┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓   ┃----------------------------------------------------------┃  _┃  ☆Lib Info NARA −奈良県立図書情報館通信  ┃_  \┃----------------------------------------------------------┃/  /┗┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯┛\   ̄ ̄                              ̄ ̄          2014.5.1  No.213     ■5月の休館日      7日、12日、19日、26日、30日     □毎週月曜が休館日です。月曜日が祝日の場合は、次の      祝日でない日が休館になります。     □毎月月末に一日、休館日を設定しています。            ┼───────────┼  ┌─────────┤  M E N U  ├─────────┐  │         ┼───────────┼         │  ├○┏━┓                           │  │ ┃1┃トピックス◆5月前半のイベント            │  ├○┗━╋…───────────────────────── │  │ ┏━┓                           │  ├○┃2┃館長連載「図書情報の文化史」             │  │ ┗━╋…───────────────────────── │  ├○┏━┓                           │  │ ┃3┃図書情報館からのお知らせ               │  ├○┗━╋…───────────────────────── │  │ ┏━┓                           │  ├○┃4┃図書館員の気になる一冊                │  │ ┗━╋…───────────────────────── │  ├○┏━┓                           │  │ ┃5┃図書情報館−職員だより                │  ├○┗━╋…───────────────────────── │  │ ┏━┓                           │  ├○┃6┃編集後記                       │  │ ┗━╋…───────────────────────── │  ├○                              │  └───────────────────────────────┘            ∩∩♪〜 ∩∩ ∩∩                ♪〜(^-^q) q(^0^)p (p^-^)p 〜♪ ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇1◇  ◆トピックス◆5月前半のイベント └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■法務無料相談会&知識セミナー  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  気になる法律問題について、行政書士・社会保険労務士が専門家の立場か  らアドバイスする無料相談会を開催します。  ※相談員は行政書士と社会保険労務士です。  秘密厳守です。お気軽にご相談ください。  □5月4日(日)13:30〜(受付:13:00〜16:30)  □1階交流ホール  □第1部13:30〜15:00 知識セミナー(質疑応答含む)    「出産・育児と社会保険制度」     講師:社会保険労務士・ファイナンシャルプランナー 小野啓一氏   第2部15:00〜17:00 無料相談会(受付順)      先着12名程度、会場で13時から整理券を発行します。  □申込み不要、無料(当日、直接会場にお越しください。) ■医療・健康相談会  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  済生会奈良病院、瀬川病院長による医療・健康相談です。  気になる体のこと、病気のこと、薬のこと等、ご相談ください。  □5月10日(土)13:00〜15:00  □3階グループ研修室  ★申込不要、先着順、無料。  ★12:30からグループ研修室前にて番号札を発行いたします。   相談は番号札の順番でお願いします。(先着8名程度) ■「服を読む」ワークショップ「ファッションの時間」  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  5月13日(火)から開催される「服を読む」企画展に先立ち、服を記憶  媒体としてつくり出すプレワークショップを開催します。ワークショップ  では、返却不要な思い出の古着を1着お持ちいただき、プログラムで使用  します。その後、お譲りいただいた服(古着)も企画展で展示します。  □5月10日(土)13:00〜17:00(開場12:30)  □1回階交流ホール  □定員30名(対象:小学5年生以上/先着順)、無料  □プログラム   1時間目「ファッションの遊び方」     服についての「当たり前」に疑問を投げかけます。   2時間目「物語」     愛着のある服について、エピソードを語り合ってみましょう。   3時間目「試着」     物語から服を選んでみたり、他の参加者と服を交換してみたり。     いつもとは違う服の着方で庭園を歩いてみましょう。  ★持ち物:返却不要な思い出の古着1着を持参してください  ○申込み方法   当館のホームページ「申込みフォーム」、FAX(0742-34-2777)、   メール(wsts@library.pref.nara.jp)、来館(2F貸出・返却カウンタ   ー)にて受け付けます。   1.郵便番号、住所 2.お名前 3.電話番号、FAX番号   「ファッションの時間ワークショップ申込み」とご記入の上、お申込み   下さい。1通につき1名のお申込みとします。   FAXでのお申込みの場合は、必ずFAX番号もお書き下さい。 ■佐保川の春 音楽の日  フリューリンク・トロンボーン・カルテット  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  本のトロンボーンによるスプリングコンサート。バロックからロマン派ま  で、トロンボーンのみで奏でられるユニークな音楽をお楽しみください。  □5月11日(日)15:00〜16:00(開場14:00)  □2階メインエントランスホール  □演奏:織田貴浩、喜井宏、竹本裕一、松下 浩之  □プログラム   モンテヴェルディ「オルフェオのトッカータ」   ベートーベン「3つのエクヴァーレ」   ドヴォルザーク「ユーモレスク」他   ※予告なく、曲目・曲順が変更される場合があります。  □先着200名(要申込)、無料  ○申込み方法   当館のホームページ「申込みフォーム」、往復はがき、   FAX(0742-34-2777)、メール(koen@library.pref.nara.jp)、   来館(2F貸出・返却カウンター)にて受け付けます。   1.郵便番号、住所   2.お名前(ふりがな)   3.電話番号、FAX番号   「トロンボーン・カルテット申込み」とご記入の上、お申込み下さい。   ※1通につき、2名までお申込み可能です。(2名参加の場合は「2   名参加」と明記して下さい。)   FAXでのお申込みの場合は、必ずFAX番号もお書き下さい。   往復はがきでお申込みの場合は、返信用ハガキの表に、送付先の郵便番   号、住所、氏名を必ず記入して下さい。 ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇2◇  ◆館長連載「図書情報の文化史」素描編 └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  第213回『フロイス 日本史』(18)       館長 千田 稔  秀吉の時代になった。宣教師たちは、秀吉との関係を意識せざるをえなく なったが、同時に権力者の行動を綿密に観察している。大きな変革がなされ つつある中でその一つは大坂城の築城であった。『フロイス日本史』には、 次のような描写がある。  彼は新しい大坂の市(まち)を1ヵ年半以内の短い期間内に造営せしめ、 その間、市は一里半の長さにまで拡大していった。同所には食料品、商品、 建築資材、その他住民の必需品が集合するように綿密な配慮がなされたため に、市にはあらゆる物品が豊富に揃えられていた。大坂の市がわずか二里離 れたところに、海辺に位置し、日本の主要な市場である堺を有していること と、都に通ずる街道筋にあることは同市の発展に少なからず貢献した。そこ に造営された宮殿、城、居室、堀濠、庭園などは、万人が証言するとおり、 (織田)信長が安土で実現したあらゆる構築、およびその雄大さをも凌いだ のである。  天正11年(1583)6月2日、京都の大徳寺で信長の一周忌の法要を 終え、秀吉は、大阪城の普請にとりかかった。天下人の象徴である大阪城は、 長年かけて建築工事をするものではない。短期間に完成してその威信をまさ に天下に示さないと意味がない。城づくりに専念して、その隙をねらわれる ことも、大いにあり得ることであった。  上にみたように、大阪の市(町)は次第ににぎわいを増していった。諸国 から集められた工事従事者は、一都市の人口に匹敵するほどであったといわ れる。大阪という都市の原型はこの時につくられたといってよいであろう。                              (つづく) ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇3◇  ◆図書情報館からのお知らせ └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★(*ゝ(ェ)・)ノ★参加者募集中★★★★★★★★ ■知的書評合戦ビブリオバトル#41  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  5月のビブリオバトルは、「服を読む」企画展にちなんで「ファッション  」がテーマ。