┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓   ┃----------------------------------------------------------┃  _┃  ☆Lib Info NARA −奈良県立図書情報館通信  ┃_  \┃----------------------------------------------------------┃/  /┗┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯┛\   ̄ ̄                              ̄ ̄ 2012.9.1 No.173     ■9月の休館日→3日、10日、18日、24日、28日 ■毎週月曜日休館。  月曜日が祝日の場合は、翌火曜日が休館となります。 ■28日(金)は月末休館とさせていただきます。            ┼───────────┼  ┌─────────┤  M E N U  ├─────────┐  │         ┼───────────┼         │  ├○┏━┓                           │  │ ┃1┃トピックス◆9月前半のイベント            │  ├○┗━╋…───────────────────────── │  │ ┏━┓                           │  ├○┃2┃館長連載「図書情報の文化史」             │  │ ┗━╋…───────────────────────── │  ├○┏━┓                           │  │ ┃3┃図書情報館からのお知らせ               │  ├○┗━╋…───────────────────────── │  │ ┏━┓                           │  ├○┃4┃図書館員の気になる一冊                │  │ ┗━╋…───────────────────────── │  ├○┏━┓                           │  │ ┃5┃図書情報館−職員だより                │  ├○┗━╋…───────────────────────── │  │ ┏━┓                           │  ├○┃6┃編集後記                       │  │ ┗━╋…───────────────────────── │  ├○                              │  └───────────────────────────────┘            ∩∩♪〜 ∩∩ ∩∩                ♪〜(^-^q) q(^0^)p (p^-^)p 〜♪ ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇1◇  ◆トピックス◆9月前半のイベント └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■医療・健康相談会  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 済生会奈良病院、瀬川病院長による医療・健康相談です。 気になる体のこと、病気のこと、薬のこと等、ご相談ください。 □9月1日(土)13:00〜15:00 □3階グループ研修室 ★申込不要、先着順、無料。 ★12:30からグループ研修室前にて番号札を発行いたします。 相談は番号札の順番でお願いします。(先着8名程度) ■法務無料相談会&知識セミナー  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  気になる法律問題について、行政書士・社会保険労務士が専門家の立場か らアドバイスする無料相談会を開催します。 ※今回から社会保険労務士がメンバーに加わり、相談内容の範囲が広がり ました。この機会にぜひお運びください。 □9月2日(日)13:30〜(受付:13:00〜16:30) □1階交流ホール □第1部13:30〜15:00 知識セミナー(質疑応答含む)     「商品購入トラブルで泣かないための予防法と対策伝授」      講師:行政書士・ファイナンシャルプランナー 三好重孝氏 第2部15:00〜17:00 無料相談会(受付順) □申込不要、無料。 ■「佐保川まちづくり塾」教養講座Bコース  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 『童話作家石井桃子訳「ピーター・ラビット物語」を読む』(全6回)  □日時:平成24年9月9日(日)・16日(日)・23日(日) 10月14日(日)・21日(日)・28日(日) 各回とも10:30〜12:00(受付10:00〜)  □会場:1階交流ホール  □講師:奥田喜八郎先生(奈良教育大学名誉教授)  □参加無料、要申込  □先着100名 ○申込み方法 当館のホームページ「申込みフォーム」 http://www.library.pref.nara.jp/event/event_moushikomi.html、 FAX(0742-34-2777)、メール(koen@library.pref.nara.jp)、 来館(2F貸出・返却カウンター)にて受け付けます。 1.郵便番号、住所 2.お名前(ふりがな) 3.