┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓   ┃----------------------------------------------------------┃  _┃  ☆Lib Info NARA −奈良県立図書情報館通信  ┃_  \┃----------------------------------------------------------┃/  /┗┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯┛\   ̄ ̄                              ̄ ̄          2013.6.15  No.192      ■6月の休館日       17日、24日、28日      □毎週月曜が休館日です。      □毎月月末は休館します。(土日祝を除く)       今月は28日(金)が月末休館日です。            ┼───────────┼  ┌─────────┤  M E N U  ├─────────┐  │         ┼───────────┼         │  ├○┏━┓                           │  │ ┃1┃トピックス◆6月後半のイベント            │  ├○┗━╋…───────────────────────── │  │ ┏━┓                           │  ├○┃2┃館長連載「図書情報の文化史」             │  │ ┗━╋…───────────────────────── │  ├○┏━┓                           │  │ ┃3┃図書情報館からのお知らせ               │  ├○┗━╋…───────────────────────── │  │ ┏━┓                           │  ├○┃4┃図書館員の気になる一冊                │  │ ┗━╋…───────────────────────── │  ├○┏━┓                           │  │ ┃5┃図書情報館−職員だより                │  ├○┗━╋…───────────────────────── │  │ ┏━┓                           │  ├○┃6┃編集後記                       │  │ ┗━╋…───────────────────────── │  ├○                              │  └───────────────────────────────┘            ∩∩♪〜 ∩∩ ∩∩                ♪〜(^-^q) q(^0^)p (p^-^)p 〜♪ ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇1◇  ◆トピックス◆6月後半のイベント └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■知的書評合戦ビブリオバトル#29  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  今回のビブリオバトルは、ジューンブライドにちなんで「結婚」がテーマ。  発表される方は、テーマに沿ったオススメ本をお持ちください。5分で本  の魅力をご紹介いただいた後、“一番読みたくなった”=チャンプ本を多  数決で決定します。  ジャンルを超えていろんな本に出会えるチャンスです!  □6月15日(土)14:30〜16:30(受付14:00〜)  □2階メインエントランス  □バトルテーマは「結婚」です。   発表される方は、テーマに沿う本をお持ちください!  ★参加無料、観戦のみの参加もできます。   参加ご希望の方は、直接会場までお越しください。 ■奈良県司法書士会による『法律講座&無料相談会』  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  図書情報館では、奈良県司法書士会と協力して、無料の法律相談会を毎月  開催しております。相談会に先立ち、司法書士による「法律講座」も開催  しておりますのでぜひご参加ください。  6月の法律講座のテーマは「遺言」です!  遺言という言葉は知っていても、自分とは無縁のものだと思っている人が  多いのが現実。しかし、人生いつ何が起きるかわかりませんし、遺言に書  くことができることは財産の承継方法だけではありません。そして、遺言  があるのと無いのとでは相続の手続が大きくかわってきます。せっかく書  いた遺言が無効になってしまわないためにも、ぜひ一度お聞きいただけれ  ばと思います。  今回の講座では、遺言の種類や書き方、遺言がある場合と無い場合の違い、  遺言が必要な場合などについてお話します。