┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓   ┃----------------------------------------------------------┃  _┃  ☆Lib Info NARA −奈良県立図書情報館通信  ┃_  \┃----------------------------------------------------------┃/  /┗┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯┛\   ̄ ̄                              ̄ ̄          2013.8.1  No.195      ■8月の休館日       5日、12日、19日、26日、30日      □毎週月曜が休館日です。      □毎月月末は休館します。(土日祝を除く)       今月は30日(金)が月末休館日です。            ┼───────────┼  ┌─────────┤  M E N U  ├─────────┐  │         ┼───────────┼         │  ├○┏━┓                           │  │ ┃1┃トピックス◆8月前半のイベント            │  ├○┗━╋…───────────────────────── │  │ ┏━┓                           │  ├○┃2┃館長連載「図書情報の文化史」             │  │ ┗━╋…───────────────────────── │  ├○┏━┓                           │  │ ┃3┃図書情報館からのお知らせ               │  ├○┗━╋…───────────────────────── │  │ ┏━┓                           │  ├○┃4┃図書館員の気になる一冊                │  │ ┗━╋…───────────────────────── │  ├○┏━┓                           │  │ ┃5┃図書情報館−職員だより                │  ├○┗━╋…───────────────────────── │  │ ┏━┓                           │  ├○┃6┃編集後記                       │  │ ┗━╋…───────────────────────── │  ├○                              │  └───────────────────────────────┘            ∩∩♪〜 ∩∩ ∩∩                ♪〜(^-^q) q(^0^)p (p^-^)p 〜♪ ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇1◇  ◆トピックス◆8月前半のイベント └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■医療・健康相談会  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  済生会奈良病院、瀬川病院長による医療・健康相談です。  気になる体のこと、病気のこと、薬のこと等、ご相談ください。  □8月3日(土)13:00〜15:00  □3階グループ研修室  ★申込不要、先着順、無料。  ★12:30からグループ研修室前にて番号札を発行いたします。   相談は番号札の順番でお願いします。(先着8名程度) ■法務無料相談会&知識セミナー  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  気になる法律問題について、行政書士・社会保険労務士が専門家の立場か  らアドバイスする無料相談会を開催します。  ※相談員は行政書士と社会保険労務士です。  秘密厳守です。お気軽にご相談ください。  □8月4日(日)13:30〜(受付:13:00〜16:30)  □1階交流ホール  □第1部13:30〜15:00 知識セミナー(質疑応答含む)    「専業主婦(主夫)の年金制度について」     講師:社会保険労務士・ファイナンシャルプランナー 小野啓一氏   第2部15:00〜17:00 無料相談会(受付順)      先着12名程度、      会場で13時から整理券を発行します。  □申込み不要、無料(当日、直接会場にお越しください。) ■「森の学校」〜夏休みの思い出に木と遊ぼう!