電話番号、FAX番号 4.参加人数(1通につき2名まで可) 「まちづくり塾Bコース申込み」とご記入の上、お申込み下さい。 ※FAXでのお申込みの場合は、必ずFAX番号もお書き下さい。 ■知的書評合戦ビブリオバトル#20  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ものづくりの秋! #20はいつものビブリオバトルに、エキシビションマッチも同時開催! □9月15日(土)13:30〜16:00(受付13:00〜)  □2階メインエントランス    第1部 ビブリオバトル(13:30〜14:30)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ □バトルテーマは「せつない」です。 発表される方は、テーマに沿う本をお持ちください!  ※参加無料、観戦のみの参加もできます。参加申込み受付中!  第2部 エキシビションマッチ(15:00〜16:00)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ □バトルテーマは「ものづくり」です。   プロダクトデザイナーによるエキシビションマッチを開催!  ○申込み方法 当館のホームページ「申込フォーム」 http://www.library.pref.nara.jp/event/event_moushikomi.html メール(wsts@library.pref.nara.jp)へ参加希望(発表か観覧のみか) とお名前を明記してお申し込みください。 ■司法書士 無料法律相談会  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  図書情報館では、奈良県司法書士会と協力して、無料の法律相談会を毎月 1回開催しております。相談会に先立ち、司法書士による「法律講座」も 開催しておりますのでぜひご参加ください。 9月は、○○○○について法律講座を開催します。 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○。 ※連絡待ちです。 無料相談はその他一般の相談も受け付けます。 秘密厳守です。遠慮なくお越しください。 □9月15日(土)13:30〜17:00 □1階交流ホール □第1部 13:30〜法律講座(テーマ:○○○○)  第2部 15:00〜無料相談会(先着8名程度) □1F交流ホール □申込不要。 □無料相談会については、13時から整理券を配布します。 ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇2◇  ◆館長連載「図書情報の文化史」素描編 └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 第173回 『風姿花伝』(7)          館長 千田 稔 四十四五  芸能もスポーツの世界も同じだが、年齢とともに衰えていく肉体を観客に さらさねばならない。実際は、研究者や作家や政治家、経営者なども体力と 脳力の衰えはあるから同じことである。  44、5歳ころの能の演じ方を世阿弥が論じるのだが、この時、世阿弥は この年令に達していない。36歳で『風姿花伝』の第三巻まで書いているの で、あるべき姿をイメージしたのであろう。  この頃よりは、能の手立(てだて)、大かた変はるべし。たとひ天下に許 され、能に得法(とくほう)したりとも、それにつけても、よき脇の為手( して)を持つべし。能は下(さが)らねども、力なく、やうやう年闌(た) けゆけば、身の花もよそ目の花も失(う)するなり。まづ、すぐれたらん美 男は知らず、よきほどの人も、直面(ひためん)の申楽は、年寄りては見ら れぬものなり。さるほどに、この一方は欠けたり。 いくら、上手な者でも、この年令になると芸が変わるので、「脇の為手」 つまり控えの役者を側においておくようにせよという。芸が変わらなくても、 年を重ねると、力がなくなっていくのは、当然ではあるが、芸能者の悲哀を 感じさせる。美男子ならば、面をつけない申楽はできても、年寄りは見られ たものではない。だから、直面という芸は、できなくなると記す。  そして、世阿弥は自分自身をよく知り、「脇の為手」つまり後継者を育て て、醜い芸を演じるのではなく、我が身の心を知っていることが、芸の真髄 を知った人であると語る。                           (つづく) ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇3◇  ◆図書情報館からのお知らせ └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★(*ゝ(ェ)・)ノ★参加者募集中★★★★★★★★ ■図書館劇場7 第3幕『文芸と史書の奈良・大和路(3)』  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 今年度は「文芸と史書の奈良・大和路」をテーマに開催しています。 奈良をめぐる文芸作品と歴史書を通じて、改めて奈良の姿を浮き彫りにし ます。 図書館劇場は奇数月の第4土曜日開催です! □9月22日(土)13:00〜16:00(12:00〜受付・開場) □1階交流ホール □プログラム 講演1「忍坂と磯城−継体天皇と欽明天皇」千田稔(当館館長) 朗読 保田與重郎著『奈良てびき』より 都築由美氏(フリーアナウンサー) 講演2「解脱上人貞慶に近づく〜鎌倉時代の奈良」 西山厚氏(奈良国立博物館学芸部長)  □参加料:1名500円(当日受付にてお支払い下さい。) 