17:00  □1階交流ホール  □第1部13:30〜知識セミナー                                             テーマ「家族構成から考える相続対策」       講師:三好重孝 (二級ファイナンシャル技能士、宅地建物取引士、行政書士)   第2部15:00〜無料相談会(受付順・先着10名程度)                 会場で13時から整理券を発行します。  □申込み不要、無料(当日、直接会場にお越しください。) ★詳細は以下のページをご覧ください! http://www.library.pref.nara.jp/consultation/2494 ■中小企業診断士による 体験学習会&無料経営相談会  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  国家資格の経営コンサルタント、中小企業診断士による「体験セミナー」  と無料の「経営相談会」を開催します。  特に「体験学習会」は、学校や会社などあらゆる場面で役に立つ内容で  すので、興味のある方はぜひ参加してみてください!  □1階交流ホール(体験学習会及び無料経営相談会)  □11月12日(日)――――――――――――――――   体験学習会「“自分らしく生きる”初めての人生設計講座」   講師:奈良県中小企業診断士会 会員 梶 純子氏   13:00〜16:00(受付10:00〜)先着15名、無料 □12月24日(日)――――――――――――――――   体験学習会「目標達成を阻む問題を乗り越えるためのシンプルな思考法 」   〜「教育のためのTOC」の思考ツールを活用した、目標実現のための Win-Winの解決策のつくり方〜   講師:奈良県中小企業診断士会 会員 長 雅規氏 13:00〜16:00(受付10:00〜)先着15名、無料 □1月14日(日)――――――――――――――――   体験学習会「創業入門」   講師:奈良県中小企業診断士会 会員 香川 登志雄氏  13:00〜16:00(受付10:00〜)先着15名、無料  □無料経営相談会 各日10:30〜16:00(受付10:00〜) ★体験学習会申込み方法   当館のホームページ「申込みフォーム」、FAX(0742-34-2777)、   来館(2F貸出・返却カウンター)にて受け付けます。   ○郵便番号・住所 ○お名前 ○電話番号・FAX番号   ○参加希望日 をご記入の上、お申込みください。 ★詳細は以下のページをご覧ください! http://www.library.pref.nara.jp/event/2497 http://www.library.pref.nara.jp/event/2498 http://www.library.pref.nara.jp/event/2499 ■学び直し講座「図書館学校」開講中   ※満席により受付終了しました             ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  奈良県立図書情報館では、主として高校時代の教科科目から、今に繋がる テーマをピックアップし、もう一度学び直す講座「図書館学校」第2期を開 講しています。1年を3期に分け、3ヶ月を単位に受講者を募集します。各 期3分の2以上受講された方には、修了証をお渡しします。                  □第2期 9〜11月   いずれも平日の10:00〜11:30または13:30〜15:00 □1階交流ホール  □要申込・参加資料費:1名2,000円(当日受付にてお支払いくださ い。)   ★詳細は以下のページをご覧ください!    http://www.library.pref.nara.jp/event/2463 ■図書情報館ITサポーターズによる「ITサポートデイ」  ☆詳細はこちら☆   └→http://www.library.pref.nara.jp/supporter/index.html ■新着図書情報(月に1度更新!)  ☆詳細はこちら☆   └→http://www.library.pref.nara.jp/search/newarrival/index.html ■館の有料施設の予約を受付けています。県立図書情報館ホームページの有  料施設利用案内のページをご覧ください。  ☆詳細はこちら☆   └→http://www.library.pref.nara.jp/guide_payroom/info ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇2◇  ◆館長連載「図書情報の文化史」素描編 └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  ●第297回 梅棹忠夫『日本とは何か』(7) 館長 千田 稔  ヨーロッパと日本が地球という球体において、反対といってよいほど距離 がへだたっているのに、歴史の進化が同じであることに、梅棹氏は注目し、 日本はアジアにありながら、アジア諸国の歴史的進化とは異なるといったと 、前号で述べた。  