〜  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  木とふれあい、森林に親しむ楽しいイベント「森の学校」を今年も開催し  ます。木工クラフト製作や木の標本展示と木に関するパネル展示を行いま  す。屋外イベントになりますので、暑さ対策を十分にしてきてください。  □8月4日(日)10:00〜15:00  □東側屋外テラス  □先着200名(当日受付順)  ※主催:奈良県北部農林振興事務所 ■「花鹿乃芸亭(はなしかのうんてい)」第22回  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  近世以来の伝統的話芸であり、世相や風俗の宝庫でもある落語を、図書館  で楽しむことができる「花鹿乃芸亭」!  奈良県出身の落語家 桂文鹿(かつら ぶんろく)さんプロデュースです。  今回から、特別企画として、文鹿さんが「これはぜひ!お客様に聞いて戴  きたい!」と思う一席をチョイス。初回となる今回は、笑福亭由瓶さんの  創作落語『足袋と帯』をお聞きいただきます。聞き逃すと損ですよ!  ぜひご参加ください!  □8月10日(土)13:30〜(開場12:30)  □1階交流ホール  □プログラム   桂優々『開口一番』、桂文鹿『兵庫船』、   特別企画「文鹿がお客様に聞いて戴きたい、この一席」       笑福亭由瓶 『足袋と帯』、   中入り、抽選会、   桂文鹿『親子茶屋』   ※三味線:はやしや美紀  □参加料:1名1,000円(中学生以下500円)。   ※当日受付にてお支払いください。  □先着200名  ○申込み方法   当館のホームページ「申込みフォーム」、   http://www.library.pref.nara.jp/event/event_moushikomi.html   FAX(0742-34-2777)、メール(koen@library.pref.nara.jp)、   往復ハガキ、電話(0742-34-2111)、来館(2F貸出・返却カウンタ   ー)にて受付します。   1.郵便番号、住所   2.お名前(ふりがな)   3.電話番号、FAX番号   「花鹿乃芸亭第22回申込み」とご記入の上、お申込み下さい。   ※1通につき、2名までお申込み可能です。(2名参加の場合は「2   名参加」と明記下さい。)   FAXでのお申込みの場合は、必ずFAX番号もお書き下さい。   往復はがきでお申込みの場合は、返信用ハガキの表に、送付先の郵便   番号、住所、氏名を必ず記入して下さい。 ■こども図書室 OPEN!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  図書情報館では、地域のボランティアのみなさまによる読み聞かせや紙芝  居などを楽しめる部屋として「こども図書室」を毎月第2土曜日にOPE  Nしています。開いている時間帯は、いつでも本が自由に読めます。また  1日3回の読み聞かせや紙芝居の時間もあります。  □8月10日(土)13:00〜16:00  □2F授乳室の奥「こども図書室」  □読み聞かせ・紙芝居の実演スケジュール   13:30〜 15:00〜  □申込不要、出入り自由になっています。 ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇2◇  ◆館長連載「図書情報の文化史」素描編 └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  第195回 『風姿花伝』(29)          館長 千田 稔  「問答条々」の最後の章である。  「問ふ。能に花を知る事、この条々を見るに、無上第一なり。肝要なり。 または不審なり。これいかにとして心得(こころう)べきや」と、能を演じ る根底である花を知るには、どのような心得が必要かを問う。「または不審 なり」というのは、花を知ることについて分からないことがあるということ である。観客を惹きつける芸の極地が花である。  「答ふ。この道の奥義を極むる所なるべし。一大事とも秘事とも、ただこ の一道なり」という。「この道の奥義」は、いうまでもなく、花を知ること である。  すでに「年来稽古条々」や「物学(ものまね)条々」において、個別的に 述べられてきたが、ここでは、花の精髄を得るにはどうすればよいかという という、原則論に足場を置いている。  「時分の花」(若さの魅力)、「声の花」(声の魅力)、「幽玄の花」( 余情の魅力)、などは人の目で見えるが、咲く花のようであれば、やがて散 るときがくる。つまり、永遠に花でなければ、人に好まれることはないとい う。まことの花というべき人を惹きつける能の演技は、花の咲かせ方であり、 散り方である。演者の心の向くままになすものである。  花のような演技を煩わしいと思ってはならない。七歳より、あらゆる演目 の稽古をし、花が失せないように工夫をこらせという。