┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓   ┃----------------------------------------------------------┃  _┃  ☆Lib Info NARA −奈良県立図書情報館通信  ┃_  \┃----------------------------------------------------------┃/  /┗┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯┛\   ̄ ̄                              ̄ ̄          2013.12.1  No.203     ■12月の休館日      2日、9日、16日、24日、28日〜     □毎週月曜が休館日です。月曜日が祝日の場合、翌日の火曜日が      休館になります。     □12月28日(土)〜年明け1月4日(土)は休館いたします。            ┼───────────┼  ┌─────────┤  M E N U  ├─────────┐  │         ┼───────────┼         │  ├○┏━┓                           │  │ ┃1┃トピックス◆12月前半のイベント           │  ├○┗━╋…───────────────────────── │  │ ┏━┓                           │  ├○┃2┃館長連載「図書情報の文化史」             │  │ ┗━╋…───────────────────────── │  ├○┏━┓                           │  │ ┃3┃図書情報館からのお知らせ               │  ├○┗━╋…───────────────────────── │  │ ┏━┓                           │  ├○┃4┃図書館員の気になる一冊                │  │ ┗━╋…───────────────────────── │  ├○┏━┓                           │  │ ┃5┃図書情報館−職員だより                │  ├○┗━╋…───────────────────────── │  │ ┏━┓                           │  ├○┃6┃編集後記                       │  │ ┗━╋…───────────────────────── │  ├○                              │  └───────────────────────────────┘            ∩∩♪〜 ∩∩ ∩∩                ♪〜(^-^q) q(^0^)p (p^-^)p 〜♪ ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇1◇  ◆トピックス◆12月前半のイベント └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■法務無料相談会&知識セミナー  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  気になる法律問題について、行政書士・社会保険労務士が専門家の立場か  らアドバイスする無料相談会を開催します。  ※相談員は行政書士と社会保険労務士です。  秘密厳守です。お気軽にご相談ください。  □12月1日(土)13:30〜(受付:13:00〜16:30)  □1階交流ホール  □第1部13:30〜15:00 知識セミナー(質疑応答含む)    「制度よって違う『扶養』認定」     講師:社会保険労務士・ファイナンシャルプランナー 小野啓一氏   第2部15:00〜17:00 無料相談会(受付順)      先着12名程度、      会場で13時から整理券を発行します。  □申込み不要、無料(当日、直接会場にお越しください。) ■医療・健康相談会  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  済生会奈良病院、瀬川病院長による医療・健康相談です。  気になる体のこと、病気のこと、薬のこと等、ご相談ください。  □12月7日(土)13:00〜15:00  □3階グループ研修室  ★申込不要、先着順、無料。  ★12:30からグループ研修室前にて番号札を発行いたします。   相談は番号札の順番でお願いします。(先着8名程度) ■図書館寄席「花鹿乃芸亭(はなしかのうんてい)」第24回  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  近世以来の伝統的話芸であり、世相や風俗の宝庫でもある落語を、図書館  で楽しむことができる「花鹿乃芸亭」!  奈良県出身の落語家 桂文鹿(かつら ぶんろく)さんプロデュースです。  特別企画として、文鹿さんが「これはぜひ!お客様に聞いて戴きたい!」  と思う一席をチョイス。今回は、桂福楽さんの『藪入り』をお聞きいただ  きます。聞き逃すと損ですよ! ぜひご参加ください!  □12月7日(土)13:30〜(開場12:30)  □1階交流ホール  □プログラム   桂二乗(開口一番)、桂文鹿『銃撃戦』、   特別企画「文鹿がお客様に聞いて戴きたいこの一席」    └→桂福楽『藪入り』   中入り、抽選会、桂文鹿『ちりとてちん』   ※三味線:花登益子  □参加料:1名1,000円(中学生以下500円)。   ※当日受付にてお支払いください。  □先着200名  ○申込み方法   当館のホームページ「申込みフォーム」、   http://www.library.pref.nara.jp/event/event_moushikomi.html   FAX(0742-34-2777)、メール(koen@library.pref.nara.jp)、   往復ハガキ、電話(0742-34-2111)、来館(2F貸出・返却カウンタ   ー)にて受付します。   1.郵便番号、住所   2.お名前(ふりがな)   3.電話番号、FAX番号   「花鹿乃芸亭第24回申込み」とご記入の上、お申込み下さい。   ※1通につき、2名までお申込み可能です。(2名参加の場合は「2   名参加」と明記下さい。)   FAXでのお申込みの場合は、必ずFAX番号もお書き下さい。   往復はがきでお申込みの場合は、返信用ハガキの表に、送付先の郵便   番号、住所、氏名を必ず記入して下さい。 ■横田丈実映画作品上映会2  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  奈良県生まれの映画監督・横田丈実(よこた たけみ)さんの映画作品上  映会を開催します。3回企画の2回目。  横田さんは、奈良を拠点にした映画製作や劇の脚本・演出家など、奈良に  こだわり活動を続けています。今回は、最新作の『加奈子のこと』を上映。  また、クロストークもあわせて開催します。お楽しみに!  □12月8日(日)14:00〜(13:30開場)  □1階交流ホール  □申込み不要、直接会場にお越しください。  □上映作品『加奈子のこと』  □クロストーク ゲスト   山本佳世子(上智大学グリーフケア研究所主任研究員) ■中小企業診断士による「体験セミナー&無料経営相談会」  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ロジカル・シンキングをご存知ですか?  筋道を立てて考えること、論理的に考えることを言います。成功率を高め、  確実に目標達成するために不可欠な思考法です。  今回、中小企業診断士による「体験セミナー&無料相談会」を開催します。  体験セミナーでは、ロジカル・シンキングの実践と活用法について、演習  を通じて学んでいただきます。無料の経営相談では広く経営に関する相談  を受け付けます。秘密厳守ですので安心してご相談ください。  体験セミナーのみ、経営相談のみの参加も可能です。  □12月14日(土)、1月18日(土)、2月16日(日)   各日13:00〜18:00(受付12:30〜)  □1階交流ホール  ★第1部 13:00〜16:00 体験セミナー   「ロジカル・シンキングを学ぼう」   講師:奈良県中小企業診断士会 深谷繁氏   先着25名、お申込みが必要です。  ★第2部 16:00〜18:00 無料経営相談会   先着4名程度、当日受付(事前予約不可)   会場にて12:30から整理券を発行します。  ○体験セミナーの申込み方法   当館のホームページ「申込みフォーム」、   http://www.library.pref.nara.jp/event/event_moushikomi.html   FAX(0742-34-2777)、メール(koen@library.pref.nara.jp)、   来館(2F貸出・返却カウンター)にて受付します。   1.郵便番号、住所   2.お名前(ふりがな)   3.電話番号、FAX番号   4.参加希望日   「体験セミナー申込み」とご記入の上、お申込み下さい。   ※1通につき1名のお申込みとします。 ■知的書評合戦ビブリオバトル#36  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  「ホット」とは、「何か」を基準にしたとき、エネルギーが高い状態を指  す言葉。熱さや激しさ、辛さ、興奮など、色々な意味が含まれています。  12月のビブリオは、寒さも吹き飛ばす「ホット」なバトルでお送りしま  す!  □12月14日(土) 13:30〜(開場13:00)  □テーマ「ホット」  □2階メインエントランスホール  □発表される方は、テーマ「ホット」に沿う本をお持ちください!  ※参加無料、観戦のみの参加もできます。参加申込み受付中!  ○申込み方法   当館のホームページ「申込フォーム」   http://www.library.pref.nara.jp/event/event_moushikomi.html   メール(wsts@library.pref.nara.jp)へ参加希望(発表か観覧のみか)   とお名前を明記してお申し込みください。 ■県立ジュニアオーケストラ クリスマスコンサートを開催します!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  全国初の県立ジュニアオーケストラとして、平成23年6月に発足した奈  良県立ジュニアオーケストラが、今年も当館でクリスマスコンサートを開  催します。  少し早いですが、可愛いジュニアサンタ達に会いに来てください!  □12月15日(日)15:00〜  □2階メインエントランス  □演奏 県立ジュニアオーケストラ      音楽監督・指揮 梅沢和人  ★申込み不要、定員150名、無料  ★プログラム等詳細は決定次第ホームページに掲載します。 ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇2◇  ◆館長連載「図書情報の文化史」素描編 └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  第203回 『フロイス 日本史』(8)       館長 千田 稔  前回に続いて、奈良の寺院に関する記述を紹介しておきたい。ただ単に紹 介するのが、私の目的ではない。その観察の綿密さに、敬服するのである。 当時、カメラがまだなかったので、スケッチという方法があったが、むしろ 文章で表現することによって、日本の宗教施設の様子を記録にとどめようと したのである。今日のデジカメや携帯電話での安易な撮り方が、われわれ人 間の記録力と観察力を退化させていることは確かであろう。ルイス・アルメ イダの見聞記をフロイスが引用している。  その僧院(モステイロ)を東大寺と言い、寺院(テンプル)を『ダイブツ 』と称しますが、それは『大いなる仏』という意味です。この寺には三つの 門があり、その一つは正門で、庭のそれぞれの側面には驚くべき高さと大き さの門がありました。四方に廻廊があるこの中庭は六〇ブラサ(ブラサは、 日本の間(けん)とほぼ同じ長さ)の長さがありました。実は日本の建物、 寺院、家屋などは一見してすぐに何ブラザあるか判るように建てられていま す。ただし彼らは我らヨーロッパ人の『ブラサ』の単位で測るのではなく、 彼らが家に敷いている、縦八パルモ、横四パルモの大きさの畳によって測る のです。廻廊があるこの中庭は、私が見たうちでもっとも美しく、完全、頑 丈で、また見た目に快い建物の一つでした。この庭の中央に長さ約四十ブラ サ、幅約三十ブラサの寺院(大仏殿)が建っています。その寺院の階段、玄 関、および床は一面大きい方形の石で敷きつめられています。  ルイス・アルメイダの見た大仏殿は、治承4年(1181)年に平重衡に よって焼かれた後、建久元年(1190)に重源によって再建されたもので ある。                              (つづく) ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇3◇  ◆図書情報館からのお知らせ └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★(*ゝ(ェ)・)ノ★参加者募集中★★★★★★★★ ■図書館劇場8 第5幕『奈良・大和の歴史的風景と美術(5)』  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  当館の人気シリーズ、千田稔館長公開講座。  今年度のテーマは「奈良・大和の歴史的風景と美術」です。  図書館劇場は奇数月の第4土曜日に開催しています。  □2014年1月25日(土)13:00〜(開場12:00)  □1階交流ホール  □講師 千田稔(当館館長)、都築由美氏(フリーアナウンサー)、他  □参加料:1名500円(当日受付にてお支払い下さい。)  詳細については  http://www.library.pref.nara.jp/event/librarytheater_2013.html  をご覧下さい。  ○申込み方法   当館のホームページ「申込みフォーム」、   http://www.library.pref.nara.jp/event/event_moushikomi.html   往復はがき、FAX(0742-34-2777)、電話(0742-34-2111)、   メール(koen@library.pref.nara.jp)、来館(2F貸出・返却カウン   ター)にて受け付けます。   1.郵便番号、住所   2.お名前(ふりがな)   3.電話番号、FAX番号   「図書館劇場8第5幕申込み」とご記入の上、お申込み下さい。   ※1通につき、2名までお申込み可能です。(2名参加の場合は「2   名参加」と明記して下さい。)   FAXでのお申込みの場合は、必ずFAX番号もお書き下さい。   往復はがきでお申込みの場合は、返信用ハガキの表に、送付先の郵便   番号、住所、氏名を必ず記入して下さい。 ★(*ゝ(ェ)・)ノ★企画展示★★★★★★★★ ■「学ぼう医療・防ごう病気−これだけは知っておきたい病気の知識」  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  済生会奈良病院とタイアップし、健康増進のため疾病に関するパネル展を  開催しています。自分のため、家族のため、健康には十分気を付けたいで  すね。パネル展は本日までです。ぜひお運びください!  □12月1日(日)まで  □2階エントランスホール  ※主催:済生会奈良病院 ■第9回国の天然記念物「奈良のシカ」保護啓発ポスターコンクール展  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  全国の小学生が描いた「奈良のシカ」愛護啓発ポスターの中から、優秀作  品を選考し、入選作品による展覧会を開催しています。  ご来場の皆様に、あらためて「奈良のシカ」の現在の生息環境の悪化を認  識していただき、かけがえのない自然を守り、後世に保存継承していくた  めの一翼になれば、と思います。  □12月1日(日)まで  □2階セミナールーム横  ※主催:財団法人奈良の鹿愛護会 ■企画展示 「平和祈念展 in 奈良」  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  東京都新宿区にある平和祈念展示資料館では、先の大戦における「兵士」  「戦後強制抑留者」「海外からの引揚者」の方々の労苦について、国民の  皆様の理解を深め、次の世代に語り継ぐため、展示会やフォーラムなどを  全国で開催しています。  