梅棹氏の説は、地球上の地域が、すべて同じような方向性をもって進化す るものとするこれまでの定説的な考えに異論をとなえるもので、すべての地 域が定まったレールの上を走り、同じ到達点に達するのでないという。その ような考えを構築するために生態学的な視角から世界の歴史を読み取ろうと する。  生態学は、本来は生物学の用語で動物と自然とのつながりを調べる研究領 域である。近年では、環境問題を取り上げる時に、よく耳にすることばとし て一般的に流布し、極めて簡略化した言い方をすれば、自然環境と人間の関 係を議論する時に使われる。  梅棹氏は生態学において使われる遷移(サクセッション)という概念を人間 の歴史的変化に適用する。生態学の用語である遷移は、例えば植物の群落が 次々に構成する植生を変化させて、最終の安定した状態 (極相 climax) へ と変化していくプロセスのことをいう。ということは、人間の歴史は自然環 境との関連のもとで解釈をすることが可能であるという。梅棹氏は次のよう に述べる。 遷移とよばれる現象は、主体と環境の相互作用の結果が蓄積され、それまで の生活様式ではやっていけなくなって、あたらしい生活様式にかわるときに おこる現象です。もうすこしむずかしいいい方をしますと、主体、環境系の 自己制御です。条件がちがえば運動法則がことなるのはあたりまえのことで す。 人間の歴史をそこまで単純化して説明できるのか。(つづく)     ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇3◇  ◆図書情報館からのお知らせ └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★(^−^)★イベントのお知らせ★★★★★★★★ ■【岩波文庫創刊90年記念イベント】 岩波文庫から日本文化を考える連続対談 第一部「アジアについて考える」     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 岩波文庫は、岩波書店創業者岩波茂雄が「古今東西の典籍を厳選しつつ人々 の心の糧として提供する」理念のもと、1927年に創刊。文学・思想・歴 史・地理・美術・哲学・宗教・法律・政治・経済など諸分野の「人々に読み 継がれる」名著名作を刊行し続けてきました。その数は累計約6千点。日本 の出版界が誇る「古典の宝庫」です。 図書情報館ではこのことを顕彰し、日本文化をテーマとした連続対談を開催 します。第一部は「アジアについて考える」をテーマに開催します。 □11月18日(土)13:00〜16:00(開場12:30)  □1階交流ホール  □対談1:「岩波文庫からみた大和」−歴史・人・書物−  鹿谷 勲氏(奈良民俗文化研究所代表)        千田 稔(当館館長) 対談2: 岡倉覚三「茶の本」(岩波文庫)  鍵岡 正?氏(元岡山県立美術館館長)   池田 久代氏(元皇學館大学教授)  □参加無料 □要申込・定員100名(定員になり次第締め切ります。先着順。) ★申込み方法   当館のホームページ「申込みフォーム」、FAX(0742-34-2777)、   電話(0742-34-2111)、往復ハガキ、来館(2F貸出・返却カウンター )にて受け付けます。   ○郵便番号・住所 ○お名前 ○電話番号・FAX番号   「岩波文庫から日本文化を考える連続対談 第一部申込み」とご記入の 上、お申込みください。   ※1通につき2名までお申込み可能です。(2名参加の場合は「2   名参加」と明記してください。)   FAXでのお申込みの場合は、必ずFAX番号もお書きください。   往復はがきでお申込みの場合は、返信用ハガキの表に、送付先の郵便   番号、住所、氏名を必ず記入してください。 ★詳細は以下のページをご覧ください!   http://www.library.pref.nara.jp/event/2502 ■知的書評合戦ビブリオバトル#84    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  本好きな人が集まって、それぞれのオススメ本をPRするビブリオバトル 。   84回目のテーマは「家」。おすすめの本をお待ちしています。  □11月18日(土)開始13:30(開場13:00) □2階メインエントランス □発表される方は、テーマ「家」に沿う本をお持ちください。  参加無料、観戦のみの参加もできます。参加申込み受付中! ★申込み方法   当館のホームページ「申込みフォーム」またはFAX(0742-34-2777) でお申し込み下さい。    ★詳細は以下のページをご覧ください!   http://www.library.pref.nara.jp/event/2488 ■聖徳太子を学ぶ連続公開講座 第3回    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 平成33(2021)年の聖徳太子没後1400年に向け、聖徳太子にまつ わる伝承を取り上げてその魅力を紹介する「聖徳太子を学ぶ連続公開講座? 〜わが町と聖徳太子〜 」(全7回)を開催します。 今年度は、聖徳太子が往来したとされる斑鳩と飛鳥を結ぶ「太子道」に焦点 をあて、その沿道の町村等とも連携して実施します。 