┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓   ┃----------------------------------------------------------┃  _┃  ☆Lib Info NARA −奈良県立図書情報館通信  ┃_  \┃----------------------------------------------------------┃/  /┗┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯┛\   ̄ ̄                              ̄ ̄ 2011.12.1 No.155 *12月の休館日について    ・毎週月曜日(5日、12日、19日、26日)は休館いたします。    ・28日(水)〜2012年1月3日(火)は年末年始の休館と させていただきます。 ※1月4日(水)は午後からの開館になります。            ┼───────────┼  ┌─────────┤  M E N U  ├─────────┐  │         ┼───────────┼         │  ├○┏━┓                           │  │ ┃1┃トピックス★12月前半のイベント           │  ├○┗━╋…───────────────────────── │  │ ┏━┓                           │  ├○┃2┃館長連載「図書情報の文化史」             │  │ ┗━╋…───────────────────────── │  ├○┏━┓                           │  │ ┃3┃図書情報館からのお知らせ               │  ├○┗━╋…───────────────────────── │  │ ┏━┓                           │  ├○┃4┃図書館員の気になる一冊                │  │ ┗━╋…───────────────────────── │  ├○┏━┓                           │  │ ┃5┃図書情報館−職員だより                │  ├○┗━╋…───────────────────────── │  │ ┏━┓                           │  ├○┃6┃編集後記                       │  │ ┗━╋…───────────────────────── │  ├○                              │  └───────────────────────────────┘            ∩∩♪〜 ∩∩ ∩∩                ♪〜(^-^q) q(^0^)p (p^-^)p 〜♪ ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇1◇  ◆トピックス◆12月前半のイベント └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■地域資料と地域文化への誘い  「奈良県の民俗調査・研究のあゆみ   ―祭礼・行事・民間信仰の研究史を中心に―」  講師:龍谷大学文学部教授 浦西 勉 氏 ★―――――――――――――――――――――――――――――――★   浦西勉氏は、奈良県立民俗博物館学芸員として長年奈良県内をフィー ルドに民俗研究にたずさわってこられました。本講座では、こうした 同氏の豊富な経験をとおして、県内の民俗調査・研究の現状と課題、 特に祭礼・行事・民間信仰を中心にお話しいただきます。 ★―――――――――――――――――――――――――――――――★  □12月3日(土)14:00〜16:00(開場・受付13:30〜)  □1階交流ホール  ★当日受付けいたします。直接会場へお越しください。 ■医療・健康相談会 済生会奈良病院、瀬川病院長による医療・健康相談を開催! 気になる体のこと、病気のこと、薬のこと等、ご相談ください。 ★―――――――――――――――――――――――――――――――★ □12月3日(土)13:00〜15:00 □3階グループ研修室 ★申込不要、先着順、無料。 ■知的書評合戦「ビブリオバトル#10」 京都大学の研究室での輪読会に端を発する競技スタイルの書評発表会! 本を通じて、人と人が繋がり、交流する場が広がります。 記念すべき10回目のテーマは「プレゼント」です。 ★―――――――――――――――――――――――――――――――★ □12月3日(土)15:00〜(開場14:30)  □2Fエントランスホール  ★今回のバトルテーマは「プレゼント」です。 発表される方は、テーマに沿う本をお持ちください!  ★参加無料、観戦のみの参加もできます。参加申込み受付中!  ○申込み方法   当館のホームページ「申込フォーム」、wsts@library.pref.nara.jpへお 名前と「発表」と「観覧のみ」のどちらで参加かを明記してお申し込み ください。 ■法務無料相談会&知識セミナー  気になる法律問題について、専門家の立場からアドバイスする無料相談 を行います。相談会に先立ち、相談の多い事例をテーマに知識セミナー を開催します。 ★―――――――――――――――――――――――――――――――★ □12月4日(日)13:30〜(受付:13:00〜16:30) □1階交流ホール □第1部13:30〜15:00 知識セミナー(質疑応答含む)      「相続における保険の果たすべき役割について」      講師:行政書士・ファイナンシャルプランナー 三好重孝氏 第2部15:00〜17:00 無料相談会(受付順) ★申込不要、無料。 ☆.・。★.・。☆.・。☆.・。★.・。☆.・。☆.・。★.・。☆.・。☆.・      ↓↓↓ イベント申込みフォームはこちら ↓↓↓           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ http://www.library.pref.nara.jp/event/event_moushikomi.html ☆.・。★.・。☆.・。☆.・。★.・。☆.・。☆.・。★.・。☆.・。☆.・ ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇2◇  ◆館長連載「図書情報の文化史」素描編 └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 第155回 『神皇正統記』(1)           館長 千田 稔  南北朝時代、南朝の後醍醐天皇の信任厚かった北畠親房によって著された 『神皇正統記』をしばらく読んでみたい。  親房は、足利尊氏の反乱にあった後醍醐天皇にしたがって吉野に行くが、 関東に南朝の勢力を拡大するために、常陸の小田氏に援軍を求める。そのと き小田城(茨城県つくば市)で、『神皇正統記』が書かれたという。親房が 滞在した時の小田城は、本丸の四方に濠と土塁がめぐらされた単郭式の館で あったと推定されている。戦国期には、城の範囲は拡大して面積約40ヘク タールの平城となった。延元4年(1339)に本書は成立したが、その秋 後醍醐天皇が死去する。  本書は神代から後村上天皇までを対象とするが、神代から宣化天皇までを 「天」、欽明天皇から堀河院までを「地」、鳥羽院から後村上天皇までを「 人」とする構成をとっている。 「神皇」という意味については、読み進んでいくうちに、明らかになるが、 最初に簡単に述べておくと、アマテラスを皇祖として、それに系譜的につら なる天皇をいう。それがこの国の正統であるという。このことは、伊勢の度 会家行の神国思想の影響を受けていることも指摘されている。                              (つづく) ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇3◇  ◆図書情報館からのお知らせ └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (*ゝ(ェ)・)ノ★参加者募集中★━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥…… ■「花鹿乃芸亭(はなしかのうんてい)・参」第4回  □12月17日(土)13:30〜(受付・開場12:30) □1F交流ホールにて開催します。 ★出演:笑福亭鶴二、桂文鹿、笑福亭喬介 ★参加料1名1,000円(中学生以下500円)。 ※当日受付でお支払いください。 ★先着200名。ただいま参加申込み受付中です! ○申込み方法 当館のホームページ「申込みフォーム」、往復はがき、 FAX(0742-34-2777)、メール(koen@library.pref.nara.jp)、 電話(0742-34-2111)、来館(2F貸出・返却カウンター)にて受付 します。 1.郵便番号、住所 2.お名前(ふりがな) 3.電話番号、FAX番号 「図書館寄席第4回申込み」とご記入の上、お申込み下さい。 ※1通につき、2名までお申込み可能です。(2名参加の場合は「2 名参加」と明記下さい。) FAXでのお申込みの場合は、必ずFAX番号もお書き下さい。 往復はがきでお申込みの場合は、返信用ハガキの表に、送付先の郵便 番号、住所、氏名を必ず記入して下さい。 ■司法書士年末無料相談会  このたび、奈良県司法書士会のご協力のもと、司法書士法律相談会を毎月 1回開催することになりました。 一回目の相談会は年末相談です。震災と台風被害に見舞われたこの年を締 めくくるにあたって、年越しの生活にお困りの方、借金問題や労働問題、 生活保護受給申請など、お困りの方はご相談ください。 もちろん生活相談以外の一般の相談も受け付けます。 秘密厳守ですので、遠慮なくお越しください。  ★―――――――――――――――――――――――――――――――★ □12月17日(土)15:00〜17:00  □3階グループ研修室 ★申込不要、先着順、無料。  ★15時からグループ研修室前にて受付いたします。(約8名程度) お一人さま約30分程度でご相談ください。 ■奈良で製作されたミニパイプオルガンと古楽器のコラボ 図書情報館クリスマスコンサート2011  クリスマスコンサート2011を開催します。 今回は、中西光彦さんが山添村の工房で製作したミニパイプオルガンを使 用。演奏は、昨年度、当館での古楽器コンサートで好評を博した古楽器演 奏グループ アンサンブル・プリンチピ・ヴェネチツィアーニです。 