詳細については http://www.library.pref.nara.jp/event/librarytheater_2012.html をご覧下さい。 ○申込み方法 当館のホームページ「申込みフォーム」、往復はがき、 FAX(0742-34-2777)、メール(koen@library.pref.nara.jp)、 電話(0742-34-2111)、来館(2F貸出・返却カウンター)にて受け 付けます。 1.郵便番号、住所 2.お名前(ふりがな) 3.電話番号、FAX番号 「図書館劇場7第3幕申込み」とご記入の上、お申込み下さい。 ※1通につき、2名までお申込み可能です。(2名参加の場合は「2 名参加」と明記して下さい。) FAXでのお申込みの場合は、必ずFAX番号もお書き下さい。 往復はがきでお申込みの場合は、返信用ハガキの表に、送付先の郵便 番号、住所、氏名を必ず記入して下さい。 ■ローカルブックレヴュー&クロストーク2  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  『地方』や『地域』の存在が見直される今、『地域』に関わって活動し、 それを一冊の本にまとめた著者と、『地域』で暮らし活動しているゲスト と、参加者をまじえたクロストークを行います。 『地域』と自分とのつながりを考えるフォーラムの第2弾です。  □9月30日(日)14:00〜17:00(開場13:00)  □1階交流ホール  □参加費:お一人様1,000円(当日徴収)  □定員200名(先着) ★ゲスト  藤本智士(編集者/有限会社りす代表)   『ほんとうのニッポンに出会う旅』(リトルモア)著者   伊川健一(健一自然農園/〜自然茶カフェ〜菊茶天オーナー) ★ファシリテーター  狩野哲也(サロン文化大学) ○申込み方法 当館のホームページ「申込みフォーム」、 FAX(0742-34-2777)、メール(wsts@library.pref.nara.jp)、 来館(2F貸出・返却カウンター)にて受け付けます。 1.郵便番号、住所 2.お名前(ふりがな) 3.電話番号、FAX番号 「ローカルブックレヴュー2申込み」とご記入の上、お申込み下さ い。1通につき1名のお申込みとします。 ■「花鹿乃芸亭(はなしかのうんてい)・四」第3回  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 近世以来の伝統的話芸であり、世相や風俗の宝庫でもある落語を、図書館 で楽しむことができます! 奈良県出身の落語家 桂文鹿(かつら ぶんろく)さんプロデュースです。 □10月6日(土)13:30〜(受付・開場12:30) □1階交流ホール □出演・プログラム   桂小梅『大安売』 桂文鹿『宿屋仇』 笑福亭伯枝『鴻池の犬』 中入り 抽選会 映像と座談会(道頓堀浪花座最後の日)※撮影:桂文鹿 □参加料1名1,000円(中学生以下500円)。 ※当日受付でお支払いください。 □先着200名。ただいま参加申込み受付中です! ○申込み方法 当館のホームページ「申込みフォーム」、往復はがき、 FAX(0742-34-2777)、メール(koen@library.pref.nara.jp)、 電話(0742-34-2111)、来館(2F貸出・返却カウンター)にて受付 します。 1.郵便番号、住所 2.お名前(ふりがな) 3.電話番号、FAX番号 「花鹿乃芸亭第3回申込み」とご記入の上、お申込み下さい。 ※1通につき、2名までお申込み可能です。(2名参加の場合は「2 名参加」と明記下さい。) FAXでのお申込みの場合は、必ずFAX番号もお書き下さい。 往復はがきでお申込みの場合は、返信用ハガキの表に、送付先の郵便 番号、住所、氏名を必ず記入して下さい。 ■「佐保川まちづくり塾」教養講座  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  順次開催中! C『グリム童話と奈良の民話』(全3回)   開催日時:平成24年12月8日(土) 13:30〜15:00、        15:10〜16:40、 12月22日(土)13:30〜15:00   開催場所:1階交流ホール 講師:竹原威滋先生(奈良教育大学名誉教授)  □参加無料、要申込  □先着100名 ○申込み方法 当館のホームページ「申込みフォーム」、 FAX(0742-34-2777)、メール(koen@library.pref.nara.jp)、 来館(2F貸出・返却カウンター)にて受け付けます。 1.郵便番号、住所 2.お名前(ふりがな) 3.電話番号、FAX番号 4.参加人数(1通につき2名まで可) 「まちづくり塾Cコース申込み」とご記入の上、お申込み下さい。 ※FAXでのお申込みの場合は、必ずFAX番号もお書き下さい。 ☆.・。★.・。☆.・。☆.・。★.・。☆.・。☆.・。★.・。☆.・。☆.・      ↓↓↓ イベント申込みフォームはこちら ↓↓↓           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ http://www.library.pref.nara.jp/event/event_moushikomi.html ☆.・。★.・。☆.・。☆.・。★.・。☆.・。☆.・。★.・。☆.・。☆.