第3回の会場は三宅町。町のボランティアグループによる様々な発表や、当 館の千田館長による連続講演「聖徳太子絵伝を読む3」をお聴きいただきま す。会場で利用者カードの発行や、本の貸し出しを行う「出前図書館」も開 催します。 □11月19日(日)14:00〜(開場13:00)  □三宅町文化ホール 1階ホール □プログラム 天平の舞(踊り)ほか 三宅ボランティアガイド 太子道に残ることがらについての語り 三宅町・語り部の会 うべな座 「聖徳太子絵伝を読む3」 千田 稔(奈良県立図書情報館長)  □参加無料 □要申込・定員200名(定員になり次第締め切ります。先着順。) ★申込み方法   当館のホームページ「申込みフォーム」、FAX(0742-34-2777)、   電話(0742-34-2111)、往復ハガキ、来館(2F貸出・返却カウンター )にて受け付けます。   ○郵便番号・住所 ○お名前 ○電話番号・FAX番号   「聖徳太子を学ぶ連続公開講座第3回」とご記入の上、お申込みくださ い。   ※1通につき2名までお申込み可能です。(2名参加の場合は「2   名参加」と明記してください。)   FAXでのお申込みの場合は、必ずFAX番号もお書きください。   往復はがきでお申込みの場合は、返信用ハガキの表に、送付先の郵便   番号、住所、氏名を必ず記入してください。 ★詳細は以下のページをご覧ください!   http://www.library.pref.nara.jp/event/2492 ■図書館劇場12第4幕「大和から探る日本文化」  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  当館の定番シリーズ、千田館長の公開講座も今年度で12年目となりまし た。今年度のテーマは「大和から探る日本文化」です。                  □11月26日(日)13:00〜16:00(開場12:00)  □1階交流ホール  □講師:浮世博史氏(西大和学園高等学校教諭)「歴史教科書にみる奈良 と文化」 千田稔(当館館長)「邪馬台国直前(2)山陰地方の二つの遺跡をめぐって 」   朗読:都築由美氏(フリーアナウンサー)  □参加料:1名500円(当日受付にてお支払いください。) □要申込・定員200名(定員になり次第締め切ります。先着順。) ★申込み方法   当館のホームページ「申込みフォーム」、FAX(0742-34-2777)、   電話(0742-34-2111)、往復ハガキ、来館(2F貸出・返却カウンター )にて受け付けます。   ○郵便番号・住所 ○お名前 ○電話番号・FAX番号   「図書館劇場第4幕申込み」とご記入の上、お申込みください。   ※1通につき2名までお申込み可能です。(2名参加の場合は「2   名参加」と明記してください。)   FAXでのお申込みの場合は、必ずFAX番号もお書きください。   往復はがきでお申込みの場合は、返信用ハガキの表に、送付先の郵便   番号、住所、氏名を必ず記入してください。 ★詳細は以下のページをご覧ください!   http://www.library.pref.nara.jp/event/2491 ■図書館寄席「花鹿乃芸亭(はなしかのうんてい)」第44回  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  近世以来の伝統的話芸であり世相や風俗の宝庫でもある落語を、図書館  で楽しむことができる「花鹿乃芸亭」!  奈良県出身の落語家 桂文鹿(かつらぶんろく)さんプロデュース。 特別企画は露の眞さんによる「どじょうすくい」です。お楽しみに♪  □12月3日(日)開演13:30(開場12:30)  □1階交流ホール  □プログラム・出演者   桂弥太郎「開口一番」、桂文鹿「(ま)と(み)」、明石家のんき「お 楽しみ」 中入り   ★特別企画あんな芸・こんな芸  露の眞さんによる「どじょうすくい」   桂文鹿「土橋萬歳」   三味線 はやしや薫子 □参加料:1名1,000円(中学生以下500円)   ※当日受付にてお支払いください。   ★申込み方法   当館のホームページ「申込みフォーム」、FAX(0742-34-2777)、   電話(0742-34-2111)、往復ハガキ、来館(2F貸出・返却カウンター )にて受け付けます。   ○郵便番号・住所 ○お名前 ○電話番号・FAX番号   「第44回花鹿乃芸亭申込み」とご記入の上、お申込みください。   ※1通につき2名までお申込み可能です。(2名参加の場合は「2   名参加」と明記してください。)   FAXでのお申込みの場合は、必ずFAX番号もお書きください。   往復はがきでお申込みの場合は、返信用ハガキの表に、送付先の郵便   番号、住所、氏名を必ず記入してください。 ★詳細は以下のページをご覧ください! http://www.library.pref.nara.jp/event/2495 ■聖徳太子を学ぶ連続公開講座 第4回    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 平成33(2021)年の聖徳太子没後1400年に向け、聖徳太子にまつ わる伝承を取り上げてその魅力を紹介する「聖徳太子を学ぶ連続公開講座? 