┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓   ┃----------------------------------------------------------┃  _┃  ☆Lib Info NARA −奈良県立図書情報館通信  ┃_  \┃----------------------------------------------------------┃/  /┗┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯┛\   ̄ ̄                              ̄ ̄          2013.2.1  No.183     ■2月の休館日      4日、12日、18日、25日、28日     ■毎週月曜が休館日です。      月曜日が祝日の場合は開館し、翌火曜日が休館になります。     ■28日(木)は月末休館日です。            ┼───────────┼  ┌─────────┤  M E N U  ├─────────┐  │         ┼───────────┼         │  ├○┏━┓                           │  │ ┃1┃トピックス◆2月前半のイベント            │  ├○┗━╋…───────────────────────── │  │ ┏━┓                           │  ├○┃2┃館長連載「図書情報の文化史」             │  │ ┗━╋…───────────────────────── │  ├○┏━┓                           │  │ ┃3┃図書情報館からのお知らせ               │  ├○┗━╋…───────────────────────── │  │ ┏━┓                           │  ├○┃4┃図書館員の気になる一冊                │  │ ┗━╋…───────────────────────── │  ├○┏━┓                           │  │ ┃5┃図書情報館−職員だより                │  ├○┗━╋…───────────────────────── │  │ ┏━┓                           │  ├○┃6┃編集後記                       │  │ ┗━╋…───────────────────────── │  ├○                              │  └───────────────────────────────┘            ∩∩♪〜 ∩∩ ∩∩                ♪〜(^-^q) q(^0^)p (p^-^)p 〜♪ ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇1◇  ◆トピックス◆2月前半のイベント └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■医療・健康相談会  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  済生会奈良病院、瀬川病院長による医療・健康相談です。  気になる体のこと、病気のこと、薬のこと等、ご相談ください。  □2月2日(土)13:30〜15:30  □3階グループ研修室  ★申込不要、先着順、無料。  ★12:30からグループ研修室前にて番号札を発行いたします。   相談は番号札の順番でお願いします。(先着8名程度) ■古事記完成1300年記念講演   書物と人間の運命−日独文化交流における『古事記』  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  古事記完成1300年を記念して、在日ドイツ人の学術団体ドイツ東洋  文化研究協会と共催し、エントランスホールにおいて「近世・近代日独  文化交流における『古事記』−書物と人間の運命−」展を開催していま  す。  企画展開催を記念して、講演会を開催します。  □2月2日(土)14:00〜16:00  □1階交流ホール  □講師:ヴォルフガング・ミヒェル氏(九州大学名誉教授)   ※日本語での講演です。  ★申込不要、無料。 ■「花鹿乃芸亭(はなしかのうんてい)・四」第5回  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  近世以来の伝統的話芸であり、世相や風俗の宝庫でもある落語を、図書館  で楽しむことができます!  奈良県出身の落語家 桂文鹿(かつら ぶんろく)さんプロデュースです。  通算20回目となる今回は、特別ゲストとして、正司敏江さんをお迎えし、  漫談と「大看板への道のり」についてお話しいただきます!  □2月3日(日)13:30〜(開場12:30)  □1階交流ホール  □出演 林家愛染『軽業』、桂米紫『真田小僧』、正司敏江(漫談)      正司敏江師に聞く『大看板への道のり』、桂文鹿(ネタ下ろし)      三味線:花登益子  □参加料1名1,000円(中学生以下500円)。   ※当日受付でお支払いください。  ★先着200名。ただいま参加申込み受付中です!   参加ご希望の方は、当日受付にお越しください。 ■知的書評合戦ビブリオバトル#25  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  寒い季節もビブリオバトルで白熱!  #25のテーマは「金」。