物数をいとわない稽 古こそが、花の種であるという。花を知ろうと思えば、まずは、このような 種を知らねばならない。花を咲かす種は稽古の数であるという。                           (この項終わり) ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇3◇  ◆図書情報館からのお知らせ └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★(*ゝ(ェ)・)ノ★参加者募集中★★★★★★★★ ■知的書評合戦ビブリオバトル#31  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  8月は恒例、夏の特別企画!  暁天ビブリオバトル(#31)と通常のビブリオバトル(#32)の二本  立て! 早朝のお寺でビブリオバトルはいかがですか♪  ■#31 暁天ビブリオバトル■――――――――――――  □8月17日(土)7:30〜(受付7:00)  □大安寺本堂(奈良市大安寺2−18−1)   http://www.daianji.or.jp/  □バトルテーマは「こころ」です。  発表される方は、テーマに沿う本をお持ちください!  ※参加無料、観戦のみの参加もできます。参加申込み受付中!  ■#32 図書情報館でビブリオバトル■――――――――  □8月17日(土)14:30〜(受付14:00)  □2階メインエントランス  □バトルテーマは「からだ」です。  発表される方は、テーマに沿う本をお持ちください!  ※参加無料、観戦のみの参加もできます。参加申込み受付中!  ○申込み方法   当館のホームページ「申込フォーム」   http://www.library.pref.nara.jp/event/event_moushikomi.html   メール(wsts@library.pref.nara.jp)へ参加希望(#31・#32)   とお名前、「発表」と「観覧のみ」のどちらで参加かを明記してお申し   込みください。 ■第13回 千田館長読書相談会  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  図書情報館では、第13回「千田館長読書相談会」を開催いたします。  千田館長が直接カウンターにつき、一般利用者の質問や読書相談に対し、  図書情報館の資料を使って回答いたします。また、関連文献の紹介を行い  ます。「日本の古代史」や「歴史地理学」に関する事項について、日ごろ  疑問に思っていることを気軽に相談できる機会です。  穏やかで気さくな人柄の千田館長が、疑問解決や読書の水先案内人をつと  めます。  □8月24日(土)13:00〜14:30、15:00〜16:00  □3階レファレンス(調べ物・本の相談)カウンター  □定員5名(申込み多数の場合は抽選)  ★★★募集期間〜8月17日(土)まで★★★  ○申込み方法   FAX(0742-34-2777)、メール(info@library.pref.nara.jp)、   往復はがき、来館(2F貸出・返却カウンターにて受付)。   1.郵便番号、住所   2.お名前(ふりがな)   3.電話番号、FAX番号   4.質問内容   「千田館長読書相談会希望」とご記入の上、お申込み下さい。 ■佐保川まちづくり塾 教養講座  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  図書情報館では、「佐保川まちづくり塾」と題して、佐保川を中心にした  まちづくりにおける生涯学習の拠点として内外の人材を招き、さまざまな  「学び」をサポートしています。今年も、奈良教育大学名誉教授会「寧楽  教育講座塾」と共催し、教養講座を開催します。  ★Aコース――――――――――――――――――――――――――――  『英国のわらべ唄−楽しく読むための翻訳のコツ−』(全9回)    □9月7日(土)〜10月27日(日)各回10:30〜12:00    □1階交流ホール    □講師:奥田喜八郎先生(奈良教育大学名誉教授)  ★Bコース――――――――――――――――――――――――――――  『数学のおはなし』(全5回)    □9月8日(日)〜10月27日(日)各回13:00〜14:30    □1階交流ホール    □講師:神保敏弥先生(奈良教育大学名誉教授)  □参加無料  ※日程および講座の内容等、詳細は以下のページをご覧ください。   http://eventinformation.blog116.fc2.com/blog-entry-1010.html  ○申込み方法   当館のホームページ「申込みフォーム」、   http://www.library.pref.nara.jp/event/event_moushikomi.html   FAX(0742-34-2777)、メール(wsts@library.pref.nara.jp)、   来館(2F貸出・返却カウンター)にて受付します。   