今回、当館で「平和祈念展 in 奈良」を開催し、平和祈念展示資料館  所蔵の、体験者の労苦を物語る代表的な資料や写真を展示します  □12月3日(火)〜12月8日(日)  □2階エントランスホール  ※主催:平和祈念展示資料館(総務省委託) ■奈良女子大学インターン学生による企画展  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  図書情報館では、奈良女子大学文学部人文社会学科文化メディア学コース  の学生インターンシップとして、毎年、学生を受け入れています。  今回は、後期インターンシップに参加している学生による企画展を開催し  ます。お楽しみに♪  □12月10日(火)〜12月27日(金)  □2階エントランスホール  ※主催:奈良女子大学文学部人文社会学科文化メディア学インターン ■「新しい地域社会を築くために」   −同和問題関係史料センター20年のあゆみ−  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  奈良県立同和問題関係史料センターは、同和問題に関する史料の保存及び  調査研究を行い、同和問題の解決に資すことを目的とした施設です。  このたび、開所20周年を記念して企画展示を開催します。  □12月10日(火)〜12月15日(日)  □2階セミナールーム横  ※主催:奈良県立同和問題関係史料センター ★(*ゝ(ェ)・)ノ★図書展示★★★★★★★★ ■クリスマス★クリスマス  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  12月といえば「クリスマス」ですね。日本でもすっかり定着しましたが、  イベント化されて、本来の意味や起源は薄れつつあります。  今回の図書展示では、イエス・キリストや、本来のクリスマスの意味・起  源について書かれた本などをご紹介します。また、サンタクロースに関す  る本や、家族みんなで楽しめるクリスマスの物語や絵本もお楽しみいただ  けます!  □11月30日(土)〜12月27日(金)  □2階情報資料スペース ■和歌の世界と百人一首  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  和歌を詠むことは、貴族たちにとっては、たしなみのひとつでした。  歌合や歌会も多く開かれ、そこで詠まれた和歌は個人の歌集や勅撰和歌集  の材料として集められ収録されています。なかでも「小倉百人一首」は、  今日でもよく親しまれています。正月には、宮中の歌会始や近江神宮のカ  ルタ名人位・クイーン位決定戦が行われます。  これにちなんで、和歌や百人一首の関連図書を紹介します。この機会に和  歌や百人一首の世界に触れてみませんか。  □11月30日(土)〜2014年1月30日(木)  □3階ブリッジ ■戦争体験文庫企画展示  大淀町学校支援地域本部戦争カルタの世界  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  戦争の体験者が少なくなる中で、戦争のときの具体的な生活や様子を知っ  てもらい、戦争の悲惨さを次の世代に伝えたい。そんな思いで作られた「  戦争カルタ」を、図書情報館は平成22年、大淀町学校支援地域本部から  受贈しました。「かるたを読む」シリーズの第3弾として、この「戦争カ  ルタ」を取り上げ、後世から振り返ってみた戦争について考えます。  □12月27日(金)まで  □3階戦争体験文庫コーナー  ☆ 詳 細 は こ ち ら ☆  ──┬───────────    └→http://www.library.pref.nara.jp/sentai/kikaku.html ★(*ゝ(ェ)・)ノ★その他のお知らせ★★★★★★★★ ■奈良マラソン開催にともなうバスの運休について  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  12月8日は奈良マラソンが開催されます。当日は、奈良市内を中心に大  幅な交通規制が行われます。当館にお越し際は注意してください。  以下、奈良交通からのバスの運行のお知らせです。  ●新大宮駅前(南口)8系統 ←→ 県立図書情報館西口   12月8日 8:00〜10:40 運休  ●県庁前 22系統 ←→ 県立図書情報館   12月8日 8:00〜10:40 区間運休   運休区間:県庁前〜近鉄奈良駅〜油阪船橋商店街   ※この時間帯の22系統バスは、JR奈良駅発着。  □本件についてのお問合せ   奈良交通お客様サービスセンター   TEL 0742-20-3100(8:00〜19:30 年中無休) ■次回の「奈良県司法書士会による法律講座&無料相談会」は  12月21日(土)開催です!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  図書情報館では、奈良県司法書士会と協力して、無料の法律相談会を毎月  1回開催しています。  相続や遺言、不動産や会社の登記に関する相談、認知症の方や障害をお持  ちの方についての後見の相談、多重債務や破産に関する相談など、様々な  悩みに司法書士がお答えします。  また、無料相談会に先立ち、司法書士による法律講座も開催します。  相談のみ、法律講座のみの参加も可能です。