相続や遺言について考える機  会にしていただければと思います。  無料相談会では、テーマに限らず、登記や相続、借金問題、成年後見など、  一般の相談も受け付けます。  秘密厳守ですので、安心して御相談下さい。  □6月15日(土)13:30〜17:00  □1階交流ホール  □第1部 13:30〜法律講座「テーマ:遺言」   第2部 15:00〜無料相談会(先着8名程度)  □1F交流ホール  □申込不要、予約不可。  ※無料相談会については、13時から整理券を配布します。 ■東アジア現代アート展  「アート作品をつくるワークショップ〜みんなでつくる小さな世界」  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  6月開催の企画展「東アジア現代アート展」のワークショップ参加者を募  集します。企画展では、日本・韓国・中国から9名のアーティストの作品  を展示。ワークショップでは、日用品を使って、出展アーティストと一緒  に現代アート作品をつくります。  □6月16日(日)   午前の部11:00〜13:00/午後の部15:00〜17:00  □1階交流ホール  □小学生以上、申込み制  □参加料:1名500円   ※当日受付でお支払いください。  ○申込み方法   当館のホームページ「申込みフォーム」、   http://www.library.pref.nara.jp/event/event_moushikomi.html   FAX(0742-34-2777)、メール(wsts@library.pref.nara.jp)、   往復ハガキにて受付します。   1.郵便番号、住所   2.お名前   3.電話番号、FAX番号   4.午前の部/午後の部 どちらか参加希望の部   「現代アートワークショップ申込み」とご記入の上、お申込み下さい。   ※1通につき1名のお申込みとします。   FAXでのお申込みの場合は、必ずFAX番号もお書き下さい。   往復はがきでお申込みの場合は、返信用ハガキの表に、送付先の郵便   番号、住所、氏名を必ず記入して下さい。 ■第12回 千田館長読書相談会  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  図書情報館では、第12回「千田館長読書相談会」を開催いたします。  千田館長が直接カウンターにつき、一般利用者の質問や読書相談に対し、  図書情報館の資料を使って回答いたします。また、関連文献の紹介を行い  ます。「日本の古代史」や「歴史地理学」に関する事項について、日ごろ  疑問に思っていることを気軽に相談できる機会です。  穏やかで気さくな人柄の千田館長が、疑問解決や読書の水先案内人をつと  めます。  □6月22日(土)13:00〜14:30、15:00〜16:00  □3階レファレンス(調べ物・本の相談)カウンター  □定員5名(申込み多数の場合は抽選)  ★★★募集期間 6月16日(日)まで ★★★  ○申込み方法   FAX(0742-34-2777)、メール(info@library.pref.nara.jp)、   往復はがき、来館(2F貸出・返却カウンターにて受付)。   1.郵便番号、住所   2.お名前(ふりがな)   3.電話番号、FAX番号   4.質問内容   「千田館長読書相談会希望」とご記入の上、お申込み下さい。 ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇2◇  ◆館長連載「図書情報の文化史」素描編 └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  第192回 『風姿花伝』(26)          館長 千田 稔  「問答条々」の中で、難解な箇所である。 「問ふ。能に位(くらゐ)差別(しゃべち)を知る事は、如何(いかん)」 という問いかけであるが、一体「位」とは何か。答えの冒頭に、目利きの眼 (まなこ)には、簡単に見えるものだという。これは、後段を読んでいくと 何となくわかってくるようだが、とにかく自己流の意味をくみとっておくこ とにする。位が上がるというのは、能を重ね重ね稽古をしていけば、位が上 達していくことをいう。芸の品格のことか。十歳ぐらいの能者も、生まれつ き、位の高いものもいるという。そして次のように説明される。「稽古して 芸の品格(位)が身つくことは、常のことである」。また難解な文章が続く。 「また、生得の位、長(たけ)なり。嵩(かさ)と申すは別のものなり」と。  「長」とは何か。辞書を引くと「崇高壮大な美」という意味があるが、「 芸ののびやかさ」といった意味だろうか。それでは「嵩」とは何か。これに ついても、辞書には「心・態度が重々しく大きいこと」とある。本文には、 嵩とは「ものものしく勢ひある形なり」また「嵩は一さいにわたる義なり」 とある。つまり、すべての芸をこなすことである。つまり、嵩とは、芸のス ケールのことではないかと思う。そして、次のような文章が控えている。 「位・長は別のものなり」と。読み手は混乱する。なぜなら、前段には「生 得の位、長なり」と書かれているからである。