「きん」と読むか「かね」と読むか、それだけ  でも大きく違ってきますね!  発表される方は、テーマに沿ったオススメ本をお持ちください。5分で本  の魅力をご紹介いただいた後、“一番読みたくなった”=チャンプ本を多  数決で決定します。  ジャンルを超えていろんな本に出会えるチャンスです!  □2月3日(日)14:30〜16:30(受付14:00〜)  □2階メインエントランス  □バトルテーマは「金」です。   発表される方は、テーマに沿う本をお持ちください!  ※参加無料、観戦のみの参加もできます。参加申込み受付中!  ○申込み方法   当館のホームページ「申込フォーム」   http://www.library.pref.nara.jp/event/event_moushikomi.html   メール(wsts@library.pref.nara.jp)へ参加希望(発表か観覧のみか)   とお名前を明記してお申し込みください。 ■法務無料相談会&知識セミナー  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  気になる法律問題について、行政書士・社会保険労務士が専門家の立場か  らアドバイスする無料相談会を開催します。  ※相談員は行政書士と社会保険労務士です。  秘密厳守です。お気軽にご相談ください。  □2月11日(月・祝)13:30〜(受付:13:00〜16:30)  □1階交流ホール  □第1部13:30〜15:00 知識セミナー(質疑応答含む)     「確定申告の基礎知識」※個別の税務相談ではありません。      講師:行政書士・ファイナンシャルプランナー 三好重孝氏   第2部15:00〜17:00 無料相談会(受付順)      ※個別の税務相談は行っておりません。  □申込み不要、無料(当日、直接会場にお越しください。) ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇2◇  ◆館長連載「図書情報の文化史」素描編 └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  第183回 『風姿花伝』(17)          館長 千田 稔 物学(ものまね)条々 神  神を演じるのは、鬼系統の演技に属するという。何となく、怒る様相があ るので、演じる神の性格によっては、鬼のような演技になってもかまわない と説く。  もともと、わが国における神は、恐ろしいものであった。つまり、荒ぶる 神こそ、神の本質であった。そのことは『古事記』を読むとよくわかる。三 輪山のヘビ、伊吹山のイノシシ、熊野のクマなどをあげれば、了解されるで あろう。  神の演技で、鬼のそれと異なるのは、舞踊系であることで、鬼の演技は舞 踊系ではないと述べられる。そして、神を演じるときには神らしい立ち振舞 で気高く、また、舞台での出し物でなければ日常的には神は出てこないので、 衣裳を飾って、衣服をきちんと身につけて演じるべきであると、述べる。  神を主題とする演目として私達がよく知っているのは「高砂」である。老 夫婦が、高砂と住吉の神である。「高砂やこの浦舟に帆をあげて…」の謡が 結婚式の披露宴でうたわれるのは、高砂の松と住吉の松とが、遠くはなれて いても「相生(あいおい)の松」とよばれ、末永く、仲睦まじい夫婦である という祝言能だからである。松は、古来、神の宿る樹木とされてきた。                              (つづく) ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇3◇  ◆図書情報館からのお知らせ └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★(*ゝ(ェ)・)ノ★参加者募集中★★★★★★★★ ■ラジオドラマ「イストワール」第3話   朗読講演「ちひさきもののうた」  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  「イストワール」は、関西に実在した人物や実際に起こった事件などを題  材にしたラジオドラマシリーズで、大阪ガスが提供し、MBSラジオ番組  で放送されるものです。 ※2月2日(土)19:00−20:30 MBSラジオ1179  今回、その第3話として、奈良の名物旅館「日吉館」の女将・田村きよの  と、この宿の常連でもあった歌人・書家・美術史家の會津八一をはじめ、  日吉館に集まった人々のエピソードをドラマ化した朗読公演を開催します。  □3月9日(土) 13:30/16:00 2回公演  □1階交流ホール  □参加料1名1,000円 ※当日受付でお支払いください。  ★各回、先着200名。ただいま参加申込み受付中です!  ○申込み方法   当館のホームページ「申込みフォーム」   http://www.library.pref.nara.jp/event/event_moushikomi.html   往復ハガキ、FAX(0742-34-2777)、来館(2F貸出・返却カウンタ   ー)、メール(wsts@library.pref.nara.jp)にて受け付けます。   1.郵便番号、住所   2.お名前(ふりがな)   3.電話番号、FAX番号   4.来場時間(13時半/16時)   「ちひさきもののうた申込み」とご記入の上、お申込み下さい。   ※1通につき、2名までお申込み可能です。(2名参加の場合は「2   名参加」と明記して下さい。)   FAXでのお申込みの場合は、必ずFAX番号もお書き下さい。   往復はがきでお申込みの場合は、返信用ハガキの表に、送付先の郵便   番号、住所、氏名を必ず記入して下さい。   ※電話申込み不可。 ■東日本大震災復興支援チャリティ公演  宮沢賢治の作品をフランスシターの調べにのせて  岩手の方言で語る『賢治の世界』  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  □3月10日(日)14:00〜15:30(開場13:30)  □1階交流ホール  ★定員120名(先着順)  ★入場料2,000円  純益は奈良県共同募金会を通じて、被災地への義援金及び現地公演基金  とさせていただきます。  ○申込み方法   当館のホームページ「申込みフォーム」   http://www.library.pref.nara.jp/event/event_moushikomi.html   FAX(0742-34-2777)、メール(koen@library.pref.nara.jp)、  電話(0742-34-2111)、来館(2F貸出・返却カウンター)にて受け  付けます。   1.郵便番号、住所   2.お名前(ふりがな)   3.電話番号、FAX番号   「宮沢賢治朗読会申込み」とご記入の上、お申込み下さい。   ※1通につき、2名までお申込み可能です。(2名参加の場合は「2   名参加」と明記して下さい。)   FAXでのお申込みの場合は、必ずFAX番号もお書き下さい。 ■図書館劇場7 第6幕『文芸と史書の奈良・大和路(6)』  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  今年度は「文芸と史書の奈良・大和路」をテーマに開催しています。  奈良をめぐる文芸作品と歴史書を通じて、改めて奈良の姿を浮き彫りにし  ます。  図書館劇場は奇数月の第4土曜日開催です!  □3月23日(土)13:00〜16:00(開場12:00)  □1階交流ホール  □講演:「吉野と藤原京−天武天皇と持統天皇」千田館長、      「池田小菊―志賀直哉に師事した奈良ゆかりの女性作家―」       吉川仁子氏(奈良女子大学文学部講師)   朗読: 池田小菊著『奈良』より       都築由美氏(フリーアナウンサー)  □参加料:1名500円(当日受付にてお支払い下さい。)  詳細については  http://www.library.pref.nara.jp/event/librarytheater_2012.html  をご覧下さい。  ○申込み方法   当館のホームページ「申込みフォーム」   http://www.library.pref.nara.jp/event/event_moushikomi.html   往復ハガキ、FAX(0742-34-2777)、電話(0742-34-2111)、   メール(koen@library.pref.nara.jp)、来館(2F貸出・返却カウンタ   ー)にて受け付けます。   1.郵便番号、住所   2.お名前(ふりがな)   3.電話番号、FAX番号   「図書館劇場7第6幕申込み」とご記入の上、お申込み下さい。   ※1通につき、2名までお申込み可能です。(2名参加の場合は「2   名参加」と明記して下さい。)   FAXでのお申込みの場合は、必ずFAX番号もお書き下さい。   往復はがきでお申込みの場合は、返信用ハガキの表に、送付先の郵便   番号、住所、氏名を必ず記入して下さい。 ★(*ゝ(ェ)・)ノ★企画展示★★★★★★★★ ■古事記完成1300年 近世・近代日独文化交流における『古事記』−書物と人間の運命−  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  古事記完成1300年を記念して、幕末以来の日独交流を通じて、西洋人  が古事記や神道にどのように出会い、どのように捉え、理解したのかをた  どる企画展を開催します。また『古事記』ドイツ語翻訳を成し遂げた木下  祝夫の業績を中心に、彼の翻訳の経緯や、ドイツにおける神道研究の発展  を紹介。さらに、オーストリアのリンツ州立歌劇場で初演された黛敏郎の  オペラ「古事記」も紹介します。  □2月1日(金)〜2月27日(水)  □2階エントランスホール  ★2月2日(土)には記念講演会を開催します。   詳しくは今号トピックスをご覧ください。  ※主催:奈良県立図書情報館、ドイツ東洋文化研究協会(OAG)   後援:ドイツ連邦共和国総領事館 ■私がとらえた大和の民俗〜祭りと芸能〜  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  祭りや行事など奈良県の民俗を対象に撮影を行っている写真家10人によ  る競作展を開催します。写真家がとらえた大和の祭りと芸能は、豊かな諸  相を見せますが、一方でその伝承基盤は急激な社会情勢の変化により大き  く揺らぎ始めています。写真展を通じて、人々の暮らしを根底から支えて  きた民俗文化のありようを知っていただきたいと思います。  □2月11日(月・祝)まで  □2階セミナールーム横  ※主催:奈良県立民俗博物館 ★(*ゝ(ェ)・)ノ★図書展示★★★★★★★★ ■洋書ワールドへようこそ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  映画やテレビドラマの原作を調べてみると、実は学校で習った文学作品だ  った、ということはよくあることです。今回、そんな誰もが一度は見聞き  したことのある著名な作品の原書と、日本語訳資料をあわせて展示します。  カラフルで美しい装丁の洋書を手にしたら、原書に挑戦したくなるかもし  れません。この機会に世界の名著にふれてみてください  □2月1日(金)〜2月27日(水)  □3階ブリッジ ■大河ドラマ50年 歴代原作と八重の背景  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  1963年に大河ドラマ第一作「花の生涯」が放映されてから50年。  