┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓   ┃----------------------------------------------------------┃  _┃  ☆Lib Info NARA −奈良県立図書情報館通信  ┃_  \┃----------------------------------------------------------┃/  /┗┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯┛\   ̄ ̄                              ̄ ̄          2014.5.15  No.214     ■5月の休館日      19日、26日、30日     □毎週月曜が休館日です。     □毎月月末に一日、休館日を設定しています。            ┼───────────┼  ┌─────────┤  M E N U  ├─────────┐  │         ┼───────────┼         │  ├○┏━┓                           │  │ ┃1┃トピックス◆5月後半のイベント            │  ├○┗━╋…───────────────────────── │  │ ┏━┓                           │  ├○┃2┃館長連載「図書情報の文化史」             │  │ ┗━╋…───────────────────────── │  ├○┏━┓                           │  │ ┃3┃図書情報館からのお知らせ               │  ├○┗━╋…───────────────────────── │  │ ┏━┓                           │  ├○┃4┃図書館員の気になる一冊                │  │ ┗━╋…───────────────────────── │  ├○┏━┓                           │  │ ┃5┃図書情報館−職員だより                │  ├○┗━╋…───────────────────────── │  │ ┏━┓                           │  ├○┃6┃編集後記                       │  │ ┗━╋…───────────────────────── │  ├○                              │  └───────────────────────────────┘            ∩∩♪〜 ∩∩ ∩∩                ♪〜(^-^q) q(^0^)p (p^-^)p 〜♪ ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇1◇  ◆トピックス◆5月後半のイベント └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■知的書評合戦ビブリオバトル#41  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  5月のビブリオバトルは、「服を読む」企画展にちなんで「ファッション  」がテーマ。バトルテーマとしては、本選びにもセンスが光る?  今回のビブリオバトルは、本の装いである「ブックカバー」について話す  時間があります。ぜひ、お気に入りのブックカバーをお持ちください!     □5月17日(土)13:30〜(開場13:00)   □2階メインエントランス  □発表される方は、テーマ「ファッション」に沿う本をお持ちください!   また、発表・観戦にかかわらず、お気に入りのブックカバーをお持ちく   ださい!  ※参加無料、観戦のみの参加もできます。参加申込み受付中!  ○申込み方法   当館のホームページ「申込フォーム」   http://www.library.pref.nara.jp/event/event_moushikomi.html   メール(wsts@library.pref.nara.jp)へ参加希望(発表か観覧のみか)   とお名前を明記してお申し込みください。 ■奈良県司法書士会による『法律講座&無料相談会』  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  図書情報館では、奈良県司法書士会と協力して、無料の法律相談会を毎月  開催しております。相談会に先立ち、司法書士による「法律講座」も開催  しています。ぜひご参加ください。  ◆5月の法律講座「契約の基礎知識」 講師:司法書士 樋口倫彦氏  取引先とトラブルになった際、契約書がなかったら…。  不利な契約で会社が危機に…。講座では、安心して取引を行うために身に  つける必要がある思われる契約の基礎知識について解説します。  □5月18日(日)13:30〜17:00  □1階交流ホール  □第1部 13:30〜法律講座「契約の基礎知識」   第2部 15:00〜無料相談会(先着8名程度)  □1F交流ホール  □申込不要、予約不可。  ※無料相談会については、13時から整理券を配布します。 ■図書館劇場9『奈良・大和の群像』第一幕  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  当館の人気シリーズ、千田稔館長公開講座。  今年度のテーマは「奈良・大和の群像」です。  □5月24日(土)13:00〜16:00(開場12:00)  □1階交流ホール  □講演1「奈良・大和の群像(1)       弥生時代研究の先覚者森本六爾と林芙美子−パリの迷路−」       講師:千田 稔(当館館長)   朗読 谷晃著『仮想茶会潜入記』より「松永久秀の多聞山城茶会」       都築由美氏(フリーアナウンサー)   講演2「松永久秀       −奈良に近世城郭の先駆けとなる城を築いた戦国武将」       講師:北村雅昭氏(元奈良市立三笠中学校長)  □参加料:1名500円(当日受付にてお支払い下さい。)  ○申込み方法   当館のホームページ「申込みフォーム」、往復はがき、   FAX(0742-34-2777)、メール(koen@library.pref.nara.jp)、   電話(0742-34-2111)、来館(2F貸出・返却カウンター)にて受け   付けます。   1.郵便番号、住所   2.お名前(ふりがな)   3.電話番号、FAX番号   「図書館劇場9第1幕申込み」とご記入の上、お申込み下さい。   ※1通につき、2名までお申込み可能です。(2名参加の場合は「2   名参加」と明記して下さい。)   FAXでのお申込みの場合は、必ずFAX番号もお書き下さい。   往復はがきでお申込みの場合は、返信用ハガキの表に、送付先の郵便   番号、住所、氏名を必ず記入して下さい。 ■佐保川ラジオ−未来の図書館のためのメディアプログラム2014  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  佐保川の春2014音楽の日、最後のプログラム。  図書情報館に1日だけのインターネットラジオ局が開局します!  特設の公開スタジオより、音楽ライブからトークまで、多彩なプログラム  でお届け。お手元のパソコンやスマホでもお聞きになれます。  □5月25日(日)10:00〜19:00  □公開スタジオ:1階交流ホール  □ライブ&トーク観覧無料、PC・スマートフォンより聴取可能   http://sahogawaradio.info  □プログラム:ライブラリアン談義、ラジオブックレビュー、   教養講座「未来のアーカイブ」、ジョン・ケージ「4分33秒」ライブと   クロストーク、日没討論「未来の図書館についてみんなで考える」他  ★公開スタジオにもぜひお越しください!(出入り自由)   プログラムの詳細はホームページでチェック!   http://www.library.pref.nara.jp/event/1150 ■図書館寄席『花鹿乃芸亭(はなしかのうんてい)」第26回  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  近世以来の伝統的話芸であり、世相や風俗の宝庫でもある落語を、図書館  で楽しむことができる「花鹿乃芸亭」!  奈良県出身の落語家 桂文鹿(かつら ぶんろく)さんプロデュースです。    □5月31日(土)13:30〜(開場12:30)  □1階交流ホール  □出演者   桂和歌ぽん「十徳」、桂文鹿「落語家スケジュール帳」「胴乱の幸助」   桂雀喜(お楽しみ)   ★特別企画:「無言で落語は可能か?」    桂雀喜師の「無言の行」をお楽しみください!   ※三味線:入谷和女  □参加料:1名1,000円(中学生以下500円)。   ※当日受付にてお支払いください。  □先着200名  ○申込み方法   当館のホームページ「申込みフォーム」、   FAX(0742-34-2777)、メール(koen@library.pref.nara.jp)、   往復ハガキ、電話(0742-34-2111)、来館(2F貸出・返却カウンタ   ー)にて受付します。   1.郵便番号、住所   2.お名前(ふりがな)   3.電話番号、FAX番号   「花鹿乃芸亭第26回申込み」とご記入の上、お申込み下さい。   ※1通につき、2名までお申込み可能です。(2名参加の場合は「2   名参加」と明記下さい。)   FAXでのお申込みの場合は、必ずFAX番号もお書き下さい。   往復はがきでお申込みの場合は、返信用ハガキの表に、送付先の郵便   番号、住所、氏名を必ず記入して下さい。 ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇2◇  ◆館長連載「図書情報の文化史」素描編 └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  第214回『フロイス 日本史』(19)       館長 千田 稔  日本近世の城郭は、石垣が建築の構造上もっとも中核的であり、その威容 を表現するものであった。日本を「木」の文化、ヨーロッパを「石」の文化 などと称するのが比較文化論の定石のようであるが、日本の文化に石が果た している意味は無視しがたい。西洋と石の用い方が違うということである。 庭園の石にしても、城郭の石積みにおいても、人為的に加工することは少な く、できるだけ自然のままの状態で石を用いる点に特質を見出すことができ る。  宣教師たちは、大阪城の石が大量に集められる光景を恐れおののきながら 見つめていた。  この工事において万人がもっとも不思議に思い驚嘆と畏怖の念を抱いたの は、かくも夥しい大量の石材をどこから集めて来ることができようかという ことであった。それらはあるいは小さく、中くらいのものもあったが、なか には実に巨大なのもあって、(高山)ジュスト右近殿が陸地を一里さらに海 路を三里も運ばしめた石のごときは、輸送に千人の人手を要し、大坂の全住 民を驚嘆せしめたのであった。ふつうこれらの石は人々の肩にかつがれ、そ の上には、「働け、急げ」と下知する男たちを乗せたまま、大いなる叫び声 や轟音を発しつつ運ばれた。  堺の港にも、多数の石船が到着した。その様子を高台にあった修道院から 司祭たちはながめていた。                 (つづく) ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇3◇  ◆図書情報館からのお知らせ └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★(*ゝ(ェ)・)ノ★参加者募集中★★★★★★★★ ■第15回 千田館長読書相談会  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  図書情報館では、第15回「千田館長読書相談会」を開催いたします。  千田館長が直接カウンターにつき、一般利用者の質問や読書相談に対し、  図書情報館の資料を使って回答いたします。また、関連文献の紹介を行い  ます。「日本の古代史」や「歴史地理学」に関する事項について、日ごろ  疑問に思っていることを気軽に相談できる機会です。  穏やかで気さくな人柄の千田館長が、疑問解決や読書の水先案内人をつと  めます。  □6月22日(日)13:00〜14:30、15:00〜16:00  □3階レファレンス(調べ物・本の相談)カウンター  □定員5名(申込み多数の場合は抽選)  ★★★ 募集期間 5月16日(金)〜6月15日(日)★★★  ○申込み方法   FAX(0742-34-2777)、メール(info@library.pref.nara.jp)、   往復はがき、来館(2F貸出・返却カウンターにて受付)。   1.郵便番号、住所   2.お名前(ふりがな)   3.電話番号、FAX番号   4.質問内容   「千田館長読書相談会希望」とご記入の上、お申込み下さい。 ★(*ゝ(ェ)・)ノ★企画展示★★★★★★★★ ■「服を読む」企画展示「ファッションの図書館」「ことばのかたち」  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  日常に身近な「服」にまつわる記憶や思い出を掘り起こし、記録して編集  することによって、「服」も本と同じく物語の記憶媒体になります。  そんな“服を読む”図書館を企画展示で開催します!  *「服を読む」は、「服」をキーワードにさまざまなアートシーンをつく  り出している奈良県出身で奈良市在住のアーティストの西尾美也(にしお  よしなり)氏と西尾氏が代表を務めるアート制作集団FORM ON WORDSとと  もに展開します。  □6月1日(日)まで  □2階エントランスホール  ★展示その1「ファッションの図書館」   FORM ON WORDS が各地で集めた古着と、その衣服につまったエピソー   ドを「洋服図書館」として公開します。10日開催のワークショップを   通して新たに奈良の古着も収蔵されます。   展示された服は、着て体験することができます。  ★展示その2「ことばのかたち」   FORM ON WORDS の服作りでは、思い出のある服を持参した人がインタ   ビューを受け、そこから拾われた言葉を、子どもの遊びを経てアイデア   へと変換し、そのアイデアをリメークのヒントとして、ブランドの制作   チームが新たな服に変換します。ユニークなオーダーメイドの服作りを   パネル展示でご紹介します。 ■平成26年度愛鳥週間ポスター原画優秀作品展  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  奈良県では愛鳥週間(5月10日〜16日)にあわせ、愛鳥啓発活動の一  環として、愛鳥週間用ポスター原画コンクールに応募する原画を県内の小  ・中・高校の児童・生徒から募集しています。  