〜わが町と聖徳太子〜 」(全7回)を開催します。 今年度は、聖徳太子が往来したとされる斑鳩と飛鳥を結ぶ「太子道」に焦点 をあて、その沿道の町村等とも連携して実施します。 第4回の会場は斑鳩町。地元を拠点に活動する観光ボランティアによる講演 、当館の千田館長による連続講演「聖徳太子絵伝を読む4」をお聴きいただ きます。会場で利用者カードの発行や、本の貸し出しを行う「出前図書館」 も開催します。 □12月15日(金)14:00〜15:30(開場13:00)  □いかるがホール 小ホール □プログラム 「聖徳太子といかるが」柏尾 信尚 氏 (斑鳩の里 観光ボランティアの会 ) 「聖徳太子絵伝を読む4」 千田 稔(奈良県立図書情報館長)  □参加無料 □要申込・定員200名(定員になり次第締め切ります。先着順。) ★申込み方法   当館のホームページ「申込みフォーム」、FAX(0742-34-2777)、   電話(0742-34-2111)、往復ハガキ、来館(2F貸出・返却カウンター )にて受け付けます。   ○郵便番号・住所 ○お名前 ○電話番号・FAX番号   「聖徳太子を学ぶ連続公開講座第4回」とご記入の上、お申込みくださ い。   ※1通につき2名までお申込み可能です。(2名参加の場合は「2   名参加」と明記してください。)   FAXでのお申込みの場合は、必ずFAX番号もお書きください。   往復はがきでお申込みの場合は、返信用ハガキの表に、送付先の郵便   番号、住所、氏名を必ず記入してください。 ★詳細は以下のページをご覧ください!   http://www.library.pref.nara.jp/event/2521 ■【岩波文庫創刊90年記念イベント】 岩波文庫から日本文化を考える連続対談 第二部「日本文化開眼」    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 岩波文庫は、岩波書店創業者岩波茂雄が「古今東西の典籍を厳選しつつ人々 の心の糧として提供する」理念のもと、1927年に創刊。文学・思想・歴史・ 地理・美術・哲学・宗教・法律・政治・経済など諸分野の「人々に読み継が れる」名著名作を刊行し続けてきました。その数は累計約6千点。日本の出 版界が誇る「古典の宝庫」です。 図書情報館ではこのことを顕彰し、日本文化をテーマとした連続対談を開催 します。第二部は「日本文化開眼」をテーマに開催します。 □12月17日(日)13:00〜16:00(開場12:30)  □1階交流ホール  □ 対談1: 會津八一『自註鹿鳴集』(岩波文庫) ~林 恒道氏(新潟市會津八一記念館館長)  中田 紀子氏(エッセイスト) 対談2: 和辻哲郎『風土』(岩波文庫) 野澤 秀樹氏(九州学園理事長) 千田 稔(当館館長)  □参加無料 □要申込・定員100名(定員になり次第締め切ります。先着順。) ★申込み方法   当館のホームページ「申込みフォーム」、FAX(0742-34-2777)、   電話(0742-34-2111)、往復ハガキ、来館(2F貸出・返却カウンター )にて受け付けます。   ○郵便番号・住所 ○お名前 ○電話番号・FAX番号   「岩波文庫から日本文化を考える連続対談 第二部申込み」とご記入の 上、お申込みください。   ※1通につき2名までお申込み可能です。(2名参加の場合は「2   名参加」と明記してください。)   FAXでのお申込みの場合は、必ずFAX番号もお書きください。   往復はがきでお申込みの場合は、返信用ハガキの表に、送付先の郵便   番号、住所、氏名を必ず記入してください。 ★詳細は以下のページをご覧ください!   http://www.library.pref.nara.jp/event/2503 ★(^o^)ノ★企画展示★★★★★★★★ ■地方消費税啓発展示                 <開催中>  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 地方消費税制度の概要や奈良県の現状について、パネルでご紹介しています 。 □11月5日(日)まで  □2階セミナールーム前  □奈良県税務課 ■「スイス人写真師ピエール・ロシエ」        〜日本とアジアのパイオニア 1858年〜1862年                            <開催中>  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ピエール・ロシエ(1829−1886)はスイスに生まれ、名高いネグレ ッティ&ザンブラ社の公式カメラマンとして世界を旅しました。日本を訪れ た最初のプロ写真師であるロシエが撮影した66枚の立体写真は。欧州にお いて初めて商品化された日本の写真となりました。本展示では、これらの希 少なロシエの作品をご紹介しています。 □11月12日(日)まで  □2階メインエントランス □監修者:フィリップ・ダレス(チューリヒ大学)   後援:在日スイス大使館 ■子どもの読書活動推進啓発ポスター展  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 第6回子どもの読書活動推進優秀作品啓発ポスターの優秀作品を展示します 。 □11月7日(火)〜11月19日(日)  □2階セミナールーム前  □奈良県青少年・社会活動推進課 ■オレンジリボンキャンペーン  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 11月は児童虐待防止月間です。奈良県の児童虐待の現状などについてパネ ルでご紹介します。オレンジリボンの配布もします □11月7日(火)〜11月19日(日)  □2階カフェ横  □奈良県こども家庭課 ■「住み継ぐ」ための活かし方、暮らし方  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 宿泊施設「奈良町宿 紀寺の家」が改修に至った経緯や、改修を支える職人 技術をパネルや映像でご覧いただきます。豊かな日本の家を「住み継ぐ」た めの技術や暮らしをご紹介します。 □11月14日(火)〜29日(水)  □2階メインエントランス  □藤岡建築研究室 ◆関連イベント  ◆記念トークセッション   □11月19日(日) 第1部 13:00〜「住み継ぐとは・・」      田川公子(編集者)      種橋恒夫(建築資料研究者)      藤岡龍介(建築家) 第2部 15:00〜「職人によるトークセッション」      岡 信弘(監督)      植田文和(大工棟梁)      岡 教行(左官) 藤岡龍介(建築家)   □2階メインエントランス   □参加無料・申込不要・直接会場にお越しください  ◆奈良町宿 紀寺の家から 「紀寺の店」   紀寺の家で使っている暮らしの道具や衣類、食品などを展示・販売しま す。   □11月18日(土)、19日(日)、23日(木)〜26日(日)    いずれも10:00〜18:00    ◆奈良町宿 紀寺の家から 「古民家・町屋相談」   古い家をお持ちの方、直したいとお考えの方、これから住みたいと思っ ている方、小さな疑問や悩みでもご相談ください。   □11月18日(土)、19日(日)、23日(木)〜26日(日)    いずれも10:00〜18:00   □要申込み・無料    申込先・・藤岡建築研究室 TEL.0742−27−0031 (土日祝を除く) ■「奈良のシカ」保護啓発ポスター入賞作品展  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「奈良のシカ」保護啓発ポスターの入賞作品を展示します。 □11月25日(土)〜12月10日(日)  □2階セミナールーム前  □奈良の鹿愛護会 ★(^−^)ノ★図書展示★★★★★★★★ ■図書展示 「正倉院 〜受け継がれる宝庫・宝物の歴史〜 」<開催中>                     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  正倉院展は奈良の秋を代表するイベントです。本展示では、正倉院宝物の 由来に関する関連図書を中心として、正倉院宝庫の歴史、当館所蔵の正倉院 展図録の日本語版および英語版、正倉院宝物の修復に関する図書等を展示し ています。  併せて、奈良国立博物館より提供いただいた資料を基に「第69回 正倉 院展」において、展示される宝物「緑瑠璃十二曲長坏(みどりるりじゅうに きょくのながつき)」や記念切手にも採用された「羊木臈纈?風(ひつじきろ うけちのびょうぶ)」等の写真に解説を付して紹介しています。 □11月12日(日)まで  □3階ブリッジ  ★詳細は以下のページをご覧ください!   http://www.library.pref.nara.jp/gallery/2512 ■ 「想いを届けるローカルメディア 〜フリーペーパー・オブ・ザ・イヤ ー  2017関連展示〜」            <開催中>  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 2017年に全国各地から公募により募集展示されたフリーマガジン、フリ ーペーパーのうち、来場者人気投票、WEB人気投票で”その年のもっとも支 持されたフリーペーパー”を決定、表彰するプロジェクト「フリーペーパー ・オブ・ザ・イヤー」がスタートします。図書情報館がその展示会場となる ことから、これに連携する資料を集めた図書展示を行っています。図書展示 では、フリーペーパーに加え、地域や個人・趣味仲間などの小さな共同体が 発行しているさまざまな情報発信媒体であるローカルメディアを中心に、そ れに関する資料を紹介するほか、奈良県で発行されているものを中心とした フリーペーパーも展示しています。 □図書展示 11月29日(水)まで  投票期間 終了しました  □3階ブリッジ  ★詳細は以下のページをご覧ください!   http://www.library.pref.nara.jp/gallery/2485 ■英語で読もう!―Let’s read in English!―    <開催中>  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ? 