ただ、「生得の位」とは「生 まれつき持っている芸の品格」であるから、のびやかであるということであ ろう。ところが、芸の品格とのびやかさとは、異なるというのだ。例えば、 生まれつき奥深い美しさを持つのは「位」であるが、奥深い美しさを持たな い為手(して)がのびやかに演じることもあるという。                              (つづく) ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇3◇  ◆図書情報館からのお知らせ └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★(*ゝ(ェ)・)ノ★参加者募集中★★★★★★★★ ■売太神社 藤本保文宮司と「古事記」を読む2013  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  昨年「古事記」編纂1300年を契機に、知っているようで知らない「古  事記」を売太神社藤本保文宮司と一緒に読む輪読会を開催しました。参加  者の皆さんの意識や意欲も高く、会も好評だったことから、今年も昨年同  様の輪読会を開催いたします。  売太神社は「古事記」編纂者の一人と言われる稗田阿礼を主斉神として祀  る古社。藤本宮司と一緒に、神話の世界から古代の歴史の姿を探ります。  □平成25年7月〜平成26年2月 の毎月第2木曜日   14:00〜15:30 全8回   ※講師の都合により、変更することがあります。  □1階交流ホール  □定員40名(応募多数の場合は抽選)   ※全8回通して参加いただける方が対象です。   ※昨年度受講された方や昨年度受講資格を得られた方はお申込みになれ   ません。お申込みされても無効とします。  □参加費無料   ※ただし、指定するテキストを各自書店で購入していただきます。  ★申込み〆切:6月21日(金)必着  ★6月27日以降に参加の可否および参加決定者には受講案内をお送りし   ます。  ○申込み方法   往復はがきでお申込みください。   1.郵便番号、住所   2.お名前(ふりがな)   3.電話番号、FAX番号   4.年齢   「古事記輪読会参加希望」とご記入の上、お申込み下さい。   ※1通につき、1名様のお申込みといたします。(厳守)   返信用ハガキの表に、送付先の郵便番号、住所、氏名を必ず記入して   下さい。 ■コミュニケーション ブックレヴュー&クロストーク2  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  2回目となる、「コミュニケーション ブックレヴュー&クロストーク」を  開催します。  さまざまな「交流」をテーマに、人と本を結ぶトークイベント。  毎回、いろいろな分野で活動されているゲストを迎え、知り、考え、語り  合い、新たな出会いへと誘います。  □7月7日(日)14:30〜18:00(開場14:00)  □1階交流ホール  □ゲスト:吉川舞氏(日本国政府アンコール遺跡救済チーム(JSA/J       ASA)現地広報担当)       若狭健作氏(株式会社地域環境計画研究所代表取締役)       三浦豊氏(森の案内人)   ファシリテーター:友廣裕一氏(一般社団法人つむぎや代表)  □テーマ:地域資源と交流と地域づくり  □定員等:100名、参加無料  ○申込み方法   当館のホームページ「申込みフォーム」、   http://www.library.pref.nara.jp/event/event_moushikomi.html   FAX(0742-34-2777)、メール(koen@library.pref.nara.jp)、   来館(2F貸出・返却カウンター)にて受け付けます。   1.郵便番号、住所   2.お名前(ふりがな)   3.電話番号、FAX番号   「コミュニケーションブックレヴュー2申込み」とご記入の上、お申   込み下さい。   ※1通につき1名のお申込みとします。   ※FAXでのお申込みの場合は、必ずFAX番号もお書き下さい。 ■カブリモノ変心塾  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  チャッピー岡本さんによる企画展「カブリモノとダンボール家具展」期間  中の連休に、カブリモノ変心塾を開催します。1枚の紙で簡単に、自分だ  けのお面や帽子状のカブリモノを作ることができます。  変身&変心できる楽しいワークショップ!  保護者の方の助けがあれば、小さなお子さんでも作れます。  □7月13日(土)/14日(日)/15日(月・祝)   1回目13:30〜14:30   2回目15:30〜16:30  □2階エントランスホール(展示会場)  □参加料:1名1,000円(当日会場にてお支払い下さい。)  ○申込み方法   当館のホームページ「申込みフォーム」、   http://www.library.pref.nara.jp/event/event_moushikomi.html   FAX(0742-34-2777)、メール(koen@library.pref.nara.jp)、   電話(0742-34-2111)、来館(2F貸出・返却カウンター)にて受付   します。   