バトルテーマとしては、本選びにもセンスが光る?  今回のビブリオバトルは、本の装いである「ブックカバー」について話す  時間があります。ぜひ、お気に入りのブックカバーをお持ちください!     □5月17日(土)13:30〜(開場13:00)   □2階メインエントランス  □発表される方は、テーマ「ファッション」に沿う本をお持ちください!   また、発表・観戦にかかわらず、お気に入りのブックカバーをお持ちく   ださい!  ※参加無料、観戦のみの参加もできます。参加申込み受付中!  ○申込み方法   当館のホームページ「申込フォーム」   http://www.library.pref.nara.jp/event/event_moushikomi.html   メール(wsts@library.pref.nara.jp)へ参加希望(発表か観覧のみか)   とお名前を明記してお申し込みください。 ■図書館劇場9『奈良・大和の群像』第一幕  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  当館の人気シリーズ、千田稔館長公開講座。  今年度のテーマは「奈良・大和の群像」です。  □5月24日(土)13:00〜16:00(開場12:00)  □1階交流ホール  □講演1「奈良・大和の群像(1)       弥生時代研究の先覚者森本六爾と林芙美子−パリの迷路−」       講師:千田 稔(当館館長)   朗読 谷晃著『仮想茶会潜入記』より「松永久秀の多聞山城茶会」       都築由美氏(フリーアナウンサー)   講演2「松永久秀       −奈良に近世城郭の先駆けとなる城を築いた戦国武将」       講師:北村雅昭氏(元奈良市立三笠中学校長)  □参加料:1名500円(当日受付にてお支払い下さい。)  ○申込み方法   当館のホームページ「申込みフォーム」、往復はがき、   FAX(0742-34-2777)、メール(koen@library.pref.nara.jp)、   電話(0742-34-2111)、来館(2F貸出・返却カウンター)にて受け   付けます。   1.郵便番号、住所   2.お名前(ふりがな)   3.電話番号、FAX番号   「図書館劇場9第1幕申込み」とご記入の上、お申込み下さい。   ※1通につき、2名までお申込み可能です。(2名参加の場合は「2   名参加」と明記して下さい。)   FAXでのお申込みの場合は、必ずFAX番号もお書き下さい。   往復はがきでお申込みの場合は、返信用ハガキの表に、送付先の郵便   番号、住所、氏名を必ず記入して下さい。 ■図書館寄席『花鹿乃芸亭(はなしかのうんてい)」第26回  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  近世以来の伝統的話芸であり、世相や風俗の宝庫でもある落語を、図書館  で楽しむことができる「花鹿乃芸亭」!  奈良県出身の落語家 桂文鹿(かつら ぶんろく)さんプロデュースです。    □5月31日(土)13:30〜(開場12:30)  □1階交流ホール  □出演者   桂和歌ぽん「十徳」、桂文鹿「落語家スケジュール帳」「胴乱の幸助」   桂雀喜(お楽しみ)   ★特別企画:「無言で落語は可能か?」    桂雀喜師の「無言の行」をお楽しみください!   ※三味線:入谷和女  □参加料:1名1,000円(中学生以下500円)。   ※当日受付にてお支払いください。  □先着200名  ○申込み方法   当館のホームページ「申込みフォーム」、   FAX(0742-34-2777)、メール(koen@library.pref.nara.jp)、   往復ハガキ、電話(0742-34-2111)、来館(2F貸出・返却カウンタ   ー)にて受付します。   1.郵便番号、住所   2.お名前(ふりがな)   3.電話番号、FAX番号   「花鹿乃芸亭第26回申込み」とご記入の上、お申込み下さい。   ※1通につき、2名までお申込み可能です。(2名参加の場合は「2   名参加」と明記下さい。)   FAXでのお申込みの場合は、必ずFAX番号もお書き下さい。   往復はがきでお申込みの場合は、返信用ハガキの表に、送付先の郵便   番号、住所、氏名を必ず記入して下さい。 ★(*ゝ(ェ)・)ノ★企画展示★★★★★★★★ ■「服を読む」企画展示「ファッションの図書館」「ことばのかたち」  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  日常に身近な「服」にまつわる記憶や思い出を掘り起こし、記録して編集  することによって、「服」も本と同じく物語の記憶媒体になります。  そんな“服を読む”図書館を企画展示で開催します!  *「服を読む」は、「服」をキーワードにさまざまなアートシーンをつく  り出している奈良県出身で奈良市在住のアーティストの西尾美也(にしお  よしなり)氏と西尾氏が代表を務めるアート制作集団FORM ON WORDSとと  もに展開します。  □5月13日(火)〜6月1日(日)  □2階エントランスホール  ★展示その1「ファッションの図書館」   FORM ON WORDS が各地で集めた古着と、その衣服につまったエピソー   ドを「洋服図書館」として公開します。