読書の秋に、英語の本を読んでみませんか? 初めて読む物語ではハードルが高いという人も、絵本や児童文学の短い文章 から始めてみてはいかがでしょうか? 親しみのあるY.A.作品を中心に手に取りやすい英語版ペーパーバックや絵本 とそれらの日本語版も併せて展示しています。 □11月29日(水)まで  □3階YAコーナー ★詳細は以下のページをご覧ください!   http://www.library.pref.nara.jp/gallery/2480 ■3秒選書 本の外側、自分の中身。          <開催中>  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ? 担当者がタイトル・著者名・装飾・表紙等から直感的に選び取った本を展 示します。 直感で選んだ本には、「いまのその人」が表れているのかも。ジャンルや著 書にとらわれない、いまの自分にぴたりと合う本を見つけに来てください。 □11月29日(水)まで  □2階情報資料スペース ■資料展示「鉄道連隊」                <開催中>  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ?「戦時ニ於テ鉄道ノ占領・修理・改築・建設及運転ニ従事シ軍ノ活動力ヲ 保持・増進シ又要スレバ遮断ヲ行フ」とされた鉄道連隊の資料を中心に紹介 しています。 □11月29日(水)まで  □3階戦争体験文庫   ★(^0^)v★相談会のお知らせ★★★★★★★★ ■次回の「司法書士 法律講座&無料相談会」は11月19日です!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  図書情報館では、奈良県司法書士会と協力して、無料の法律相談会を毎月  1回開催しています。  相続や遺言、不動産、会社の登記に関すること、認知症の方や障害をお持  ちの方についての後見に関すること、多重債務や破産に関することなど、 様々な悩みの相談に司法書士がお答えします。  □11月19日(日)13:30〜17:00  □第1部13:30〜法律講座(参加自由)   第2部15:00〜無料相談会(受付順・先着8名程度)            会場で13時から整理券を発行します。  □1F交流ホール  □申込不要(予約不可)、参加無料 ★詳細は以下のページをご覧ください! http://www.library.pref.nara.jp/consultation/2517 ■次回の「医療・健康相談」は11月25日です!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  済生会奈良病院、瀬川雅数院長による医療・健康相談です。  気になる体のこと、病気のこと、薬のことなどご相談ください。   □11月25日(土)13:00〜15:00   □3階グループ研修室  ★申込不要、先着順、無料。  ★12:30からグループ研修室前にて番号札を発行いたします。   相談は番号札の順番でお願いします。(先着6名程度) ★詳細は以下のページをご覧ください! http://www.library.pref.nara.jp/consultation/2500 ■次回の「知的財産講座&無料相談会」は12月9日(土)です!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  知的財産には、特許,実用新案,意匠などがあります。これらの言葉は聞 いたことがあっても、どのようなものであるかを理解されている方は多くな いのではないでしょうか。また、上述の例にあるように、知的財産は身近に 存在していて、特に事業者にとっては避けては通れないものです。 知的財産に関する講座と、相談会を開催します。  □12月9日(土)13:30〜17:00  □1階交流ホール  □第1部13:30〜知的財産講座                                               第2部15:00〜無料相談会(受付順・先着8名程度)                 会場で13時から整理券を発行します。  □申込不要、無料(当日、直接会場にお越しください。) ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇4◇  ◆図書館員の気になる一冊(187) └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『小さな出版社のつくり方』永江朗著 猿江商會 2016.9  日本に出版社がどれくらいあるかご存じでしょうか。『出版年鑑』(2017 , 出版ニュース社)によれば、その数全国で3,434社(うち2,636社が東京) 、従業員数が10名以下の出版社はこのうち1,784社とされています。意外に 小規模の出版社が多いと思われたでしょうか。ただ正直なところ、この数字 自体に何かを思う方は少ないかもしれません。  今回ご紹介する本には、数字からは見えてこない、小さな出版社を作った 人たちの話が書かれています。