1.郵便番号、住所   2.お名前(代表者)   3.参加される方の年代(全員)   4.電話番号、FAX番号   5.希望日時【例:13日(土)1回目希望】   「カブリモノ変心塾申込み」とご記入の上、お申込み下さい。   ※1通につき、2名までお申込み可能です。   FAXでのお申込みの場合は、必ずFAX番号もお書き下さい。 ■図書館劇場8 第2幕『奈良・大和の歴史的風景と美術(2)』  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  当館の人気シリーズ、千田稔館長公開講座。  今年度のテーマは「奈良・大和の歴史的風景と美術」です。  図書館劇場は奇数月の第4土曜日に開催しています。  □7月27日(土)13:00〜16:00(開場12:00)  □1階交流ホール  □プログラム   講演1「奈良・大和の風景と古代(2)−聖徳太子を探す旅」     千田稔(当館館長)  朗読 中村直勝著「大和の路」     都築由美氏(フリーアナウンサー)  講演2「大和古仏の造形美」     関根俊一氏(帝塚山大学人文学部教授)  □参加料:1名500円(当日受付にてお支払い下さい。)  詳細については  http://www.library.pref.nara.jp/event/librarytheater_2013.html  をご覧下さい。  ○申込み方法   当館のホームページ「申込みフォーム」、   http://www.library.pref.nara.jp/event/event_moushikomi.html   往復はがき、FAX(0742-34-2777)、電話(0742-34-2111)、   メール(koen@library.pref.nara.jp)、来館(2F貸出・返却カウン   ター)にて受け付けます。   1.郵便番号、住所   2.お名前(ふりがな)   3.電話番号、FAX番号   「図書館劇場8第2幕申込み」とご記入の上、お申込み下さい。   ※1通につき、2名までお申込み可能です。(2名参加の場合は「2   名参加」と明記して下さい。)   FAXでのお申込みの場合は、必ずFAX番号もお書き下さい。   往復はがきでお申込みの場合は、返信用ハガキの表に、送付先の郵便   番号、住所、氏名を必ず記入して下さい。 ■「花鹿乃芸亭(はなしかのうんてい)」第22回  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  近世以来の伝統的話芸であり、世相や風俗の宝庫でもある落語を、図書館  で楽しむことができる「花鹿乃芸亭」!  奈良県出身の落語家 桂文鹿(かつら ぶんろく)さんプロデュースです。  今回から、特別企画として、文鹿さんが「これはぜひ!お客様に聞いて戴  きたい!」と思う一席をチョイス。初回となる今回は、笑福亭由瓶さんの  創作落語『足袋と帯』をお聞きいただきます。聞き逃すと損ですよ!  ぜひご参加ください!  □8月10日(土)13:30〜(開場12:30)  □1階交流ホール  □プログラム   桂優々『開口一番』、桂文鹿『兵庫船』、   特別企画「文鹿がお客様に聞いて戴きたい、この一席」       笑福亭由瓶 『足袋と帯』、   中入り、抽選会、   桂文鹿『親子茶屋』   ※三味線:はやしや美紀  □参加料:1名1,000円(中学生以下500円)。   ※当日受付にてお支払いください。  □先着200名  ○申込み方法   当館のホームページ「申込みフォーム」、   http://www.library.pref.nara.jp/event/event_moushikomi.html   FAX(0742-34-2777)、メール(koen@library.pref.nara.jp)、   往復ハガキ、電話(0742-34-2111)、来館(2F貸出・返却カウンタ   ー)にて受付します。   1.郵便番号、住所   2.お名前(ふりがな)   3.電話番号、FAX番号   「花鹿乃芸亭第22回申込み」とご記入の上、お申込み下さい。   ※1通につき、2名までお申込み可能です。(2名参加の場合は「2   名参加」と明記下さい。)   FAXでのお申込みの場合は、必ずFAX番号もお書き下さい。   往復はがきでお申込みの場合は、返信用ハガキの表に、送付先の郵便   番号、住所、氏名を必ず記入して下さい。 ★(*ゝ(ェ)・)ノ★企画展示★★★★★★★★ ■「東アジア現代アート展−アートで創る東アジアの絆」  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  日本、韓国、中国は、互いに複雑な問題をもちつつも、切っても切れない  長い歴史を共有する隣国同士。様々な形で文化を共感、共有し合うことは  とても大事だと考えます。本展示では、日本、韓国、中国の9名のアーテ  ィストが、国境を超えて、何を考え、思い、伝えたいのかを、彫刻や絵画、  パフォーマンスなど、現代社会からインスピレーションを得たアート作品  で表現します。  □6月4日(火)〜6月27日(木)  □2階エントランスホール ■世界スマイル計画5〜チャッピー岡本のカブリモノとダンボール家具展  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  カブリモノの発信地奈良から、世界の人たちを笑顔にする為に現代の新し  いカブリモノ作品を発信し続けてるチャッピー岡本さんによるカブリモノ  展示。奈良芸術短期大学デザインコースの学生さんと協力して、日本全国  の魅力的な観光地をPRする「47都道府県のご当地カブリモノ」を約6  0点展示します!  また、震災後に関心が高まっているダンボール家具も展示します。さらに  期間中の連休には、自分だけのカブリモノが作れる「カブリモノ変心塾」  も開催します!  □7月2日(火)〜7月15日(月・祝)  □2階エントランスホール ■「奈良のくすり」歴史パネル及び薬草の絵画展  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  奈良と薬の古くからの関わりを、正倉院の薬物パネルで紹介します。伝統  的な産業である「奈良のくすり」についての資料や、薬草の絵画も展示し  ます。薬の歴史や身近な薬草について知っていただけたらと思います。  □7月2日(火)〜7月7日(日)  □2階セミナールーム横  ※主催:奈良県薬務課 ★(*ゝ(ェ)・)ノ★図書展示★★★★★★★★ ■−没後30年−寺山修司、再び  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  寺山修司は、歌人・演出家・映画監督・小説家・作詞家・脚本家・随筆家  ・俳人・評論家・写真家など数多くの肩書きを持つ才人。しかし、多彩な  才能を持ちながら、47歳という若さでこの世を去りました。没後30年  が経った今、再び注目を浴びています。  『コメットさん』『あしたのジョー』のテーマ曲や、『時には母のない子  のように』の歌謡曲も氏による作詞です。本は読んだことがなくても、曲  をご存知の方は多いのではないでしょうか。  多くのジャンルで活躍した彼の魅力を、当館所蔵の歌集や写真集、随筆、  シナリオ集など、作品を読むことで体感してください。  □6月1日(土)〜6月27日(木)まで  □2階情報資料スペース ■現代美術を見る・読む  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  現代美術はむずかしい?  心惹かれる中にも、何か形容しがたい作品に出会うことがあります。現代  美術を楽しむ上で、作り手が作品に込めたメッセージを読み解くことがで  きれば、アートはもっと面白いはず。現在、エントランスホールで開催し  ている東アジア現代アート展とも連動して、現代美術の入門書や解説書を  はじめ、現代美術の歴史や解説、作家や作品を紹介している図書を所蔵資  料の中から集めて展示しています。現代美術の世界と魅力をビジュアルな  資料をとおして身近に感じてください。  □6月1日(土)〜7月30日(火)まで  □3階ブリッジ ■戦争体験文庫資料展示 かるたで読む「戦陣訓」  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  捕虜となることを忌避する「生きて虜囚の辱めを受けず」の語句とともに  記憶されている「戦陣訓」ですが、もともとは一般的な軍規粛正のために  公布されたものでした。また、昭和16年の公布当時、戦陣訓は広く国民  一般が学ぶべきものとして、多くの解説書や関連商品が販売されました。  そのひとつ「戦陣訓かるた」をとりあげて、その世界に迫ります。  □6月27日(木)まで  □3階戦争体験文庫コーナー  ☆ 詳 細 は こ ち ら ☆  ──┬───────────    └→http://www.library.pref.nara.jp/sentai/kikaku.html ★(*ゝ(ェ)・)ノ★その他のお知らせ★★★★★★★★ ■次回の「医療・健康相談」は7月6日(土)です!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  済生会奈良病院、瀬川病院長による医療・健康相談会。  病気のことや薬のこと、自分や家族の健康のこと、気になることがある方  は、ご相談ください。  □7月6日(土)13:00〜15:00  □3階グループ研修室  □申込不要、先着順、無料。  ★12:30から会場前にて整理券を発行いたします。 ■次回の「法務無料相談会&知識セミナー」は7月6日(土)です!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  気になる法律問題について、行政書士・社会保険労務士が専門家の立場か  らアドバイスする無料相談会を開催します。相談会に先立ち、相談の多い  事例をテーマに知識セミナーも開催します。  □7月6日(土)13:30〜17:00   第1部13:30〜15:00 知識セミナー    「終活で見えてくる重要ポイント〜将来に備えて今出来ること〜」     講師:行政書士・ファイナンシャルプランナー 三好重孝氏     ※「終活」とは『自分の終焉をしっかり見つめ、今をよりよく自分     らしく生きるための活動』のことです。     自分の葬儀やお墓について、また、残された人が困らないように財     産や相続について計画を立て、身辺整理をしておく活動のことを意     味します。   第2部15:00〜17:00 無料相談会    受付順(13時から受付にて整理券を配布します。)  □1階交流ホール  □申込不要、参加無料  ★主催:なら法務労務研究会 ■第5期図書館劇場友の会会員募集中!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  毎年多数の方にご参加いただいてます千田館長による公開講座「図書館劇  場」。本講座のファンの皆様方が、歴史・文化について自由に談話を楽し  むことができる「友の会」の会員を25年度も募集しております。  皆様のご入会をお待ちしています。  □25年度の図書館劇場のテーマは「奈良・大和の歴史的風景と美術」で   す。図書館劇場は奇数月の第4土曜日、年6回の開催です。  □会員特典   1.図書館劇場(全6回)にお申し込み無くご参加いただけます。   2.千田館長を交えた会員限定「館長文化サロン」にご参加いただけま   す。今年度の文化サロンのテーマは昨年度に引き続き「まちかど遺産」   です。   3.「図書情報館イベント情報」を郵送でお届けします。   4.会員証を発行します。  □会費 2,500円   ※一旦納入された会費は返金いたしません   ※図書館劇場各回の資料代は不要です  □申込方法   図書館劇場当日、もしくは、2階貸出返却カウンターにて会費を添えて   お申し込みください。後日会員証とチケットを発送いたします。 ■図書情報館ITサポーターズによる「ITサポートデイ」  ☆ 詳 細 は こ ち ら ☆  ──┬───────────    └→http://www.library.pref.nara.jp/supporter/index.html ■新着図書情報(月に1度更新!)  ☆ 詳 細 は こ ち ら ☆  ──┬───────────    └→http://www.library.pref.nara.jp/search/newarrival/index.html ■館の有料施設の予約を受付けています。県立図書情報館ホームページの有料  施設設利用案内のページをご覧下さい。  ☆ 詳 細 は こ ち ら ☆  ──┬───────────    └→http://www.library.pref.nara.jp/guide/use_guide01.html ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇4◇  ◆図書館員の気になる一冊(86) └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『磯野家の介護:もし波平がまだらボケになったら』 「磯野家の介護」研究会著  G.B. 2012.6  長寿国日本と言われて久しいですが、2010年には高齢化率(65歳以 上のお年寄りが総人口に占める割合)が23%を超えて、いよいよ超高齢化 社会に入りました。今は自立した健康な生活を送っていても、親、配偶者、 また自分自身が介護し、介護されるかもしれないことは、誰にとっても他人 事ではありません。  この本では、国民的漫画「サザエさん」の家族をモデルにして、「もし波 平さんがまだらボケになったら」どうなる? どうすればよい? という、 典型的な症状やそれに対する具体的なアドバイスが書かれています。例えば 認知症の方は、食事を終えても、時間をおかず何度も食事を要望することが あります。波平さんがサザエさんに食事を要望する例では、「準備するから もう少し待ってね」と答える、腹持ちのよい少量のおやつを渡すなど、いく つかの対応案が紹介されています。  なじみのある磯野家がモデルになっていますので、家族構成を知る方には 家族間のやりとりの例も理解しやすいですし、波平さんに対するサザエさん 家族のあたたかい対応は、前向きな気持ちで介護に取り組めるイメージを描 かせてくれます。また巻末には、デイサービスや多機能ホーム、給付金のこ となども掲載されています。認知症の方の介護について概要がわかる、読み やすい1冊です。                        (かわむら じゅんこ)        ┌─────────────┐   ▼▼▼▼▼│過去の気になる一冊はこちら│▼▼▼▼▼        └─────────────┘  http://www.library.pref.nara.jp/reference/kininaru.html ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇5◇  ◆図書情報館─職員だより(172) └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  これからの季節、心躍る密かな楽しみがある。