お気軽にご参加ください。  □12月21日(土)13:30〜17:00  □1F交流ホール  □第1部13:30〜15:00 法律講座   第2部15:00〜17:00 無料相談会  □相談は先着8名・受付順(13時から受付にて整理券を配布します。)  ★申込不要(予約不可)、参加無料 ■年末年始の休館にともなう貸出期間の延長について  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  当館は、12月28日(土)〜1月4日(土)の間、休館いたします。  休館に伴い、以下のとおり貸出期間を延長します。 ┌───────────────────────────────┐ ├○ 12月14日(土)〜12月27日(金)に借りられた場合は │ │   → 貸出期間が3週間になります!(通常2週間)     │ ├○  → 延長期間も3週間になります!(通常2週間)     │ │   ※他館からの借受資料の貸出期間は2週間です。      │ ├○  この機会にたっぷり読書を楽しんでください!       │ └───────────────────────────────┘ ■図書情報館ITサポーターズによる「ITサポートデイ」  ☆ 詳 細 は こ ち ら ☆  ──┬───────────    └→http://www.library.pref.nara.jp/supporter/index.html ■新着図書情報(月に1度更新!)  ☆ 詳 細 は こ ち ら ☆  ──┬───────────    └→http://www.library.pref.nara.jp/search/newarrival/index.html ■館の有料施設の予約を受付けています。県立図書情報館ホームページの有料  施設設利用案内のページをご覧下さい。  ☆ 詳 細 は こ ち ら ☆  ──┬───────────    └→http://www.library.pref.nara.jp/guide/use_guide01.html ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇4◇  ◆図書館員の気になる一冊(97) └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『古事記と小泉八雲』(日本人の原風景1)  池田雅之、高橋一清編著  かまくら春秋社 2013.3  英国人の言語学者チェンバレンが明治15(1882)年に著した英訳『 古事記』との出会いにより、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)は、日本へ の関心を深め、明治24(1891)年の春、日本の地を踏む。古事記の主 要な舞台である出雲の地・松江に、尋常中学校の英語教師として赴いたので ある。ハーンはオオクニヌシの「国譲り」神話に示された、戦わずに国を譲 り平和を選ぶ「和譲」の精神に共鳴するとともに、日本の原風景を随所に残 す出雲地方の信仰や風俗とそこに暮らす人々への考察を深め、多くの著作を 遺した。  本書は、ハーンが『古事記』をどのように理解し、捉えていたのかという 点と、ハーンの『古事記』と出雲地方に対する想いを通じて、彼の人物像を 浮き彫りにしようとするものである。  出雲学研究者、国文学者、比較文学者、作家、宮司など、多彩な執筆陣に よって、古事記・出雲・ハーンそれぞれの実像を浮かび上がらせている。収 められている11篇は、早稲田大学オープンカレッジで開催された、 「神々の国の首都・松江と小泉八雲」(2010年) 「『古事記』と小泉八雲から日本の原風景をたどる」(2012年) の二講座の中から選ばれたものである。  『古事記』上巻・神代篇の三分の一を占める出雲神話とその舞台となった 出雲地方。そして、『古事記』と出雲地方に特別な関心を寄せ、深い理解を 示し、『日本瞥見記』(通称『知られぬ日本の面影』)や『怪談』などの著 作を遺した小泉八雲。この両者を各分野の専門家が角度を変え、各々ユニー クな視点で捉えたのが本書である。読み易く簡潔に、古事記・出雲・ハーン を捉えることができる著作集になっている。                          (すずき はるお)        ┌─────────────┐   ▼▼▼▼▼│過去の気になる一冊はこちら│▼▼▼▼▼        └─────────────┘  http://www.library.pref.nara.jp/reference/kininaru.html ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇5◇  ◆図書情報館─職員だより(183) └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「12月の声を聞くと」  毎年のことながら、12月の声を聞く頃になると、一年のはやさと自らの 成果の無さを思い知ることになります。進歩がないといえばそれまでですが、 そんなこんなを文字どおり忘年会で洗い流して新年を迎える、今年もそんな ことになりそうです。  ところで、12月は英語ではDecemberですが、December は「10番目の月」の意味で、ラテン語で「第10の」という意味の「de cem」の語に由来しているといいます。そのずれは、紀元前46年まで使 われていたローマ暦が3月起算で(そのため年末だった2月は日数が少ない わけです)、3月から数えて10番目という意味だそうです。  暦に関わる話を聞いていると、人間の時間の観念とは不思議なものだなと 思います。