今回、応募作品のうち、特選・入選・佳作に入賞した作品を当館で展示し  ます。  □5月18日(日)まで  □2階セミナールーム横  ※主催:奈良県森林整備課 ★(*ゝ(ェ)・)ノ★図書展示★★★★★★★★ ■奈良・街道めぐり─見る・知る・歩く大和路─  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  奈良の道の歴史は『日本書紀』や『万葉集』の時代へとさかのぼります。  大和と河内を結ぶ日本最古の国道である竹内街道は、敷設1400年を迎  えました。その他にも、奈良は多くの古道が存在します。図書展示では、  奈良県内とその周辺地域を結ぶ街道を中心に関連する資料をご紹介します。  □5月29日(木)まで  □2階情報資料スペース ■シェイクスピアに出会う : 祝!生誕450周年  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  イギリスの劇作家シェイクスピアが著した「ハムレット」や「マクベス」  など数々の戯曲は、現在も多くの国で上演されています。また、文学作品  として読まれ、映画で上映され、絵画の題材にされるなど、演劇のみなら  ず様々な形で表現されています。図書展示では、生誕から450年を迎え  たシェイクスピアの作品を中心に、彼が活躍したイギリス・エリザベス朝  時代の文化などの関連資料も併せてご紹介します。  □6月26日(木)まで  □3階ブリッジ ■YAコーナー 応援します!あなたのスタート2014  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  この春、新しい世界に飛び立とうとする中学生・高校生・大学生などを対  象に、「何かを始める」時に役立つ図書を集めました!  何か夢中になれることを見つけるきっかけになればと思います。  □5月29日(木)まで  □3階YAコーナー  ※YA(=ヤングアダルト)は「若い大人」という意味で使われている言  葉です。いわゆるティーンの年代を指し、当館ではこの世代を対象とした  図書コーナー「YAコーナー」を設けています。 ■戦争体験文庫企画展示  須藤ヨシエ氏「サイパン島戦争体験記」を読む1  −日本統治下サイパンの日常から戦争へ−  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  サイパン陥落時に、民間人として戦争に巻き込まれた須藤ヨシエ氏の手記  (原稿用紙150枚弱)を1年かけてご紹介します。  今回は第一弾として、結婚までを扱った「日本統治下サイパンの日常から  戦争へ」の展示を行います。  □6月26日(木)まで  □3階戦争体験文庫コーナー  ☆ 詳 細 は こ ち ら ☆  ──┬───────────    └→http://www.library.pref.nara.jp/sentai/kikaku.html ★(*ゝ(ェ)・)ノ★その他のお知らせ★★★★★★★★ ■図書点検にともなう休館のお知らせ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  図書点検のため下記の期間休館します。  ■■■■■■■■■■■■■■■■■■  ■6月2日(月)〜6月13日(金)■  ■■■■■■■■■■■■■■■■■■  休館にともない、5月20日(火)から6月1日(日)の間にお借りにな  った資料は、貸出期間が4週間になります。  ○休館期間中、閲覧、貸出、複写など通常の利用サービスは行いません。  ○休館期間中はインターネットからの資料の予約、貸出延長はできません。  ○期間中の資料の返却は当館正面玄関横ブックポストにお願いします。  ○郵送、宅配便での返却もできます(送料はご負担ください)。  ○県内の図書館など遠隔地返却施設もご利用いただけます。  6月14日(土)から平常どおり開館します。 ■第6期図書館劇場友の会会員募集中!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  毎年多数の方にご参加いただいてます千田館長による公開講座「図書館劇  場」。本講座のファンの皆様方へさらに充実した講習機会を提供する「友  の会」の会員を26年度も募集しております。  皆様のご入会をお待ちしています。  ★26年度の図書館劇場のテーマは「奈良・大和の群像」です。  ★図書館劇場の開催日    第一幕 5月24日(土)  第二幕  7月27日(日)    第三幕 9月28日(日)  第四幕 11月23日(日)    第五幕 1月25日(日)  第六幕  3月29日(日)  □会員特典   1.図書館劇場(全6回)にお申し込み無くご参加になれます。   2.千田館長を交えた会員限定「館長文化サロン」にご参加になれます。   3.図書情報館のイベント情報を郵送でお届けします。   4.会員証を発行します。  □年会費 3,000円   ※一旦納入された会費は返金いたしません   ※図書館劇場各回の資料代は不要です  □申込方法   図書館劇場当日、もしくは、2階貸出返却カウンターにて会費を添えて   お申し込みください。