・ ★(*ゝ(ェ)・)ノ★企画展示★★★★★★★★ ■「動物愛護センターで待っています」展  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  「動物と楽しく暮らせるみんなの街」づくりの実現に向けて、動物愛護セ ンターの仕事の中でも特に譲渡事業について紹介します。 動物飼育の責任について学んでいただく機会になればと思います。 □9月2日(日)まで  □2階セミナールーム横  主催:奈良県うだ・アニマルパーク振興室 ■「記紀・万葉の花」写真展  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  奈良県では、今年(2012)年『古事記』完成1300年から平成32 (2020)年『日本書紀』完成1300年というふたつの節目の年をつ なぐ9年間にわたるプロジェクト「記紀・万葉プロジェクト」がスタート しています。図書情報館では、これら記紀や万葉集に登場する花にスポッ トをあてた写真展を開催します。  □9月1日(土)〜9月9日(日)  □2階エントランスホール ■「なら国際映画祭」の魅力展  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 9月14日(金)から17日(月・祝)に開催される「なら国際映画祭」 Vol.2の魅力を紹介するパネル展を開催します。 前売り券も販売します。  □9月1日(土)〜13日(木)  □2階エントランスホール ■「奈良県の景観資産」パネル展  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 奈良県景観資産制度は、県内の景観的な価値のある視点場や建築物、樹木 を知事が登録する制度です。 制度開始初年度である23年度は「四神八景」をテーマに県下を4方面に 分割し、それぞれから8点、合計32点の視点場を登録しました。いずれ も素晴らしい場所ばかりですので、パネル展をご覧いただき、ぜひ一度現 地に足をお運びください。  □9月4日(火)〜9月9日(日)  □2階セミナールーム横  主催:奈良県風致景観課 ■リユースびん入り大和茶『と、わ(To WA)』 容器グラフィックデザイン展  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  『と、わ(To WA)』は、主に奈良県内の公共施設、飲食店やホテル などに向けて提供する予定のリユースびん入り大和茶のこと。 今回、商品化に向けて「大和茶」+「リユースびん」のデザインを募集。 応募作品を当館で展示します。利用者の皆さんにも審査に加わっていただ くことになるので、ぜひ、お運びください! □9月11日(火)〜9月23日(日) □2階エントランスホール □展示作品  新商品・リユースびん入り大和茶『と、わ(To WA)』の容器グラ フィックデザイン(透明ガラス瓶に直接印刷・一色刷り)  □審査の方法など詳細はオフィシャル・ホームページをご覧ください。 http://yamatocha-to-wa.com/  ※展示会場にて、最終選考プレゼンテーション大会を9月22日(土) に開催します。(観覧自由) ■宮崎県立図書館、島根県立図書館との交流展示  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  「神話の地」宮崎県と、現在「神話博しまね」を開催中の島根県。  ご存知のとおり、神話の舞台は出雲(島根)から日向(宮崎)へと移り、 初代天皇・神武天皇の誕生で、舞台は大和(奈良)へと移ります。 宮崎県・島根県・奈良県は、古事記と大変深い関わりをもつことから、3 県の県立図書館で交流展示を企画しました。  観光資料の展示もあわせ、古事記関連の資料を展示する予定です。  □9月11日(火)〜9月30日(日)  □2階セミナールーム横 ★(*ゝ(ェ)・)ノ★図書展示★★★★★★★★ (3階ブリッジ) ■「古事記の世界をよむ−資料でたどる古事記の歴史−」  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  古事記が編纂されて今年で1300年。今回、古事記の入門書や解説本を はじめ、近世以降において古事記がどのように捉えられてきたのかを、所 蔵資料によってその歴史をたどる展示を行います。  資料を通して、古事記とその歴史への理解を深め、古事記に登場する魅力 的な神々の世界を、お楽しみください。 □9月27日(木)まで (2階情報資料スペース) ■「防災」  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 9月1日は、大正12(1923)年に発生した関東大震災にちなみ、防 災の日と定められています。また、奈良県では、昨年9月に台風12号に よる豪雨で大きな被害が発生した時期でもあります。 図書情報館では、防災への備えを怠らないように、防災に関する図書を展 示します。この機会に、防災について考えてみてはいかがでしょうか。 □9月27日(木)まで (3階YAコーナー) ■「夏のとも〜どんとこい!読書感想文2012」  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  夏休みの宿題といえば読書感想文ですね。 学生の皆さんからは毎年「何を読んだらいいのかわからない」「どう書け ばいいのかわからない」などたくさんのお問い合わせがあります。 そこで、図書情報館では全国コンクール課題図書をはじめ、読書感想文を 書くためのおすすめ本を展示します。 □9月27日(木)まで ※YA・・・Young Adult(ヤングアダルト)。「若い大人」 という意味で使われている言葉です。