1.郵便番号、住所   2.お名前(ふりがな)   3.電話番号、FAX番号   4.希望するコース(A・B)   5.参加人数(2名まで可)   「まちづくり塾申込み」とご記入の上、お申込み下さい。   ※FAXでのお申込みの場合は、必ずFAX番号もお書き下さい。 ■図書館劇場8 第3幕『奈良・大和の歴史的風景と美術(3)』  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  当館の人気シリーズ、千田稔館長公開講座。  今年度のテーマは「奈良・大和の歴史的風景と美術」です。  図書館劇場は奇数月の第4土曜日に開催しています。  □9月28日(土)13:00〜16:00(開場12:00)  □1階交流ホール  □プログラム   講演1「奈良・大和の風景と古代(3)        藤原京の時代−歴史の転換期の天皇」千田稔(当館館長)  朗読 薄田泣菫著「泣菫随筆」(谷沢永一・山野博史編)より     都築由美氏(フリーアナウンサー)  講演2「此岸の浄土−春日宮曼荼羅を読む−」     加須屋誠氏(奈良女子大学文学部教授)  □参加料:1名500円(当日受付にてお支払い下さい。)  詳細については  http://www.library.pref.nara.jp/event/librarytheater_2013.html  をご覧下さい。  ○申込み方法   当館のホームページ「申込みフォーム」、   http://www.library.pref.nara.jp/event/event_moushikomi.html   往復はがき、FAX(0742-34-2777)、電話(0742-34-2111)、   メール(koen@library.pref.nara.jp)、来館(2F貸出・返却カウン   ター)にて受け付けます。   1.郵便番号、住所   2.お名前(ふりがな)   3.電話番号、FAX番号   「図書館劇場8第3幕申込み」とご記入の上、お申込み下さい。   ※1通につき、2名までお申込み可能です。(2名参加の場合は「2   名参加」と明記して下さい。)   FAXでのお申込みの場合は、必ずFAX番号もお書き下さい。   往復はがきでお申込みの場合は、返信用ハガキの表に、送付先の郵便   番号、住所、氏名を必ず記入して下さい。 ★(*ゝ(ェ)・)ノ★企画展示★★★★★★★★ ■「木の良さを感じ、山や森林の大切さを知ろう」展  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  奈良県では森林をすべての県民で守り育てる意識を深めてもらうために、  夏休み期間を山と森林の月間として、県内各地で山や森林に親しむイベン  トを開催しています。  図書情報館では、「木の良さを感じ、山や森林の大切さを知ろう!展」を開  催し、奈良の木製品やパネルの展示等を行います。  8月4日(日)には「森の学校」も開催します。  □8月4日(日)まで  □2階エントランスホール  ※主催:奈良県森林整備課 ■「奈良のむかしばなし」パネル展  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  奈良県が発行する広報誌「県民だより奈良」で平成16年5月から連載さ  れ、本年6月号で39話を迎えた「奈良のむかしばなし」。奈良で創作活  動をされている随筆家の山崎しげ子さんによる親しみやすい語らいと、情  景豊かな世界をお楽しみください。  □8月4日(日)まで  □2階セミナールーム横  ※主催:奈良県広報広聴課 ■平成25年度「人権啓発ポスター・標語」優秀作品展  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  7月の「差別をなくす強調月間」に先立って県民の皆様の人権意識の高揚  を目的に募集した約4万作品の中から選ばれた優秀作品を展示します。  小学生から一般の方までのそれぞれの作品から、人権に対する想いや願い  を感じ取ってください。  □8月6日(火)〜8月18日(日)  □2階エントランスホール  主催:奈良県人権施策課 ■語り継ぐ大和川大水害の記憶 パネル展  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  昭和57年8月に起きた大和川の大水害から30年が経過しました。  大水害では、奈良県内で死者行方不明者16名、浸水家屋1万2000戸  以上という甚大な被害をもたらしたにもかかわらず、大水害の記憶は風化  しつつあります。  この大水害の「記憶」を風化させることなく、後世に語り継ぎ、防災への  意識を高めていただくため、当時を振り返るパネル展を開催します。  □8月6日(火)〜8月11日(日)  □2階セミナールーム横  ※主催:奈良県河川課 ■パネル写真展 『振り返る奈良マラソン2012』  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  昨年実施された「奈良マラソン2012」に参加されたランナーや活躍さ  れたボランティアをはじめ、応援してくださった人たちをクローズアップ  した写真展を開催します。競技中はもちろん、競技前の表情も盛り込み、  スタートからゴールまで奈良マラソンのコースに沿って大会を支えてくれ  た人たちの素顔をご紹介します。  □8月13日(火)〜8月18日(日)  □2階セミナールーム横  主催:奈良マラソン実行委員会 ★(*ゝ(ェ)・)ノ★図書展示★★★★★★★★ ■蜂起150年天誅組 既所蔵資料/北畠男爵家関連資料展  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  文久3(1863)年8月(旧暦)、孝明天皇の攘夷祈願大和行幸を期と  して、これを武力討幕に発展させようと、中山忠光、藤本鉄石らが蜂起し  ました(天誅組)。  それから150年になる本年、奈良県立図書情報館は、その関係者で数少  ない生き残りであった北畠治房男爵(平岡鳩平)のご子孫から同家関連資  料を受贈しました。  既に所蔵している木版本や各種の写本、戦前期のものから最新の研究、小  説類に至るまで、関連資料と併せて展示します。  □8月1日(木)〜8月29日(木)  □2階情報資料スペース ■「テレビ放送開始60周年」  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  昭和28(1953)年2月1日午後2時。日本で初めてのテレビ放送が  始まりました。今年2013年は、それから60年周年にあたる年です。  これを祈記念して、テレビの歴史がわかる本、テレビの技術がわかる本、  自分たちが見てきた懐かしのテレビ番組を振り返る本などを展示します。  テレビ普及のきっかけとなった、皇太子明仁殿下と美智子様のご成婚パレ  ード(昭和34年)や東京オリンピック(昭和39年)を振り返る本も展  示します。  □8月1日(木)〜9月29日(日)  □3階ブリッジ ■夏のとも〜どんとこい! 読書感想文2013〜  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  もうすぐ夏休みですね。夏休みの宿題といえば読書感想文!  学生の皆さんから、毎年、「何を読んだらいいのかわからない」「どんな  ふうに書けばいいのかわからない」などたくさんの問い合わせがあります。  図書情報館では、青少年読書感想文全国コンクール課題図書をはじめ、読  書感想文を書くためのおすすめ本を展示しています。  読書感想文を書くときの参考にしてください!  □9月29日(日)まで  □3階YAコーナー ■戦争体験文庫夏季企画展示「小学生国史受験かるたの世界」  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  「いい国(1192)つくろう鎌倉幕府」ではなく、「武家政治起すは頼  朝鎌倉幕府祝ひに(1852)集う人も質朴」。これは、中学受験準備の  ため、神武天皇即位紀元(皇紀)などによる年代暗記用に作成された「小  学生国史受験かるた」で使われたフレーズです。今回これを題材に、昭和  戦前期の歴史教育について考えます。  □8月29日(木)まで  □3階戦争体験文庫コーナー  ☆ 詳 細 は こ ち ら ☆  ──┬───────────    └→http://www.library.pref.nara.jp/sentai/kikaku.html ★(*ゝ(ェ)・)ノ★その他のお知らせ★★★★★★★★ ■次回の「司法書士 法律講座&無料相談会」は8月17日(土)です!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  図書情報館では、奈良県司法書士会と協力して、無料の法律相談会を毎月  1回開催しています。  相続や遺言、不動産や会社の登記に関する相談、認知症の方や障害をお持  ちの方についての後見の相談、多重債務や破産に関する相談など、様々な  悩みに司法書士がお答えします。  □8月17日(土)13:30〜17:00  □1F交流ホール  □第1部13:30〜15:00 法律講座   第2部15:00〜17:00 無料相談会  □相談は先着8名・受付順(13時から受付にて整理券を配布します。)  ★申込不要(予約不可)、参加無料 ■第5期図書館劇場友の会会員募集中!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  毎年多数の方にご参加いただいてます千田館長による公開講座「図書館劇  場」。