後日会員証とチケットを発送いたします。 ■次回の「法務無料相談会&知識セミナー」は6月1日(日)です!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  気になる法律問題について、行政書士・社会保険労務士が専門家の立場か  らアドバイスする無料相談会を開催します。相談会に先立ち、相談の多い  事例をテーマに知識セミナーも開催します。  □6月1日(日)13:30〜17:00   第1部13:30〜15:00 知識セミナー   第2部15:00〜17:00 無料相談会      ※受付順(13時から受付にて整理券を配布します。)  □1階交流ホール  □申込不要、参加無料  ★主催:なら法務労務研究会 ■次回の「医療・健康相談」は6月14日(土)です!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  済生会奈良病院、瀬川病院長による医療・健康相談会。  病気のことや薬のこと、自分や家族の健康のこと、気になることがある方  は、ご相談ください。  □6月14日(土)13:00〜15:00  □3階グループ研修室  □申込不要、先着順、無料。  ★12:30から会場前にて整理券を発行いたします。 ■図書情報館ITサポーターズによる「ITサポートデイ」  ☆ 詳 細 は こ ち ら ☆  ──┬───────────    └→http://www.library.pref.nara.jp/supporter/index.html ■新着図書情報(月に1度更新!)  ☆ 詳 細 は こ ち ら ☆  ─┬────────────   └→http://www.library.pref.nara.jp/search/newarrival/index.html ■館の有料施設の予約を受付けています。県立図書情報館ホームページの有  料施設設利用案内のページをご覧下さい。  4月1日以降、有料施設使用料が変更になっていますのご留意ください。  ☆ 詳 細 は こ ち ら ☆  ──┬───────────    └→http://www.library.pref.nara.jp/guide_payroom/info ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇4◇  ◆図書館員の気になる一冊(108) └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『伊藤まさこの雑食よみ 日々、読書好日。』  伊藤まさこ著  KADOKAWA 2013.10  本書は、雑誌『ダヴィンチ』に2011年3月号から2013年1月号に 掲載された『伊藤まさこの雑食よみ』を著者自身が再構成し、大幅に書き下 ろしを加えたものである。  本書は、本の紹介と著者の訪れた場所を写真とともに紹介している。膨大 な山の本をコレクションした信州大学小谷コレクションや、本の街、神保町 の老舗の書店の紹介、そして、古書店巡りの時に訪れた喫茶店の「さぼうる 」やビアホールの「ランチョン」なども紹介している。  また、「ミッフィー」企画展では、著者は図録を手にして紹介している。 図録を企画したのは、アートディレクターの祖父江慎氏で、分厚い図録なの だが、ミッフィーの絵本と同じサイズの正方形であることが心憎いとの評。 この図録は大人がミッフィーを楽しむための最高の1冊で、宝物であると記 している。  スタイリストの著者にとって、本はとても身近な存在であり、本があれば、 時空を超えてどこにでも行け、会いたい人に会える、そして創造の世界にも 行ける、だから、やっぱり、本を読むことはやめられないと記している。  本書を読んだ後、紹介されている場所を訪れてみたいと思わせる1冊であ る。                      (にしかわ けいこ)        ┌─────────────┐   ▼▼▼▼▼│過去の気になる一冊はこちら│▼▼▼▼▼        └─────────────┘   http://www.library.pref.nara.jp/reference/kininaru ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇5◇  ◆図書情報館─職員だより(193) └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  少し前の話ですが――。  この1月、当館で開催したイベント『本の原点を探る2日間』のゲストで、 民俗研究者で介護福祉士・六車由美さんの「『聞き書き』を体験するワーク ショップ」について振り返りたいと思います。  六車さんは大学教員を経てホームヘルパー2級を取得。老人施設で介護職 員として勤務しながら、高齢者たちの思い出話に耳を傾け文字に起こす「聞 き書き」に取り組まれています。  聞き書きについて六車さんは「お年寄はこれまでの人生において、それぞ れ想像もつかないような苦楽を味わい、今を生きている。