ティーンの年代を指し ています。 ■3階戦争体験文庫 企画展「灼熱の陽の光の下で  〜日赤奈良班看護婦の手記から2」を開催しています。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 中国の国共内戦に巻き込まれた手記を取り上げた前回の展示に引き続き、 今回はシンガポールで山下奉文中将の看護にもあたった助産師の手記、ト ラック諸島で激しい空襲に巻き込まれながらも、辛くも生還した日赤看護 婦たちの手記を紹介します。 □9月27日(木)まで  ☆ 詳 細 は こ ち ら ☆  ──┬───────────    └→http://www.library.pref.nara.jp/sentai/kikaku.html ★(*ゝ(ェ)・)ノ★その他のお知らせ★★★★★★★★ ■第4期図書館劇場友の会会員募集中!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  毎年多数の方にご参加いただいてます千田館長による公開講座「図書館劇 場」。本講座のファンの皆様方へさらに充実した講習機会を提供する「友 の会」の会員を24年度も募集しております。 皆様のご入会をお待ちしています。 ★24年度の図書館劇場のテーマは「文芸と史書の奈良・大和路」です! ★会員特典  1.図書館劇場(残り4回)にお申込み無くご参加いただけます  2.千田館長を交えた会員限定「文化サロン」にご参加いただけます 3.2ヶ月に一度「図書情報館イベント情報」をお届けします  4.会員証を発行します ★会費 2,000円 ※一旦納入された会費は返金いたしません ※図書館劇場各回の参加料(資料代)は不要です ★申込方法  図書館劇場当日、もしくは、2階貸出返却カウンターにて会費を添えて お申し込みください。後日会員証を発送いたします。 ■図書情報館ITサポーターズによる「ITサポートデイ」  ☆ 詳 細 は こ ち ら ☆  ──┬───────────    └→http://www.library.pref.nara.jp/supporter/index.html ■新着図書情報(月に1度更新!)  ☆ 詳 細 は こ ち ら ☆  ──┬───────────    └→http://www.library.pref.nara.jp/search/newarrival/index.html ■館の有料施設の予約を受付けています。県立図書情報館ホームページの有料 施設利用案内のページをご覧下さい。  ☆ 詳 細 は こ ち ら ☆  ──┬───────────    └→http://www.library.pref.nara.jp/guide/use_guide01.html ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇4◇  ◆図書館員の気になる一冊(67) └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『青木繁とその情熱』 かわな静著 てらいんく 2011.7  今年は“夭折の天才画家”青木繁の生誕130年目にあたります。  本書は、青木繁の誕生から28歳で没するまでの短く激しい生涯をまとめ た評伝です。  青木繁という名前にピンとこない人でも、彼の『海の幸』という絵は美術 の教科書などで目にしたことがあるのではないでしょうか。銛(もり)を持 った裸の漁師たちが仕留めた獲物のサメを担いで浜を歩いている、横長のあ の絵です。  天才肌の彼は実に“オレ様”な性格で、東京美術学校(現東京藝術大学) で学んでいた当時、黒田清輝や藤島武二といった、これまた美術の教科書に 必ず登場するビッグネームたちが教授だったにも関わらず、授業をよく抜け 出して図書館に通い詰め、古事記や日本書紀などの神話を読み漁っていたそ うです。  そして、21歳の時にイザナギ・イザナミの物語を題材にした『黄泉比良 坂(よもつひらさか)』で白馬会賞を受賞し、華々しくデビューしました。 詩人の蒲原有明はこの象徴主義的な絵を見た時の衝撃を、蟲惑的画家(『飛 雲抄』所収)と題した随筆で「こんな名状すべからざる感動を受けたこと は、ついぞこれまでなかった」と記しています。  それまで、日本神話は日本画による挿絵のような作品がほとんどだったの を、青木繁は、文章と組み合わせなくても一枚の絵として成立する表現方法 を追求し、『大穴牟知命(おおなむちのみこと)』や『日本武尊(やまとたけ る)』などを描きました。 特に、釣り針を探しに海底の宮殿に来た山幸彦が、海の神の娘である豊玉 姫に出会った場面を描いた作品『わだつみのいろこの宮』は代表作とも言わ れ、夏目漱石の小説『それから』にも登場しています。 当館では、3階ブリッジにおいて、今月27日まで図書展示「古事記の世 界をよむ」を開催しています。当館には青木繁の画集もありますので、絵画 作品もあわせて楽しまれてはいかがでしょうか。 なお、本書は児童文学専門の出版社から発行されており、中学生以上を読 者対象としています。古事記の世界への入り口にもなる一冊です。 (なかにし げん)        ┌─────────────┐   ▼▼▼▼▼│過去の気になる一冊はこちら│▼▼▼▼▼        └─────────────┘  http://www.library.pref.nara.jp/reference/kininaru.html ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇5◇  ◆図書情報館─職員だより(153) └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発刊の辞を読む 文庫本などの最後のページには、「発刊の辞」「創刊の辞」というような文 章が書かれていることが多い。