本講座のファンの皆様方が、歴史・文化について自由に談話を楽し  むことができる「友の会」の会員を25年度も募集しております。  皆様のご入会をお待ちしています。  □25年度の図書館劇場のテーマは「奈良・大和の歴史的風景と美術」で   す。図書館劇場は奇数月の第4土曜日、年6回の開催です。  □会員特典   1.図書館劇場(残り4回)にお申し込み無くご参加いただけます。   2.千田館長を交えた会員限定「館長文化サロン」にご参加いただけま   す。今年度の文化サロンのテーマは昨年度に引き続き「まちかど遺産」   です。   3.「図書情報館イベント情報」を郵送でお届けします。   4.会員証を発行します。  □会費 2,000円   ※一旦納入された会費は返金いたしません   ※図書館劇場各回の資料代は不要です  □申込方法   図書館劇場当日、もしくは、2階貸出・返却カウンターにて会費を添え   てお申し込みください。後日会員証とチケットを郵送いたします。 ■図書情報館ITサポーターズによる「ITサポートデイ」  ☆ 詳 細 は こ ち ら ☆  ──┬───────────    └→http://www.library.pref.nara.jp/supporter/index.html ■新着図書情報(月に1度更新!)  ☆ 詳 細 は こ ち ら ☆  ──┬───────────    └→http://www.library.pref.nara.jp/search/newarrival/index.html ■館の有料施設の予約を受付けています。県立図書情報館ホームページの有料  施設設利用案内のページをご覧下さい。  ☆ 詳 細 は こ ち ら ☆  ──┬───────────    └→http://www.library.pref.nara.jp/guide/use_guide01.html ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇4◇  ◆図書館員の気になる一冊(89) └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『なぜ人間は泳ぐのか?―水泳をめぐる歴史、現在、未来』  リン・シェール・著/高月園子・訳  太田出版 2013.4  毎日30度を超える猛暑が続くと、水が恋しくなる。そんな時、青い海の ような涼しげな色の表紙に誘われて手に取った1冊。  著者は放送ジャーナリストであり、何より泳ぐことを愛してやまない女性。 69歳でダーダネルス海峡(エーゲ海とマルマラ海を結ぶ海峡)の横断泳に 挑戦し、その年齢グループの女性部門で、第1位でフィニッシュしている。 負けず嫌いの性格もあっただろうが、後にその栄光を、「わたしと海、わた したちはパートナー。どちらか片方ではけっして成し遂げられないから。」 と言い切っている。  本書は、そんな著者がまさにダーダネルス海峡の海に飛び込もうとすると ころから始まる。横断泳のドキュメンタリーを主軸に話は進むが、途中、泳 ぎながら回想するかのごとく、人はなぜ泳ぐのか、なぜ水を愛するのかとい う素朴な疑問に答えるように、水泳をめぐる歴史や文化を紐解いていく。挿 絵や写真が多用され、とても興味深く読むことができる。  本文の各所に書かれているコラムでは、水泳のトリビアが書かれていて、 ちょっとした息抜きになっている。例えば、史上初のドーバー海峡完泳者は 1875年のマシュー・ウェブ。女性初は1926年、アメリカのガートル ード・エダール。今日までの完泳者数は約900人など。中でも最も驚いた のは、1988年フィリップ・ラッシュのトリプル横断(行って、戻って、 また行く)である。なぜそんなことをしたのかはわからないとか…。  読後は、著者とともにゴールした気分になり、「なぜ人は泳ぐのか」が少 しわかった気がした。わたしたちの深層にある心理が、海へ水へと誘ってい るのだ。泳ぎが不得手な人でも、泳ぎに行きたくなる1冊である。                        (まつむら じゅんこ)        ┌─────────────┐   ▼▼▼▼▼│過去の気になる一冊はこちら│▼▼▼▼▼        └─────────────┘  http://www.library.pref.nara.jp/reference/kininaru.html ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇5◇  ◆図書情報館─職員だより(175) └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  暑い…という言葉が口をついて出てしまう毎日です。去年もこんなに暑か ったかなと毎年思うのですが、実際2000年以降の近畿地方の平均気温は、 ほぼ毎年平年値を上回っています。