┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓   ┃----------------------------------------------------------┃  _┃  ☆Lib Info NARA −奈良県立図書情報館通信  ┃_  \┃----------------------------------------------------------┃/  /┗┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯┛\   ̄ ̄                              ̄ ̄          2013.1.15  No.182     ■1月の休館日      15日、21日、28日、31日     ■毎週月曜が休館日です。     ■31日(木)は月末休館日とさせていただきます。            ┼───────────┼  ┌─────────┤  M E N U  ├─────────┐  │         ┼───────────┼         │  ├○┏━┓                           │  │ ┃1┃トピックス◆1月後半のイベント            │  ├○┗━╋…───────────────────────── │  │ ┏━┓                           │  ├○┃2┃館長連載「図書情報の文化史」             │  │ ┗━╋…───────────────────────── │  ├○┏━┓                           │  │ ┃3┃図書情報館からのお知らせ               │  ├○┗━╋…───────────────────────── │  │ ┏━┓                           │  ├○┃4┃図書館員の気になる一冊                │  │ ┗━╋…───────────────────────── │  ├○┏━┓                           │  │ ┃5┃図書情報館−職員だより                │  ├○┗━╋…───────────────────────── │  │ ┏━┓                           │  ├○┃6┃編集後記                       │  │ ┗━╋…───────────────────────── │  ├○                              │  └───────────────────────────────┘            ∩∩♪〜 ∩∩ ∩∩                ♪〜(^-^q) q(^0^)p (p^-^)p 〜♪ ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇1◇  ◆トピックス◆1月後半のイベント └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■司法書士 無料法律相談会  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  図書情報館では、奈良県司法書士会と協力して、無料の法律相談会を毎月  開催しております。相談会に先立ち、司法書士による「法律講座」も開催  しておりますのでぜひご参加ください。  1月のテーマは「くらしと借金」です。  便利な世の中になりました。生活費が足りなければお金を貸してくれる会  社があり、欲しくても高価で買えないものは分割で買えるシステムがあり  ます。  しかし、少し待ってください!本当に返せるのでしょうか?  今、社会経験が豊富でない若者からの借金の相談が残念ながら後を絶ちま  せん。  そこで、日頃消費者被害の問題に取り組んでいる司法書士が、消費者金融  やクレジットカードの利用に関する注意や基本的な法律の知識などについ  て、わかりやすく説明いたします。奮ってご参加ください!  学生の方、その保護者の方や、教員の方のご参加も大歓迎です。  無料相談はその他一般の相談も受け付けます。  秘密厳守です。遠慮なくお越しください。  □1月19日(土)13:30〜17:00  □1階交流ホール  □第1部 13:30〜法律講座「くらしと借金」   第2部 15:00〜無料相談会(先着8名程度)  □1F交流ホール  □申込不要、予約不可。  ※無料相談会については、13時から整理券を配布します。 ■ローカルブックレヴュー&クロストーク4  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  『地方』や『地域』の存在が見直される今、『地域』に関わって活動し、  それを一冊の本にまとめた著者と、『地域』で暮らし活動しているゲスト  と、参加者をまじえたクロストークを行います。  『地域』と自分とのつながりを考えるフォーラムの第4弾です。  □1月20日(日)14:00〜17:00(開場13:00)  □1階交流ホール  □参加費:お一人様1,000円(当日徴収)  □定員200名(先着)  ★ゲスト 山納洋(コモン・カフェ プロデューサー)、       岩淵拓郎(メディアピクニック/美術家、執筆・編集者)  ★ファシリテーター 狩野哲也(サロン文化大学)  ○申込み方法   当館のホームページ「申込みフォーム」   http://www.library.pref.nara.jp/event/event_moushikomi.html   FAX(0742-34-2777)、メール(wsts@library.pref.nara.jp)、   来館(2F貸出・返却カウンター)にて受け付けます。   1.郵便番号、住所   2.お名前(ふりがな)   3.電話番号、FAX番号   「ローカルブックレヴュー4申込み」とご記入の上、お申込み下さい。   1通につき1名のお申込みとします。 ■図書館劇場7 第5幕『文芸と史書の奈良・大和路(5)』  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  今年度は「文芸と史書の奈良・大和路」をテーマに開催しています。  奈良をめぐる文芸作品と歴史書を通じて、改めて奈良の姿を浮き彫りにし  ます。  図書館劇場は奇数月の第4土曜日開催です!  □1月26日(土)13:00〜16:00(開場12:00)  □1階交流ホール  □講演:「飛鳥−舒明天皇と斉明天皇」千田館長、      「柳澤家と大和の国」平出真宣氏(柳沢文庫学芸員)   朗読:「伴蒿蹊(ばんこうけい)著『近世畸人伝』より」       都築由美氏(フリーアナウンサー)  □参加料:1名500円(当日受付にてお支払い下さい。)  詳細については  http://www.library.pref.nara.jp/event/librarytheater_2012.html  をご覧下さい。  ○申込み方法   当館のホームページ「申込みフォーム」   http://www.library.pref.nara.jp/event/event_moushikomi.html   往復ハガキ、FAX(0742-34-2777)、電話(0742-34-2111)、   メール(koen@library.pref.nara.jp)、来館(2F貸出・返却カウンタ   ー)にて受け付けます。   1.郵便番号、住所   2.お名前(ふりがな)   3.電話番号、FAX番号   「図書館劇場7第5幕申込み」とご記入の上、お申込み下さい。   ※1通につき、2名までお申込み可能です。(2名参加の場合は「2   名参加」と明記して下さい。)   FAXでのお申込みの場合は、必ずFAX番号もお書き下さい。   往復はがきでお申込みの場合は、返信用ハガキの表に、送付先の郵便   番号、住所、氏名を必ず記入して下さい。 ■地域資料と地域文化への誘い    「奈良県風俗誌」を読む―明治・大正初期の出産・育児―  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  奈良県図書館協会地域資料研究会の公開講座です。  今から100年前の人々は、どのように出産し、子育てしていたのだろう  か。病院で出産するのが当たり前になった現在、自宅で出産していた時代  の「地域のお産」について、天理大学の安井教授にお話しいただきます。  □1月27日(日)14:00〜16:00(開場13:30)  □1階交流ホール  □講師:天理大学文学部教授 安井眞奈美氏  □定員100名、無料、事前申込み制  ○申込み方法   FAX(0742-34-2777)、電話(0742-34-2111)、   メール(info@library.pref.nara.jp)にて受け付けます。   1.郵便番号、住所   2.お名前(ふりがな)   3.電話番号、FAX番号   「地域資料研究会 公開講座 申込み」とご記入の上、お申込み下さ   い。FAXでのお申込みの場合は、必ずFAX番号もお書き下さい。 ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇2◇  ◆館長連載「図書情報の文化史」素描編 └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  第182回 『風姿花伝』(16)          館長 千田 稔 「風姿花伝第二」、物学(ものまね)条々 修羅(しゅら)  修羅は、阿修羅とも言う。インド神話に登場する闘争を好む神である。イ ンドラ神(帝釈天)の敵とみなされ、釈迦によって教化された場合、八部衆 の一つとして仏教の守護神となる。興福寺の阿修羅像は、よく知られている。 世阿弥がここで言う修羅は、六道(衆生が迷いつつ生死を繰り返す六つの世 界。地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人間道・天道)の修羅道のことであ る。  「よくすれども、面白き所稀(まれ)なり」という。いくら、上手に演じ ても、面白くはないのである。「ただし源平などの名ある人の事を、花鳥風 月に作り寄せて、能よければ、何よりもまた面白し。