その語りに何度こ ころを揺さぶられたことだろう。お年寄の生き方を『聞き書き』で記録に残 し伝えていきたい。それは、人はどう生きるべきかを知る貴重な手がかりに なると思う」とワークショップの初日、語ってくれました。  2日目は、参加者が2人1組になり「思い出の写真」か「思い出の料理」 について、お互いに聞き書きをし、発表してもらいました。これがなかなか の盛り上がりで、見知らぬ同士が和気あいあいと笑顔を見せているのは、数 あるイベントの中でも1番だったと思います。  わたしは「笑顔の人というのは、見ているだけでうれしくなる、ありがた い存在だなぁ」と改めて感じいっていたのですが、頭の半分では、一つの文 章を思い出していたのでした。  それは、東日本大震災から3カ月後、朝日新聞に掲載された哲学者・鷲田 清一(きよかず)さんの「あれから3カ月」という寄稿文です。要約すると、 「被災地ではいま多くの人が“語りなおし”を迫られている。それは自分と いう存在、自分たちという存在の“語りなおし”である。自分は何をするた めにここにいるのか? 一つでも答えが不明になったとき、わたしたちの存 在は大きくゆらいでしまう。事実を受け入れるためには、自分に起きた物語 を別なかたちで語りなおさなければならない。語りなおすというのは、自分 の苦しみへの関係を変えようとすることだ。だから、当事者自身が語りきら なければならない。できればよい聞き役がいる」。  つまり、自分が自分に語って聞かせる物語がアイデンティティーになり、 また、人生においては語り直しが幾度も強いられる、ということでした。  イベント参加者は、語ることでなにか変化を得られたか、聞いてみたいと ころですが、では、ともすれば暗くなる可能性も十分あったはずの思い出話 の場が、笑顔でいっぱいになったのは一体何だったのでしょう。  鷲田さんは「関西には独特な語りのクセがある。いかに悲惨なことでも、 泣き笑いで語り、相手を面白がらせるというサービスである。阪神淡路大震 災のとき、ある男性は家が倒壊したことを『女房は2階で寝ていたはずやの に、ふと見たら横におるんですわ』と言った。この語りが緊張をほどいた」 と書かれていました。  六車さんのワークショップを別の地域で行ったら、雰囲気に差は生まれる でしょうか。興味がわきます。           (みやがわゆきこ) ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇6◇  ◆編 集 後 記 └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 6月2日から13日まで、図書整理のため臨時休館になります。 休館中は、所蔵する図書や資料の総点検を実施し、図書の突合や書架にある 本を正しい場所に配置するなどの整理作業を行います。 ご利用の皆さまには、ご不便をおかけすることになりますが、なにとぞご理 解いただきますようお願いいたします。 さて、県立図書情報館メールマガジン「Lib Info NARA−奈良県 立図書情報館通信」第214号をご覧いただき、ありがとうございました。 次回第215号は、6月1日(日)に配信する予定です。 ▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△ ◎メールマガジンへのご感想、ご意見などは、下記メールアドレスまでお願  いします。原則として、返信はいたしませんのでご了承ください。 ◎このメールマガジンは、「まぐまぐ」を利用して発行しています。  http://www.mag2.com/   「新着情報版」「ウィークリーまぐまぐ」の配信が不要な場合は、こちら  で解除できます。  http://www.mag2.com/wmag/ ◎トラブル等の対処については、「読者 まぐまぐ!ヘルプ」のページをご  覧下さい。  http://help.mag2.com/read/ ◎当マガジンの解除は、こちらへ。  http://www.library.pref.nara.jp/libinfonara ▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△ 【 県庁各課等のメールマガジン 】 ◇ 読者登録をお願いします!◇      http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-1324.htm ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ┏┏┏ 奈良県立図書情報館 ┏┏  〒630-8135 奈良県奈良市大安寺西1丁目1000番地 ┏   TEL 0742-34-2111 FAX 0742-34-2777 ┌   MAIL info@library.pref.nara.jp ┌   HP http://www.library.pref.nara.jp ┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