気象庁のホームページによると、201 0年の平均気温は平年より0.6℃も高かったようで、一昨々年の猛暑を思 い出してしまいました。  夏の暑さを表す言葉として、広辞苑には、猛暑(はげしい暑さ)のほか、 酷暑(夏の厳しい暑さ)、炎暑(夏の燃えるような厳しい暑さ)、極暑(き わめて暑いこと。暑さのさかり)などが収録されています。  一方、天気予報や気象情報、その解説等で用いられる「夏日」「真夏日」 「猛暑日」などは、それぞれ日中の最高気温が25度以上、30度以上、3 5度以上の日を指す予報用語として気象庁が定めたものです。  このうち「猛暑日」は、1996年以来約10年ぶりとなる用語の見直し を受けて新たに予報用語に加えられ、2007年4月から使用が開始されま した。同じくこのときに加わった用語に「熱中症」がありますが、90年代 後半から10年ほどの間に気象環境が大きく変化したことがうかがえます。 少し前までは聞いたことのなかった「ゲリラ豪雨」「爆弾低気圧」なども最 近では普通に耳にするようになりました。  先頃気象庁が発表した3ヶ月予報によると、8月は太平洋高気圧の勢力が 平年より強く、気温の高い日が続くようです。皆様どうぞお身体に気をつけ て今夏を乗りきってくださいね。                         (とくやま さおり) ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇6◇  ◆編 集 後 記 └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 昔あるところに、父親と3人の息子が住んでいました。 彼らは、馬29頭を大切に育てていました。 ある日父親は 遺言として ・長男には その半分を ・次男には 残りの5分の3を ・末息子には 5頭を それぞれ与えると言って亡くなりました。 兄弟はとても困りました。まず長男が半分というのが問題です。29頭を半 分にわけることができません。兄弟が困っていると、馬に乗った旅人が通り かかりました。話をきいて、その旅人は「私の馬を貸してあげましょう」と 言いました。すると馬は30頭になり、その半分の15頭を長男に、残りの 15頭の5分の3=9頭を次男にわけることができました。残りは30頭− 15頭−9頭=6頭。そのうち 末の息子が遺言通り5頭をもらいました。 そして旅人は、最後に残った1頭の馬にまたがって去って行きました。 うまく分けられてよかった!よかった! あれ? どこか不思議な感じがしましたか? 現在参加者を募集している「佐保川まちづくり塾教養講座」。今年は「数学 のおはなし」が新しく登場。どんなお話が聞けるのか今から楽しみです。 さて、県立図書情報館メールマガジン「Lib Info NARA−奈良県 立図書情報館通信」第195号をご覧いただき、ありがとうございました。 次回第196号は、8月15日(木)に配信する予定です。 ▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△ ◎このメールマガジンへのご感想、ご意見などは、下記メールアドレスまで  お願いします。  *原則として、返信はいたしませんので、あらかじめご了承ください。 ◎このメールマガジンは、「まぐまぐ」を利用して発行しています。  http://www.mag2.com/   「新着情報版」「ウィークリーまぐまぐ」の配信が不要な場合は、こちら  で解除できます。  http://www.mag2.com/wmag/ ◎トラブル等の対処については、「読者 まぐまぐ!ヘルプ」のページをご  覧下さい。  http://help.mag2.com/read/ ◎当マガジンの解除は、こちらへ。  http://www.library.pref.nara.jp/netservice/mailmagazine.html ▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△ 【 県庁各課等のメールマガジン 】 ◇ 読者登録をお願いします!◇      http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-1324.htm ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ┏┏┏ ┏┏ 奈良県立図書情報館 ┏   〒630-8135 奈良県奈良市大安寺西1丁目1000番地 ┌    TEL:0742-34-2111 FAX:0742-34-2777 ┌    MAIL: info@library.pref.nara.jp ┌    HP: http://www.library.pref.nara.jp ┌ ┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