組織ではない小さな規模で、自分たちの出し たい本を作りたいからと独立した人、畑違いの職業からひとりでできる仕事 として選んだ人。作品の寿命が短い産業構造を変えるべく著作権エージェン トを立ち上げた人。作ったきっかけや経緯、苦労までもがさらりと自然に語 られているのは、著者が各人と程よい距離間を保って対話しているからかも しれません。 具体的なエピソードはもちろん、思想的に著者とは相容れない出版社も紹介 されていることや、全体を通して、新規出版社が参入しにくい大手取次を介 した出版産業の状況や課題が見えてくるところにも、本書の秀逸さを感じま す。 多くの方は、本を選ぶときに、まずジャンルや著者の名前や表紙・装幀、そ して帯を見て判断するのではないでしょうか。でも、ある意味、本が生み出 される揺籃器ともいえる出版社、とりわけここで紹介される小さな出版社を 知れば、あなたの本に通じる思考のバックヤードに、「奥行きのようなもの 」が加わるかもしれません。出版社がたくさん存在することは、この国の多 様性を支えることに繋がっていることを今回改めて思いました。 さて、本というメディアを考える意味では、3Fにて開催中の「想いを届け るローカルメディア 〜フリーペーパー・オブ・ザ・イヤー2017関連展示〜 」も関係しています。江戸時代の瓦版から始まり出版流通やローカルメディ アの関連本、実際に作る際に参考になりそうなデザイン本などが並びます。 また2Fでは、担当者数名が第一印象で直感的に選び取った本を編集して展 示します。普段は手にしない領域の本から、あなたの知的欲求の火が点るよ うな、思いがけない出会いがあるかもしれません。たまには偶然の遊びに自 分を委ねてみるのも一興ではないでしょうか。是非ふらりと覗いてみてくだ さい。(いずれの展示も11月29日まで) (ひらい りえ)        ┌─────────────┐   ▼▼▼▼▼│過去の気になる一冊はこちら│▼▼▼▼▼        └─────────────┘   http://www.library.pref.nara.jp/reference/kininaru ◇┐ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇5◇  ◆編 集 後 記 └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 晩秋にもかかわらず台風が続けて到来しました。奈良県内でも大きな被害が あり、改めて自然災害の怖さを感じました。 被災されたみなさまには心からお見舞いを申し上げます。 図書情報館では、11月4日(土)、アレッサンドロ・バリッコ氏を迎え、 対談&映画上映会「シルク」を開催します。バリッコ氏はイタリアで活躍す る人気小説家で、大ヒットした映画「海の上のピアニスト」の原作者です。 対談のテーマは「イタリア人の目を通じての東洋」。 また、バリッコ氏の小説『絹』を原作とした映画「シルク」を上映します。 この作品は役所広司ら日本の俳優も多く出演する興味深い作品です。 是非おたください。 図書情報館では、さまざまな展示・イベント等を開催いたします。 ぜひ図書情報館にお運びください。 皆様のお越しをお待ちしております。 さて、県立図書情報館メールマガジン「Lib Info NARA−奈良県 立図書情報館通信」第297号をご覧いただき、ありがとうございました。 次回第298号は11月15日(水)に配信する予定です。 ▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△ ◎メールマガジンへのご感想・ご意見などは、下記メールアドレスまでお願  いします。原則として返信はいたしませんのでご了承ください。 ◎このメールマガジンは、「まぐまぐ」を利用して発行しています。  http://www.mag2.com/   「新着情報版」「ウィークリーまぐまぐ」の配信が不要な場合は、こちら  で解除できます。  http://www.mag2.com/wmag/ ◎トラブル等の対処については、「読者 まぐまぐ!ヘルプ」のページをご  覧ください。  http://help.mag2.com/read/ ◎当マガジンの解除は、こちらへ。  http://www.library.pref.nara.jp/libinfonara ▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△ 【 県庁各課等のメールマガジン 】 ◇ 読者登録をお願いします!◇      http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-1324.htm ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ┏┏┏ 奈良県立図書情報館 ┏┏  〒630-8135 奈良県奈良市大安寺西1丁目1000番地 ┏   TEL 0742-34-2111 FAX 0742-34-2777 ┌   HP http://www.library.pref.nara.jp ┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