10日開催のワークショップを   通して新たに奈良の古着も収蔵されます。   展示された服は、着て体験することができます。  ★展示その2「ことばのかたち」   FORM ON WORDS の服作りでは、思い出のある服を持参した人がインタ   ビューを受け、そこから拾われた言葉を、子どもの遊びを経てアイデア   へと変換し、そのアイデアをリメークのヒントとして、ブランドの制作   チームが新たな服に変換します。ユニークなオーダーメイドの服作りを   パネル展示でご紹介します。 ■平成26年度愛鳥週間ポスター原画優秀作品展  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  奈良県では愛鳥週間(5月10日〜16日)にあわせ、愛鳥啓発活動の一  環として、愛鳥週間用ポスター原画コンクールに応募する原画を県内の小  ・中・高校の児童・生徒から募集しています。  今回、応募作品のうち、特選・入選・佳作に入賞した作品を当館で展示し  ます。  □5月8日(木)〜5月18日(日)  □2階セミナールーム横  ※主催:奈良県森林整備課 ★(*ゝ(ェ)・)ノ★図書展示★★★★★★★★ ■奈良・街道めぐり─見る・知る・歩く大和路─  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  奈良の道の歴史は『日本書紀』や『万葉集』の時代へとさかのぼります。  大和と河内を結ぶ日本最古の国道である竹内街道は、敷設1400年を迎  えました。その他にも、奈良は多くの古道が存在します。図書展示では、  奈良県内とその周辺地域を結ぶ街道を中心に関連する資料をご紹介します。  □5月1日(木)〜5月29日(木)  □2階情報資料スペース ■シェイクスピアに出会う : 祝!生誕450周年  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  イギリスの劇作家シェイクスピアが著した「ハムレット」や「マクベス」  など数々の戯曲は、現在も多くの国で上演されています。また、文学作品  として読まれ、映画で上映され、絵画の題材にされるなど、演劇のみなら  ず様々な形で表現されています。図書展示では、生誕から450年を迎え  たシェイクスピアの作品を中心に、彼が活躍したイギリス・エリザベス朝  時代の文化などの関連資料も併せてご紹介します。  □6月26日(木)まで  □3階ブリッジ ■YAコーナー 応援します!あなたのスタート2014  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  この春、新しい世界に飛び立とうとする中学生・高校生・大学生などを対  象に、「何かを始める」時に役立つ図書を集めました!  何か夢中になれることを見つけるきっかけになればと思います。  □5月29日(木)まで  □3階YAコーナー  ※YA(=ヤングアダルト)は「若い大人」という意味で使われている言  葉です。いわゆるティーンの年代を指し、当館ではこの世代を対象とした  図書コーナー「YAコーナー」を設けています。 ■追悼 ガルシア・マルケス氏   〜コロンビアのノーベル文学賞作家〜 逝く  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  図書情報館では、4月17日に亡くなられたコロンビアの小説家、ガルシ  ア・マルケス氏を偲び、図書展示「追悼 ガルシア・マルケス氏 逝く」  を開催しています。氏はラテンアメリカ現代小説の代表的存在で、ラテン  アメリカ出身の小説家としては、アストゥリアスに次いで、ノーベル文学  賞を受賞しています(1982)。晩年まで創作意欲が涸れることのなか  った氏の著作を中心に、当館所蔵資料から紹介します。  □5月11日(日)まで  □3階レファレンスカウンター横 ■戦争体験文庫企画展示  須藤ヨシエ氏「サイパン島戦争体験記」を読む1  −日本統治下サイパンの日常から戦争へ−  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  サイパン陥落時に、民間人として戦争に巻き込まれた須藤ヨシエ氏の手記  (原稿用紙150枚弱)を1年かけてご紹介します。  今回は第一弾として、結婚までを扱った「日本統治下サイパンの日常から  戦争へ」の展示を行います。  □6月26日(木)まで  □3階戦争体験文庫コーナー  ☆ 詳 細 は こ ち ら ☆  ──┬───────────    └→http://www.library.pref.nara.jp/sentai/kikaku.html ★(*ゝ(ェ)・)ノ★その他のお知らせ★★★★★★★★ ■第6期図書館劇場友の会会員募集中!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  毎年多数の方にご参加いただいてます千田館長による公開講座「図書館劇  場」。本講座のファンの皆様方へさらに充実した講習機会を提供する「友  の会」の会員を26年度も募集しております。  皆様のご入会をお待ちしています。  ★26年度の図書館劇場のテーマは「奈良・大和の群像」です。  ★図書館劇場の開催日    第一幕 5月24日(土)  第二幕  7月27日(日)    第三幕 9月28日(日)  第四幕 11月23日(日)    第五幕 1月25日(日)  第六幕  3月29日(日)  □会員特典   1.図書館劇場(全6回)にお申し込み無くご参加になれます。   2.千田館長を交えた会員限定「館長文化サロン」にご参加になれます。   3.図書情報館のイベント情報を郵送でお届けします。   4.会員証を発行します。  □年会費 3,000円   ※一旦納入された会費は返金いたしません   ※図書館劇場各回の資料代は不要です  □申込方法   図書館劇場当日、もしくは、2階貸出返却カウンターにて会費を添えて   お申し込みください。後日会員証とチケットを発送いたします。 ■次回の「奈良県司法書士会による法律講座&無料相談会」は  5月18日(日)開催です!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  図書情報館では、奈良県司法書士会と協力して、無料の法律相談会を毎月  1回開催しています。  相続や遺言、不動産や会社の登記に関する相談、認知症の方や障害をお持  ちの方についての後見の相談、多重債務や破産に関する相談など、様々な  悩みに司法書士がお答えします。  また、無料相談会に先立ち、司法書士による法律講座も開催します。  相談のみ、法律講座のみの参加も可能です。お気軽にご参加ください。  □5月18日(日)13:30〜17:00  □1F交流ホール  □第1部13:30〜15:00 法律講座   第2部15:00〜17:00 無料相談会  □相談は先着8名・受付順(13時から受付にて整理券を配布します。)  ★申込不要(予約不可)、参加無料 ■図書情報館ITサポーターズによる「ITサポートデイ」  ☆ 詳 細 は こ ち ら ☆  ──┬───────────    └→http://www.library.pref.nara.jp/supporter/index.html ■新着図書情報(月に1度更新!)  ☆ 詳 細 は こ ち ら ☆  ─┬────────────   └→http://www.library.pref.nara.jp/search/newarrival/index.html ■館の有料施設の予約を受付けています。県立図書情報館ホームページの有  料施設設利用案内のページをご覧下さい。  4月1日以降、有料施設使用料が変更になっていますのご留意ください。  ☆ 詳 細 は こ ち ら ☆  ──┬───────────    └→http://www.library.pref.nara.jp/guide_payroom/info ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇4◇  ◆図書館員の気になる一冊(107) └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『大切にしたい、にっぽんの暮らし。』  さとうひろみ著  サンクチュアリ出版 2013.12  「歳時記」。それは、一年中の行事や、四季折々の風物などについてまと めたもののことです。本書は、日本の古くからの行事や風習などをカラフル なイラストとともに楽しめる歳時記の入門書ともいうべき一冊です。簡単に できるワンプレートおせちや、折り紙で作る雛人形など、伝統を守りながら も誰にでも手軽に行事を楽しめる方法を1月から12月まで各月ごとに紹介 しています。  例えば、5月のページには、「八十八夜」についての紹介があります。立 春から数えて88日目(5月2日頃)を「八十八夜」といいますが、“八十 八”という字を組み合わせると「米」という字になることから、この日は農 業にとって縁起の良い日とされています。この時期には新茶の茶摘みが盛ん になり、特に八十八夜の日に摘んだお茶を飲むと、1年間元気に過ごせると いわれています。本書では、お茶のおいしい淹れ方やハードルの高そうな抹 茶の点て方まで気軽に楽しめる方法が紹介されています。最近では、日本茶 もペットボトルやティーパックなどに頼りがちですが、たまには急須で淹れ たお茶でゆったりとくつろげる時間を過ごしてみるというのもいいですね。  本書は、決して堅苦しいものではなく、現代風にアレンジされた歳時記で す。簡単、手軽に日々の生活に取り入れることができるようなアイデアやヒ ントがいっぱい詰まっています。本書を参考にして四季の行事や風習を普段 の生活に取り入れれば、一年がもっと豊かで、楽しくなりそうです。                          (まつだ のりこ)        ┌─────────────┐   ▼▼▼▼▼│過去の気になる一冊はこちら│▼▼▼▼▼        └─────────────┘   http://www.library.pref.nara.jp/reference/kininaru ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇5◇  ◆図書情報館─職員だより(192) └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  図書館のサービスに、「レファレンスサービス」というものがあります。 