これ、ことに花やかな る所ありたし」と記している。武人がシテになり、修羅道に落ちて苦悩する さまが演じられる。『平家物語』にテーマを求めることが多く、源平の武将 を主人公とするので、上記のように世阿弥は述べたのであろう。演目として は『田村』『朝長』『実盛』などがある。  「これ体なる修羅の狂ひ、ややもすれば、鬼の振舞になるなり」とも説く。 「鬼」については、後で語られが、鬼は一般的に死者の霊をいう。修羅は、 衆生の迷いのある世界にいるので、鬼とは自ずから異なる。それを演じわけ よというのだが、難題である。                              (つづく) ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇3◇  ◆図書情報館からのお知らせ └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★(*ゝ(ェ)・)ノ★参加者募集中★★★★★★★★ ■「花鹿乃芸亭(はなしかのうんてい)・四」第5回  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  近世以来の伝統的話芸であり、世相や風俗の宝庫でもある落語を、図書館  で楽しむことができます!  奈良県出身の落語家 桂文鹿(かつら ぶんろく)さんプロデュースです。  通算20回目となる今回は、特別ゲストとして、正司敏江さんをお迎えし、  漫談と「大看板への道のり」についてお話しいただきます!  □2月3日(日)13:30〜(開場12:30)  □1階交流ホール  □出演 林家愛染『軽業』、桂米紫『真田小僧』、正司敏江(漫談)      正司敏江師に聞く『大看板への道のり』、桂文鹿(ネタ下ろし)      三味線:花登益子  □参加料1名1,000円(中学生以下500円)。   ※当日受付でお支払いください。  □先着200名。ただいま参加申込み受付中です!  ○申込み方法   当館のホームページ「申込みフォーム」、   http://www.library.pref.nara.jp/event/event_moushikomi.html   FAX(0742-34-2777)、メール(koen@library.pref.nara.jp)、   往復ハガキ、電話(0742-34-2111)、来館(2F貸出・返却カウンタ   ー)にて受付します。   1.郵便番号、住所   2.お名前(ふりがな)   3.電話番号、FAX番号   「花鹿乃芸亭第5回申込み」とご記入の上、お申込み下さい。   ※1通につき、2名までお申込み可能です。(2名参加の場合は「2   名参加」と明記下さい。)   FAXでのお申込みの場合は、必ずFAX番号もお書き下さい。   往復はがきでお申込みの場合は、返信用ハガキの表に、送付先の郵便   番号、住所、氏名を必ず記入して下さい。 ■知的書評合戦ビブリオバトル#25  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  2月のビブリオバトルは「金」をテーマに開催します!  テーマに沿ったオススメ本を持ち寄って、5分で本の魅力を紹介してくだ  さい。全員の発表終了後に“一番読みたくなった”=チャンプ本を決定し  ます。ジャンルを超えていろんな本に出会えるチャンスです!  □2月3日(日)14:30〜16:30(受付14:00〜)  □2階メインエントランス  □バトルテーマは「金」です。   発表される方は、テーマに沿う本をお持ちください!  ※観戦のみの参加もできます。  ※参加希望の方は、直接会場までお越しください。 ■シゴトとヒトの間にあるものを考える3日間    「シゴトヒト3days2」  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  昨年度に引き続き、「シゴトヒト3days2−シゴトとヒトの間にある  ものを考える3日間−」を開催します。  本フォーラムでは、シゴトとヒトを結ぶさまざまなテーマについてゲスト  を迎え、シゴトとヒトの関わりを一緒に語り合い、考えます。ゲストから、  自分と仕事の間にある想いを語っていただき、ゲスト同士、そして参加者  ともクロストークを行います。  働くこととそこにいる人間との間にある想いについて、語り深めていくフ  ォーラムです。  □2月8日(金)16:30〜19:00 プレイベント「本をつくるヒト」   ゲスト 田村知子(編集者)、三村漢(デザイナー)、       藤原章次(藤原印刷株式会社)  □2月9日(土)9:30〜17:30 「狩りをするヒト」   ゲスト 松原英俊(鷹匠)、福田安武(蜂獲り師)、千松信也(猟師)  □2月10日(日)9:30〜17:30 「あきらめたヒト」   ゲスト 青木耕平(クラシコム代表取締役)、       風間教司(風間総合サービス代表取締役)、       林厚見(「東京R不動産」ディレクター)  ★ファシリテーター(聞き手)中村健太(シゴトヒト代表取締役)                友廣裕一(つむぎや代表)  □1階交流ホール  □先着200名(定員になり次第締め切り)要申込み  □参加料 1日1名:1,700円、2日間通し1名:2,200円   ※8日(金)は無料。   ※当日、受付にて徴収します。  ★宿泊プラン等、詳細は以下をご覧ください。   http://eventinformation.blog116.fc2.com/blog-entry-907.html  ○申込み方法   当館のホームページ「申込みフォーム」   http://www.library.pref.nara.jp/event/event_moushikomi.html   FAX(0742-34-2777)、メール(wsts@library.pref.nara.jp)、   往復ハガキ(宛先〒630-8135 奈良市大安寺西1-1000 奈良県立図書情   報館)にて受け付けます。   1.郵便番号、住所   2.お名前(ふりがな)   3.電話番号、FAX番号   4.参加希望日   「シゴトヒト3days申込み」とご記入の上、お申込み下さい。   1通につき1名のお申込みとします。 ★(*ゝ(ェ)・)ノ★企画展示★★★★★★★★ ■図書情報館ITサポーターズ企画展Vol.6「奈良の昔を探る」  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  年1回開催のITサポーターズのメンバーによる企画展です。今回は「奈  良の昔を探る」をテーマに、見慣れた風景の今、昔を比較した写真や、明  治期に県内各所を走っていた軽便鉄道の当時の写真や遺構などをご紹介。  奈良の身近な話題から歴史まで、いろいろな情報をパネルやパソコン、大  型テレビを使用して展示します。  □1月16日(水)〜1月30日(水)  □2階エントランスホール ■知っておいしい大和高原の野菜  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  奈良県北東部に広がる大和高原では、ホウレンソウをはじめとした野菜の  生産が盛んです。今回、この時期の厳しい寒さでさらにおいしくなった「  大和高原の野菜」を知っていただく企画展「知っておいしい大和高原の野  菜」を開催します。大和高原でとれた野菜の展示のほか、試食会も開催し  ます。  □1月16日(水)〜1月20日(日)  □2階セミナールーム横  □試食会は、19日(土)・20日(日)11:00〜15:00に開催。   数量限定となってます。  ※主催:奈良県農業総合センター(高原農業振興センター) ■私がとらえた大和の民俗〜祭りと芸能〜  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  祭りや行事など奈良県の民俗を対象に撮影を行っている写真家10人によ  る競作展を開催します。写真家がとらえた大和の祭りと芸能は、豊かな諸  相を見せますが、一方でその伝承基盤は急激な社会情勢の変化により大き  く揺らぎ始めています。写真展を通じて、人々の暮らしを根底から支えて  きた民俗文化のありようを知っていただきたいと思います。  □1月29日(火)〜2月11日(月・祝)  □2階セミナールーム横  ※主催:奈良県立民俗博物館 ■近世・近代日独文化交流における『古事記』−書物と人間の運命−  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  古事記完成1300年を記念して、幕末以来の日独交流を通じて、西洋人  が古事記や神道にどのように出会い、どのように捉え、理解したのかをた  どる企画展を開催します。また『古事記』ドイツ語翻訳を成し遂げた木下  祝夫の業績を中心に、彼の翻訳の経緯や、ドイツにおける神道研究の発展  を紹介。さらに、オーストリアリンツ歌劇場で初演された黛敏郎のオペラ  「古事記」も紹介します。  □2月1日(金)〜2月27日(水)  □2階エントランスホール  ※主催:奈良県立図書情報館、ドイツ東洋文化研究協会(OAG)   後援:ドイツ連邦共和国大使館 ★(*ゝ(ェ)・)ノ★図書展示★★★★★★★★ ■デザインする愉しみ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  2013年の年賀状デザインは渾身の納得いくデザインでしたか?  年賀状に限らず、デザインはいまや自分で出来る楽しみ。はがきやカード、  家具のデザインから家のデザイン設計まで。  もちろん、見て楽しむものでもあります。 展示では、いろいろ使えるデザインの本をたくさん集めました。 ぜひスキルアップにお役立てください。  □1月30日(水)まで  □3階ブリッジ ■見て・書いて・親しむ 書の世界  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  生活様式の変化や多様化が進む現在でも、写経や水墨画など、書は常に暮  らしの中にとけ込み息づいています。  そんな生活に身近な「書の世界」について、歴史や魅力、親しみ方・愉し  み方を紹介している図書を所蔵資料の中から集め展示します。  □1月30日(水)まで  □2階情報資料スペース ■戦争体験文庫  企画展「原爆の惨禍を目の当たりにして  〜日赤奈良班看護婦の手記から4」  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  引き続き「日赤奈良班看護婦の手記から」第4弾として、今回は、広島の  爆心地にほど近い大竹の海兵団に派遣され、原爆救護にあたった日赤看護  婦などの手記を紹介します。    □3月28日(木)まで  □3階戦争体験文庫コーナー  ☆ 詳 細 は こ ち ら ☆  ──┬───────────    └→http://www.library.pref.nara.jp/sentai/kikaku.html ★(*ゝ(ェ)・)ノ★その他のお知らせ★★★★★★★★ ■次回の「医療・健康相談」は2月2日(土)です!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  済生会奈良病院、瀬川病院長による医療・健康相談会。  病気のことや薬のこと、自分や家族の健康のこと、気になることがある方  は、ご相談ください。  □2月2日(土)13:00〜15:00  □3階グループ研修室  □申込不要、先着順、無料。  ★12:30から会場前にて整理券を発行いたします。 ■次回の「法務無料相談会&知識セミナー」は2月11日(月・祝)です!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  気になる法律問題について、行政書士・社会保険労務士が専門家の立場か  らアドバイスする無料相談会を開催します。相談会に先立ち、相談の多い  事例をテーマに知識セミナーも開催します。  □2月11日(月・祝)13:30〜17:00   第1部13:30〜15:00 知識セミナー   「確定申告の基礎知識」    講師:行政書士・ファイナンシャルプランナー 三好重孝氏   第2部15:00〜17:00 無料相談会    受付順(13時から受付にて整理券を配布します。)  □1階交流ホール  □申込不要、参加無料  ※個別の税務相談は行っておりません。  ★主催:なら法務労務研究会 ■図書情報館ITサポーターズによる「ITサポートデイ」  ☆ 詳 細 は こ ち ら ☆  ──┬───────────    └→http://www.library.pref.nara.jp/supporter/index.html ■新着図書情報(月に1度更新!)  ☆ 詳 細 は こ ち ら ☆  ──┬───────────    └→http://www.library.pref.nara.jp/search/newarrival/index.html ■館の有料施設の予約を受付けています。県立図書情報館ホームページの有料  施設設利用案内のページをご覧下さい。  ☆ 詳 細 は こ ち ら ☆  ──┬───────────    └→http://www.library.pref.nara.jp/guide/use_guide01.html ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇4◇  ◆図書館員の気になる一冊(76) └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『初代伊藤忠兵衛を追慕する―在りし日の父、丸紅、そして主人―』 編著者 宇佐美英機 清文堂出版株式会社  2012.10  本書は、日本を代表する総合商社、伊藤忠商事株式会社と丸紅株式会社の 創業者、初代伊藤忠兵衛について、父を追慕する二代忠兵衛の文章や、初代 が存命していた時期に伊藤諸店に勤務していた店員たちが思い出を綴った文 章などを一書にまとめたものである。  初代忠兵衛は、天保13(1842)年に近江国犬神郡八目村(滋賀県犬 神郡豊郷町八目)に誕生し、明治36(1903)年に享年62歳の一生を 終えている。その生涯は「近江商人」であることの自負心をもって経営・社 会活動に終始したが、著名な人物でありながら、今に至るまでその足跡を明 らかにできていない。初代忠兵衛を語る膨大な史料は保存されているが、い まだ滋賀大学経済学部附属史料館において整理中である。そのため、すでに 活字化されている文献情報を提供し、初代忠兵衛と伊藤各店の経営の一端に ついて共通理解を深めることが本書の目的である。  初代忠兵衛は、僅少の歳月で親・兄の身代を凌駕し、明治5年30歳の時 に大阪を根拠として発展していく。自己の事業は、世に寄与し光輝あるもの との信念の下に家業に当たっていた。部下・店員の養成や、それらの人々の 独立も社会的な務めであり、社会事業であるとの考えをもっていた。さらに 商売道の尊さは、売り買いいずれをも益し、世の不足をうずめ、菩薩(御仏 )の心にかなうものと考えていたという。  本書を読んで、初代伊藤忠兵衛が魅力あふれる人物であったことが随処に うかがわれる。史料が整理され、幕末から明治期にかけて伊藤忠兵衛家が商 社へ発展していく過程が解き明かされることを期待する。                       (おおみや もりとも)        ┌─────────────┐   ▼▼▼▼▼│過去の気になる一冊はこちら│▼▼▼▼▼        └─────────────┘  http://www.library.pref.nara.jp/reference/kininaru.html ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇5◇  ◆図書情報館─職員だより(162) └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  1月15日と言えば、小正月(こしょうがつ)です。皆さんは、小豆粥を 食べられましたか。小正月の朝に小豆粥を食べるのは、邪気を払い一年の健 康を願う風習からだそうです。古くは『土佐日記』や『枕草子』などにも、 小正月に小豆粥を食べる習慣があったことが記されています。この小豆粥の 別名は、「とんど粥」と言い、1月14日のとんどの火を自宅に持ち帰り、 その火で翌日の朝の小豆粥を炊いたことに由来すると言われています。  もうひとつ、1月15日と言えば、かつては成人の日でした。2000年 以降は、1月第2月曜日に変わりましたが、長らく1月15日で固定してい ました。なぜ、この日が成人式だったのかというと、かつて元服の儀が小正 月に行われていたことによるといわれています。大人としての自覚を持つ、 そのための祝日なのです。  時代と共に祝日の日が変わり、本来の意義や、国民の祝日として制定され た目的なども薄れつつありますが、昔から受け継がれてきた風習を絶やすこ となく、次の世代に受け継いでいくのが私たちの役目だと思います。                         (にしかわ けいこ) ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇6◇  ◆編 集 後 記 └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 毎年恒例の若草山焼き、2013年は1月26日(土)に行われます。 山焼きの起源は、あくまでも俗説の域を出ませんが、宝暦10(1760) 年に東大寺と興福寺の境界争いを奈良奉行所が調停して、若草山を5万日の 預かりにしたことだと言われています。また、野焼きによる緑肥や飼料にな る草が繁茂する効果もあることから、密かに放火が相次ぎ、伽藍への延焼を 恐れた寺の要請も背景にあったようです。かくして両寺と奉行所の三者立ち 会いのもとで、山焼きが慣例化していきます。 月日は流れ、明治になり、若草山は公園化されて県の所有地になりました。 両寺の紛争も終わり、若草山は奈良の観光地へと変わっていきます。 そして明治33(1900)年2月17日、初めて山焼きが夜間に開催。観 光イベントとしての山焼きのスタートとなりました。 そんな若草山焼き、ちょっと遠いですが、図書情報館の3階東側の閲覧席か ら見ることができます。その日は、その時間帯だけロールスクリーンを上げ ますので、ご覧になる方は、閲覧されているお客さまの邪魔にならないよう にしてお楽しみください。 さて、今年はキレイに焼けるでしょうか! 県立図書情報館メールマガジン「Lib Info NARA−奈良県立図書 情報館通信」第182号をご覧いただき、ありがとうございました。 次回第183号は、2月1日(金)に配信する予定です。 ▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△ ◎このメールマガジンへのご感想、ご意見などは、下記メールアドレスまで  お願いします。  *原則として、返信はいたしませんので、あらかじめご了承ください。 ◎このメールマガジンは、「まぐまぐ」を利用して発行しています。  http://www.mag2.com/   「新着情報版」「ウィークリーまぐまぐ」の配信が不要な場合は、こちら  で解除できます。  http://www.mag2.com/wmag/ ◎トラブル等の対処については、「読者 まぐまぐ!ヘルプ」のページをご  覧下さい。  http://help.mag2.com/read/ ◎当マガジンの解除は、こちらへ。  http://www.library.pref.nara.jp/netservice/mailmagazine.html ▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△ 【 県庁各課等のメールマガジン 】 ◇ 読者登録をお願いします!◇      http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-1324.htm ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ┏┏┏ ┏┏ 奈良県立図書情報館 ┏   〒630-8135 奈良県奈良市大安寺西1丁目1000番地 ┌    TEL:0742-34-2111 FAX:0742-34-2777 ┌    MAIL: info@library.pref.nara.jp ┌    HP: http://www.library.pref.nara.jp ┌ ┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