そこには、文庫や新書を発刊したときの、発 行人の熱意や意気込みが語られています。とはいえ、最後のページに、小さ い文字で掲載されていることも多く、今まできちんと読んだことが無かった ので、このたび何社か読んでみました。 ◇岩波文庫「読書子に寄す」 岩波茂雄 昭和2年7月 時代背景がにじみ出てます。円本批判めいた文章も含まれますが、発刊に 際しての熱い思いが格調高く書かれています。迫るものがあります。 ◇角川文庫「角川文庫発刊に際して」 角川源義 1949年5月3日 「第二次世界大戦の敗北は、軍事力の敗北であった以上に、私たちの若い 文化力の敗退であった。」戦後の再建に向けて、新しく一歩を踏み出す前 向きな姿勢が見て取れます。 ◇講談社文庫「講談社文庫刊行の辞」 野間省一 1971年7月 「長期にわたって良書に生命をあたえようとつとめるところにしか、今後 の出版文化の真の繁栄はあり得ない。」高らかに宣言しています。 (上記以外の文庫にもありますが、なぜか新潮文庫にはありませんでした。) 文庫が創刊された時代もバラバラで、読者の有り様も違うけれど、いつの 時代でも通用する褪せない言葉であると思います。  最後に、中公新書の文章がとても印象に残ったのでご紹介。 ◇中公新書「中公新書刊行のことば」1962年 「いまや、書物によって視野を拡大し、変りゆく世界に豊かに対応しよう とする強い要求を私たちは抑えることができない。この要求にこたえる義 務を、今日の書物は背負っている。だが、その義務は、たんに専門的知識 の通俗化をはかることによって果たされるものでもなく、通俗的好奇心に うったえて、いたずらに発行部数の巨大さを誇ることによって果たされる ものでもない。現代を真摯に生きようとする読者に、真に知るに価いする 知識だけを選びだして提供すること、これが中公新書の最大の目標であ る。」(抜粋) なにやら、図書館業務に通ずる言葉であると、思わず居住まいを正したの でした。                          (おかもと まゆみ) ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇6◇  ◆編 集 後 記 └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ イギリスで最初にピーターラビットの絵本が出版されたのは1902年。 今年は出版110周年にあたります。長く愛され続けてきたピーターラビッ ト。すぐに思いつくのは図書カードのイラストだったりします(笑) 今秋には110年を記念して続編が出版されるそうです。 日本語書名『ピーターラビット もうひとつのおはなし』(集英社) 原作者ポターの世界観をそのままに、元気ないたずらウサギ・ピーターラビ ットにまた会える! と、その前に・・・。 当館で順次開催中の「佐保川まちづくり塾・教養講座」では、9月から10 月にかけて「童話作家石井桃子訳『ピーター・ラビット物語』を読む」全6 回を開催します。 読んだことがある人も無い人も、ご興味のある方はぜひご参加ください! 詳しくは「トピックス◆9月前半のイベント」をご覧ください。 県立図書情報館メールマガジン「Lib Info NARA−奈良県立図書 情報館通信」第173号をご覧いただき、ありがとうございました。 次回第174号は、9月15日(土)に配信する予定です。 ▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△ ◎このメールマガジンへのご感想、ご意見などは、下記メールアドレスまで お願いします。 *原則として、返信はいたしませんので、あらかじめご了承ください。 ◎このメールマガジンは、「まぐまぐ」を利用して発行しています。  http://www.mag2.com/  「新着情報版」「ウィークリーまぐまぐ」の配信が不要な場合は、こちらで 解除できます。 http://www.mag2.com/wmag/ ◎トラブル等の対処については、「読者 まぐまぐ!ヘルプ」のページをご覧 下さい。 http://help.mag2.com/read/ ◎当マガジンの解除は、こちらへ。 http://www.library.pref.nara.jp/netservice/mailmagazine.html ▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△ 【 県庁各課等のメールマガジン 】 ◇ 読者登録をお願いします!◇ http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-1324.htm ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ┏┏┏ ┏┏ 奈良県立図書情報館 ┏   〒630-8135 奈良県奈良市大安寺西1丁目1000番地 ┌    TEL:0742-34-2111 FAX:0742-34-2777 ┌    MAIL: info@library.pref.nara.jp ┌    HP: http://www.library.pref.nara.jp ┌ ┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