暦が円環的であることは農耕社会では当然のことと認識されてい ますが、特に欧米では、人間の時間は誕生から最後の日へと直線的に観念さ れます。キリスト教的な時間感覚と言えるかもしれません。こうした直線的 時間と、農耕社会の時間意識としての円環的時間とが交差しながら社会的時 間が成立しています。他方、日本では、公私ともに円環的であったであろう 時間意識は、明治の欧化政策により、公私の時間意識が分断されてしまった ようです。欧米流の時間の観念によって公の時間が流れている一方で、私的 な部分では、正月から始まって、新年会、お彼岸、暑気払い、お盆、秋祭り、 忘年会など、相変わらずの円環的な時間を生きています。  ところで、昨今喧しい「成長と進歩」は、直線的な時間意識の中で育まれ るものではないかと思います。しかし一方で、円環的な時間意識の中で、繰 り返しの中から生まれる知恵がより「深化」するかたちで(場合によっては 固陋に陥ってしまい、停滞することもありますが)育まれることもあると思 うのです。現代のわれわれは、「成長と進歩」というある種の神話に、脅迫 的にとらわれているのかもしれません。グローバルという神話にも。そんな なか、時間の観念は、円環的であるよりは直線的に観念されることを余儀な くされているようにも思います。しかし、直線的な時間意識とは、誕生から 始まり、成長と進歩を経て、やがて滅びへと続く一連の流れであること、そ してそこでの再生とは滅びの先にしかないということにも思いをいたすべき なのかもしれません。  繰り返される円環的な時間は、ある意味退屈と表裏一体なのですが、その 退屈さのなかに、緩やかな時間の流れと結果的に少し前に進むという喜びが あるのかもしれません。そんなことに気づきはじめている方もいるようにも 思います。成長や進歩がいけないということではなく、何にとってどのよう な成長や進歩のかたちやありようがあるのか、12月になるとそんなことを 考えてしまいます。お酒で頭がぐるぐる回っているだけかもしれませんが。                       (いぬい そういちろう) ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇6◇  ◆編 集 後 記 └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ そろそろ年賀状作成の時期。 2013年9月24日に文化庁が発表した2012年度の国語に関する世論 調査によると、「手紙は手書きすべき」と考える人が、8年前に比べ10〜 30代で大幅に増加しているそうです。メールが主流となり、手書きの機会 がなくなってきて、かえって手紙は手書きをするものだという意識が出てき ているようです。 年賀状でも、100%印刷より、一言でも手書きメッセージを添えられる方 が多いと思います。その方が気持ちが伝わるような気がしますね。 年賀の挨拶はメールで済ます、という方ももちろんいらっしゃると思います が、もらって嬉しい年賀状づくり、その手間も含めて楽しんでみてはいかが でしょうか。 当館で毎月開催している「かんたんパソコン教室」、12月は「パソコンで 年賀状を作ってみよう」です。お申込みの受付は本日から! 詳しくはホームページをご覧ください。 http://eventinformation.blog116.fc2.com/blog-entry-1090.html さて、県立図書情報館メールマガジン「Lib Info NARA−奈良県 立図書情報館通信」第203号をご覧いただき、ありがとうございました。 次回第204号は、12月15日(日)に配信する予定です。 ▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△ ◎このメールマガジンへのご感想、ご意見などは、下記メールアドレスまで  お願いします。  *原則として、返信はいたしませんので、あらかじめご了承ください。 ◎このメールマガジンは、「まぐまぐ」を利用して発行しています。  http://www.mag2.com/   「新着情報版」「ウィークリーまぐまぐ」の配信が不要な場合は、こちら  で解除できます。  http://www.mag2.com/wmag/ ◎トラブル等の対処については、「読者 まぐまぐ!ヘルプ」のページをご  覧下さい。  http://help.mag2.com/read/ ◎当マガジンの解除は、こちらへ。  http://www.library.pref.nara.jp/netservice/mailmagazine.html ▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△ 【 県庁各課等のメールマガジン 】 ◇ 読者登録をお願いします!◇      http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-1324.htm ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ┏┏┏ ┏┏ 奈良県立図書情報館 ┏   〒630-8135 奈良県奈良市大安寺西1丁目1000番地 ┌    TEL:0742-34-2111 FAX:0742-34-2777 ┌    MAIL: info@library.pref.nara.jp ┌    HP: http://www.library.pref.nara.jp ┌ ┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