聞き慣れない言葉だと思いますが、簡単に言えば、利用者が必要とする情報 や資料を図書館が提供するサービスのことです。私が受けたレファレンスサ ービスの原体験は、小学生のときでした。  当時、宿題の一つとして、ヨーロッパの大寒波について調べていました。 学校の図書室は絵本や読み物中心の蔵書で、調べ物をする本や事典類はあま りありませんでした。そこで親に頼んで、車で20分ほどかかる市立図書館 へ連れて行ってもらいました。その図書館は児童室がなく、おおかたの本は 利用者が出入りできない書庫にありました。まずは館内を一回りし関連のあ りそうな棚を見ますが、まったくわかりません。すると「何か探しているの ?」と職員の方から声をかけられました。引っ込み思案な私の要領を得ない 話を、職員の方は誠実に根気よく聞いて下さり、一緒に探してくれることに なりました。大人が子どもの探し物の手伝いをしてくれるなんて!と驚いた のを覚えています。放課後に来館していたので、まもなく閉館前のアナウン スが流れました。焦る二人の姿に、「何をしているの?」と別の職員の方も かけ寄り、本探しに加わってくれました。結局そのときは時間オーバーで、 思うような本は見つけられませんでした。でも、小学生一人のために大人が 数名がかりで、閉館時間ぎりぎりまで全力で本を探してくれたことは、私に とってとても意外で、強く印象に残りました。  大人になりそのような経験も忘れた頃、大学の図書館学の講義でこの「レ ファレンスサービス」が出てきました。そこで、図書館の存在意義にかかわ る、大事なサービスの一つだと知りました。だから子どもだからといって手 加減することなく、時間いっぱい探すことを手伝ってくれたのだと、ふと思 い出した市立図書館職員の方々の姿にやっと合点がいきました。そして、そ のときに資料提供ができなかった職員の方々は、当時、さぞ口惜しかっただ ろうと思いました。これは、職員の立場になってみてわかったことです。  自分のために一緒に一生懸命、本を探してくれた職員の方の姿。図書館に 勤めるようになって、ときおり思い出すようになりました。                        (かわむら じゅんこ) ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇6◇  ◆編 集 後 記 └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ゴールデンウィークです。 「ゴールデンウィーク」の名称は、映画会社『大映』の専務取締役、松山英 夫さんが正月映画やお盆映画並に興行成績が良かった期間として、1951 年に名付け、次第に他の業界にも広まりました。 NHKや一部の新聞などは「ゴールデンウィーク」という言葉が映画業界用 語であったことから、特定企業の商標でなくとも業界の宣伝になってしまう ということで、「大型連休」という言い方で統一しているようです。それに、 休めない人から、「何がゴールデンだ!」という抗議があることも。 連続で休めるから、いつもより収益が上がるから、人によって意味が違う「 ゴールデン」ウィーク。皆さんにとってはいかがでしょう? なお、図書情報館は、連休中もずっと開館しています。ぜひお運びください。 さて、県立図書情報館メールマガジン「Lib Info NARA−奈良県 立図書情報館通信」第213号をご覧いただき、ありがとうございました。 次回第214号は、5月15日(木)に配信する予定です。 ▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△ ◎メールマガジンへのご感想、ご意見などは、下記メールアドレスまでお願  いします。原則として、返信はいたしませんのでご了承ください。 ◎このメールマガジンは、「まぐまぐ」を利用して発行しています。  http://www.mag2.com/   「新着情報版」「ウィークリーまぐまぐ」の配信が不要な場合は、こちら  で解除できます。  http://www.mag2.com/wmag/ ◎トラブル等の対処については、「読者 まぐまぐ!ヘルプ」のページをご  覧下さい。  http://help.mag2.com/read/ ◎当マガジンの解除は、こちらへ。  http://www.library.pref.nara.jp/libinfonara ▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△ 【 県庁各課等のメールマガジン 】 ◇ 読者登録をお願いします!◇      http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-1324.htm ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ┏┏┏ 奈良県立図書情報館 ┏┏  〒630-8135 奈良県奈良市大安寺西1丁目1000番地 ┏   TEL 0742-34-2111 FAX 0742-34-2777 ┌   MAIL info@library.pref.nara.jp ┌   HP http://www.library.pref.nara.jp ┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