近年はオリジナル脚本作品も多いですが、著名な歴史・時代小説を原作と  する作品も多数放映されています。そこで、当館所蔵の歴代原作などを展  示して、大河ドラマの50年間を振り返ります。  また、本年放映の「八重の桜」にあわせて、保阪正康著『八重と新島襄』  など、八重を扱った書籍も展示します。  □2月1日(金)〜2月27日(水)  □2階情報資料スペース ■戦争体験文庫  企画展「原爆の惨禍を目の当たりにして  〜日赤奈良班看護婦の手記から4」  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  引き続き「日赤奈良班看護婦の手記から」第4弾として、今回は、広島の  爆心地にほど近い大竹の海兵団に派遣され、原爆救護にあたった日赤看護  婦などの手記を紹介します。    □3月28日(木)まで  □3階戦争体験文庫コーナー  ☆ 詳 細 は こ ち ら ☆  ──┬───────────    └→http://www.library.pref.nara.jp/sentai/kikaku.html ★(*ゝ(ェ)・)ノ★その他のお知らせ★★★★★★★★ ■次回の「司法書士 無料法律相談会」は2月16日(土)です!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  県立図書情報館では、昨年末より奈良県司法書士会と協力して、無料の法  律相談会を毎月1回開催しています。  相続や遺言、不動産や会社の登記に関する相談、認知症の方や障害をお持  ちの方についての後見の相談、多重債務や破産に関する相談など、様々な  悩みに司法書士がお答えします  □2月16日(土)13:30〜17:00  □1F交流ホール  □第1部13:30〜15:00 法律講座   第2部15:00〜17:00 無料相談会  □相談は先着8名・受付順(13時から受付にて整理券を配布します。)  ★申込不要(予約不可)、参加無料 ■奈良税務署からのお知らせ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  平成24年分の所得税の確定申告について、確定申告会場を図書情報館1  階交流ホールに設けます。(不動産・株式の譲渡の相談は行っておりませ  ん。)  □開催日 2月19日(火)〜2月28日(木)   ※土・日は開催してません。   ※25日、28日は図書情報館は休館日ですが、確定申告会場のみ   1階南西入口からご入場いただけます。  □開設時間 9:30〜16:00   ※9時までは入館できません。   ※来場者の状況によっては、受付を早めに終了する場合があります。  □お問合せは、奈良税務署(TEL 0742-26-1201)までお願いします。 ■図書情報館ITサポーターズによる「ITサポートデイ」  ☆ 詳 細 は こ ち ら ☆  ──┬───────────    └→http://www.library.pref.nara.jp/supporter/index.html ■新着図書情報(月に1度更新!)  ☆ 詳 細 は こ ち ら ☆  ──┬───────────    └→http://www.library.pref.nara.jp/search/newarrival/index.html ■館の有料施設の予約を受付けています。県立図書情報館ホームページの有料  施設設利用案内のページをご覧下さい。  ☆ 詳 細 は こ ち ら ☆  ──┬───────────    └→http://www.library.pref.nara.jp/guide/use_guide01.html ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇4◇  ◆図書館員の気になる一冊(77) └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『幕府のふみくら─内閣文庫のはなし─』 編著者 長澤孝三 吉川弘文館 2012.9    徳川家康の蔵書を収めた文庫(ふみくら)である紅葉山文庫。その流れを くむのが内閣文庫です。しかし、「内閣文庫」という組織としての名称は消 滅して現在は存在しません。そのため、実際にそこで勤務していた方々がど のような仕事をしていたのかはあまり知られていないのが実情のようです。 本書の著者は長年国立公文書館に在籍し、最後の内閣文庫長と勤められた人 物です。その著者によって、内閣文庫の歴史、所蔵資料の特色、集書、保管、 補修・防虫、展示会などの解説がなされ、貴重な古典籍や古文書が受け継が れてきた内閣文庫の姿を明らかにするというとても興味深い内容の一冊とな っています。  ところで、当館の館内には一年中を通して、気温・湿度が一定に保たれた 貴重書庫があります。その貴重書庫には古文書・古典籍・絵図などを収蔵し ており、学術的調査研究などを目的とした閲覧請求に応じて資料の提供を行 っています。当館に所蔵している古文書は、その整理・保存・調査作業の一 端をボランティアの方々に担っていただいており、現在は当館へ寄託された 下市の林業家の永田家文書の整理を行っています。また、くずし字に関する 知識や技能の習熟を目的とした古文書講座を開催していますが、これは当館 の古文書などの歴史資料の整理にボランティアとして活躍するという人材養 成の場ともなっています。  ぜひ、今回ご紹介した本を手にとり古書や古文書の造詣を深めるとともに、 当館の文書館としての機能や活動をより幅広い方々に知っていただければ幸 いです。                          (まつだ のりこ)        ┌─────────────┐   ▼▼▼▼▼│過去の気になる一冊はこちら│▼▼▼▼▼        └─────────────┘  http://www.library.pref.nara.jp/reference/kininaru.html ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇5◇  ◆図書情報館─職員だより(163) └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  お正月に招き猫の展示が百貨店であり、「安居楽業」という四字熟語の入 ったポストカードを購入しました。  「安居楽業」は、『岩波四字熟語辞典』によると、「『居に安んじ業を楽 しむ』と読む」とあり、「置かれた環境に安らかに落ち着いて、自分の仕事 を楽しむこと」と説明されています。  心安らかに過ごして事に励もうという意味合いでしょうか。猫のイラスト が微笑ましく、時間と仕事に追われる毎日に癒しをと思い、職場の机上に飾 っています。(ちなみに2月22日は「にゃん にゃん にゃん」で「猫の 日」だそうです。)  ところで、皆さんは、改めて「仕事」について考えられたことはあります か? 既に職業をお持ちのかたは、どんなきっかけで現在の職業に就かれま したか?  当館3FのYAコーナーでは、小説だけでなく、仕事について考える本も 取り揃えています。毎日の生活や学校生活、将来の指針などについて、考え るためのヒントを与えてくれる本です。  「プロフェッショナル仕事の流儀」「女の子のための仕事ガイド」「好き な仕事実現シリーズ」「まるごとガイド」「なるにはBOOKS」「しごと 場見学!」「人気の職業早わかり!」「教えて、先輩!私の職業シリーズ」「 10歳からの生きる力をさがす旅」などは、将来の職業選択の参考にもなり ますし、毎日の生活のヒントも与えてくれます。また既に働いているかたに とっても、働く上での悩みに応えてくれるような本や、更なるステップへ踏 み出す勇気や情報を与えてくれる本があります。 ぜひ、手に取って読んでみてください。                          (やすい けいこ) ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇6◇  ◆編 集 後 記 └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2月3日は冬から春へと季節が移る「節分」です。 節分の恒例行事「豆まき」は、通常「鬼は外、福は内」ですが、そうじゃな いところもあります。そんな奈良県内の「豆まきの掛け声」事情について。 その1 元興寺(奈良市)→「福は内、鬼は内」―――――――――――― 「日本霊異記」道場法師が原型とされる「がごぜ」、「元興寺(がごぜ)」と いう妖怪と「元興神(がごぜ)」という雷神との伝説から。鬼を退治する雷を 神格化して「八雷神」として崇め、その姿を「鬼の姿」として表したため。 その2 天河神社(天川村)→「鬼は内、福は内」――――――――――― 役行者の供に祀られる前鬼・後鬼の子孫と言われる天河社社家が、節分祭宵 の晩に『鬼の宿』として先祖である鬼(神)をお迎えし、それから節分会を するため。 その3 金峯山寺(吉野町)→「福は内、鬼も内」――――――――――― 全国から追われた鬼を迎え入れ、仏教の力で改心させるため。 すべて「なるほど〜」納得です。掛け声はとてもよく似ているけれど、その 意味は三者三様なのですね。 こういった地元に伝わるちょっと不思議な伝説など、調べてみると面白いか もしれません。 図書情報館企画展「私がとらえた大和の民俗〜祭りと芸能〜」は11日まで です。こちらは写真の展示になりますが、興味のある方はぜひ。 県立図書情報館メールマガジン「Lib Info NARA−奈良県立図書 情報館通信」第183号をご覧いただき、ありがとうございました。 次回第184号は、2月15日(金)に配信する予定です。 ▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△ ◎このメールマガジンへのご感想、ご意見などは、下記メールアドレスまで  お願いします。  *原則として、返信はいたしませんので、あらかじめご了承ください。 ◎このメールマガジンは、「まぐまぐ」を利用して発行しています。  http://www.mag2.com/   「新着情報版」「ウィークリーまぐまぐ」の配信が不要な場合は、こちら  で解除できます。  http://www.mag2.com/wmag/ ◎トラブル等の対処については、「読者 まぐまぐ!ヘルプ」のページをご  覧下さい。  http://help.mag2.com/read/ ◎当マガジンの解除は、こちらへ。  http://www.library.pref.nara.jp/netservice/mailmagazine.html ▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△ 【 県庁各課等のメールマガジン 】 ◇ 読者登録をお願いします!◇      http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-1324.htm ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ┏┏┏ ┏┏ 奈良県立図書情報館 ┏   〒630-8135 奈良県奈良市大安寺西1丁目1000番地 ┌    TEL:0742-34-2111 FAX:0742-34-2777 ┌    MAIL: info@library.pref.nara.jp ┌    HP: http://www.library.pref.nara.jp ┌ ┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