そう、古書市のシーズン到 来である。  私の一押しは、京都古書商業組合主催の春、夏、秋と年3回開催される京 都の大古本市。他にも大阪四天王寺や天満の天神さん、神戸三宮など大きな 古書市があるが、何といっても季節を肌で感じながら楽しめるという点で京 都の古書市をお勧めする。  春は、京都市勧業会館での古本市。京阪三条から勧業会館へ疎水べりを歩 けば古都の春めいた風情が何とも言えず。行儀が悪いが、途中の和菓子屋で 柏餅を買って口にほおばるのも一興。  夏は、下賀茂神社境内の納涼古本市。京阪鞍馬口から糺(ただす)の森を 経由する道すがら、ジャージャーと鳴く蝉の声を浴びつつ歩くのもまた楽し い。入口で手渡されるうちわ片手に露店を見て回る。疲れたら茶店でひと休 み。汗をぬぐいながら缶ビールをぐぐっとやると、もうたまりません!  秋は、知恩寺で開催される古書市。境内の紅葉を踏みしめながら、あちこ ちの露店を行ったり来たり。帰りに喫茶店で買った本のページをめくるのも ひときわ秋を感じるひとときである。  もちろん、古書市だけで満足せず、一般の古書店も訪ね歩くのもよい。季 節の移ろいを古書めぐりを通して楽しむ。これはある程度ウォーキングを伴 うので、日ごろの運動不足の解消にもなるし、これはと思う本を一冊でも手 に入れることができれば、その日一日、得をした気分になれる。  時節柄、空調の効いた図書館で過ごすのもいいけれど、たまには古書めぐ りなどして、気分をリフレッシュしてみるのも良いのでは。「この一冊」に 出会う機会はいろんなところにあるのだから。                        (もりた じゅんいち) ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇6◇  ◆編 集 後 記 └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 梅雨シーズンに大活躍する「傘」。日本には6世紀半ば頃、欽明天皇の時代 に、中国大陸から百済を経由して伝来しました。傘はもともと魔除などの目 的で、貴人に差しかける天蓋(開閉できない傘)として古代中国で発明され、 日本には百済の聖明王から仏教の儀式用の道具の一種として伝来したようで す。その後日本では独自の進化をとげ、雨の日に使用する和傘へと変化しま した。平安時代に竹細工・製紙技術が進歩し、室町時代には和紙に油を塗布 する事で防水性を持ったものへと改良されました。 現代では洋傘が普及し、ビニール傘やジャンプ傘が一般的になりました。今 の季節は、当館の傘立てもたくさんの傘で埋まってます。ダイヤル式でロッ クできますが、残念ながら廉価なビニール傘の普及等により放置傘も多くな ってます。年に数回、放置傘の回収を行ってますが、毎回、その数には驚か されます。雨天時には無くてはならない傘、大切にしていただきたいなと思 います。 さて、県立図書情報館メールマガジン「Lib Info NARA−奈良県 立図書情報館通信」第192号をご覧いただき、ありがとうございました。 次回第193号は、7月1日(月)に配信する予定です。 ▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△ ◎このメールマガジンへのご感想、ご意見などは、下記メールアドレスまで  お願いします。  *原則として、返信はいたしませんので、あらかじめご了承ください。 ◎このメールマガジンは、「まぐまぐ」を利用して発行しています。  http://www.mag2.com/   「新着情報版」「ウィークリーまぐまぐ」の配信が不要な場合は、こちら  で解除できます。  http://www.mag2.com/wmag/ ◎トラブル等の対処については、「読者 まぐまぐ!ヘルプ」のページをご  覧下さい。  http://help.mag2.com/read/ ◎当マガジンの解除は、こちらへ。  http://www.library.pref.nara.jp/netservice/mailmagazine.html ▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△ 【 県庁各課等のメールマガジン 】 ◇ 読者登録をお願いします!◇      http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-1324.htm ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ┏┏┏ ┏┏ 奈良県立図書情報館 ┏   〒630-8135 奈良県奈良市大安寺西1丁目1000番地 ┌    TEL:0742-34-2111 FAX:0742-34-2777 ┌    MAIL: info@library.pref.nara.jp ┌    HP: http://www.library.pref.nara.jp ┌ ┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