クリスマス・イブ、教会やコンサートホール以外では聴く機会の少ないパ イプオルガンとバロック時代の楽器の典雅な音色のコンビネーションをお 楽しみください ★―――――――――――――――――――――――――――――――★  □12月24日(土)16:30〜(開場15:30〜)  □2階エントランスホール  ★定員300名(申込み制/先着順、定員になり次第締め切り)、無料  ★演奏:アンサンブル・プリンチピ・ヴェネチツィアーニ ○申込み方法 当館のホームページ「申込みフォーム」、往復はがき、 FAX(0742-34-2777)、メール(koen@library.pref.nara.jp)、 来館(2F貸出・返却カウンター)にて受付します。 1.郵便番号、住所 2.お名前(ふりがな) 3.電話番号、FAX番号 「クリスマスコンサート2011申込み」とご記入の上、お申込み 下さい。 ※1通につき、2名までお申込み可能です。(2名参加の場合は「2 名参加」と明記して下さい。) FAXでのお申込みの場合は、必ずFAX番号もお書き下さい。 往復はがきでお申込みの場合は、返信用ハガキの表に、送付先の郵便 番号、住所、氏名を必ず記入して下さい。 ■図書館劇場6 第5幕 『奈良・大和学入門―記紀万葉の時代から現代まで―(5)』 □2012年1月28日(土)13:00〜(12:00〜受付・開場) □1階交流ホール ★講 師:千田稔(当館館長)、千田嘉博氏(奈良大学教授) ★朗 読:都築由美氏(アナウンサー) ★参加料:1名500円(当日受付にてお支払い下さい。) 詳細については http://www.library.pref.nara.jp/event/librarytheater_2011.html をご覧下さい。 ○申込み方法 当館のホームページ「申込みフォーム」、往復はがき、 FAX(0742-34-2777)、メール(koen@library.pref.nara.jp)、 電話(0742-34-2111)、来館(2F貸出・返却カウンター)にて受付 します。 1.郵便番号、住所 2.お名前(ふりがな) 3.電話番号、FAX番号 「図書館劇場6第5幕申込み」とご記入の上、お申込み下さい。 ※1通につき、2名までお申込み可能です。(2名参加の場合は「2 名参加」と明記して下さい。) FAXでのお申込みの場合は、必ずFAX番号もお書き下さい。 往復はがきでお申込みの場合は、返信用ハガキの表に、送付先の郵便 番号、住所、氏名を必ず記入して下さい。 ☆.・。★.・。☆.・。☆.・。★.・。☆.・。☆.・。★.・。☆.・。☆.・      ↓↓↓ イベント申込みフォームはこちら ↓↓↓           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ http://www.library.pref.nara.jp/event/event_moushikomi.html ☆.・。★.・。☆.・。☆.・。★.・。☆.・。☆.・。★.・。☆.・。☆.・ (*ゝ(ェ)・)ノ★企画展示★━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥…… ■「大阪湾の生き物と環境」展を開催しています。  森・川・海のネットワークを通じて、美しく親しみやすい豊かな「魚庭(な  にわ)の海」、大阪湾を再生するための取組みについて紹介します。  □12月4日(日)まで  □2階エントランスホール ■APA関西支部写真展「ルーツ〜温故知新〜」を開催しています。  (社)日本広告写真家協会(APA)と共催して、写真展を開催します。  広告写真のプロが、様々なルーツを紐解き、伝統文化や歴史を大切にしなが らも、新たな広告写真の可能性を問う写真展です。 また、12月6日(火)からは、APAフォト&デザインワークショップの 作品もあわせて展示いたします。  □12月18日(日)まで  □2階セミナールーム横 ■「NIEって何?」展を開催します。  NIE(Newspaper in Education)は、学校等で 新聞を 教材として活用することです。NIEの活動を広く知ってもらうた め、実践校の活動の様子などを展示します。  □12月6日(火)〜12月25日(日)  □2階エントランスホール (*ゝ(ェ)・)ノ★図書展示★━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥…… (3階ブリッジ) ■「Handmade Christmas  手作りで楽しむクリスマス」を開催しています。 クリスマスシーズンに合わせて、クリスマスに関する資料展示を行いま す。最近は、家で手作りを楽しむスタイルが人気! 料理や手芸、飾り 付けなど役立つ実用書を中心に展示します。 □12月27日(火)まで (3階レファレンスカウンター横) ■「没後50年津田左右吉 記紀実証研究のさきがけ」を開催しています。  思想史や東洋史を専門とし、早稲田大学教授等を歴任した津田左右吉が 亡くなったのは1961年12月のこと。「津田史学」と称され幅広い 分野にまたがる研究の中でも、とりわけ、注目を浴びたのは古事記・日 本書紀研究です。戦後、古代史研究に圧倒的な影響を与えるとともに、 1949年には文化勲章を受章しています。 本展示では、没後50年を機に津田の研究を振り返ります。  □12月27日(火)まで (2階情報資料スペース) ■「冬ものがたり−冬を感じ・楽しむ本−」を開催しています。 冬は寒くて何もしたくない!と思いがちですが、寒さに負けず、温かく 楽しく過ごすための本を紹介します。 温泉に関する本や旅行のガイドブック、家の中でほっこり暖かくなるよ うな生活の工夫や料理の本、ウィンタースポーツの本など。 それぞれの冬を感じ・楽しめる図書を取り揃えました。 □12月27日(火)まで ■3階戦争体験文庫 企画展「産業組合から農協へ 〜戦時・戦後期の協同組合の再編」を開催し ています。 明治期に導入され、活発な活動を展開していた産業組合は、現在の農協や 信用金庫等につながっていきます。その過程を紹介します。 □12月27日(火)まで。  ☆ 詳 細 は こ ち ら ☆  ──┬───────────    └→http://www.library.pref.nara.jp/sentai/kikaku.html (*ゝ(ェ)・)ノ★その他のお知らせ★━━━━━━━━・・・・・‥‥‥…… ■図書情報館ITサポーターズによる「ITサポートデイ」  ☆ 詳 細 は こ ち ら ☆  ──┬───────────    └→http://www.library.pref.nara.jp/supporter/index.html ■新着図書情報(月に1度更新!)  ☆ 詳 細 は こ ち ら ☆  ──┬───────────    └→http://www.library.pref.nara.jp/search/newarrival/index.html ■館の有料施設の予約を受付けています。県立図書情報館ホームページの有料 施設利用案内のページをご覧下さい。  ☆ 詳 細 は こ ち ら ☆  ──┬───────────    └→http://www.library.pref.nara.jp/guide/use_guide01.html ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇4◇  ◆図書館員の気になる一冊(49) └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『利他のすすめ チョーク工場で学んだ幸せに生きる18の知恵』 著 者 大山泰弘著 発行所:WAVE出版 定 価:本体1400円(+税)発行日:2011年4月 著者は、社員の7割を知的障害者が占めながら、業界トップシェアを維持 する会社に育て上げた。しかし、当初は父を助けるために自分の夢をあきら めざるをえなかったという。自分にとって「逆境」そのものだったが、転機 は二人の知的障害をもつ少女を雇用したときからであった。あるとき「施設 に帰すよ」というと泣いて嫌がった。施設にいれば楽に過ごせるはずなのに、 どうしてつらい思いをしてまで働こうとするのだろうか、不思議でならなか った。そこから「人はなぜ働くのか」「人の幸せとは何か」といった根本的 な問に向き合うようになった。その答えを教えてくれたのは知的障害者で、 彼らに学んだ知恵をまとめたものである。 本書は、「何千年たっても変わらないこと」「誰かの役に立ってこそ幸せ」 「『利他の心』が人生を拓く」「『幸せな自分』をつくる」の4章からなり、 「人の役に立つことが自分の幸せ」であり、「利他」が自分のためになるこ とを知ることが大切であるという。これは、文部科学省の資料にある「生き る力」の根っこになるもので、子供のうちから、できるだけたくさん「人の 役に立つ経験」をさせて、その喜びを追い求めるこころを育ててあげる事が、 力強く生きていく礎になっていく。 知的障害者に共通する思いは、「人の役に立ちたい、人にほめられたい、 人に必要とされたい」という切実な思いで、この幸せを求めて働くなかで個 性も発見され、育っていくものだという。 東日本大震災という未曾有の災害にあい、復興に向けて力を合わせていか なければならない今こそ、「利他の心」を大切にしたいものである。                        (おおみや もりとも)        ┌─────────────┐   ▼▼▼▼▼│過去の気になる一冊はこちら│▼▼▼▼▼        └─────────────┘  http://www.library.pref.nara.jp/reference/kininaru.html ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇5◇  ◆図書情報館─職員だより(135) └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  冬といえばマラソン!若いときは、そんな冬を過ごしていました。  11月から3月頃まで、県内だけでもたくさんの大会があります。最盛期 には月に1〜2大会ほど参加していたでしょうか。運動はまったく得意でも 好きでもなかったのに、たまたま職場で向かいの席になった方に誘われて、 なんとなく走り出しただけでしたが、十数年続きました。  いつもかなりなスローペースで、10kmコースを走ります。いつものペ ースとして、まず最初1kmで、もうしんどくなります。3kmぐらいで体 が暖まってくるせいか調子が良くなってきて、ようやく楽しくなってきます。 しかしまた5kmを過ぎたあたりから辛くなってきて、決まって「なんでお 金を払って、こんなに苦しいことをしているんやろう?」と考えてしまいま す。ここを過ぎると、また楽しい時間がやってくるのですが、さっきまでは、 自分との戦いといった感じで走っていたのに、不思議と、自然の中で走れる 爽快さを感じ始め、とても大きな気持ちになって走っています。最後の9k m地点あたりになると、またもや辛い時間となり、脳がエネルギー不足を感 じて、大抵「あんぱん食べたいー」とつぶやきながら残りの1kmを頑張る ことになります。  10kmを1時間弱ぐらいで走るのですが、この短い間に自分の中では様 々なドラマが繰り広げられており、それを乗り越えてのゴールは、やはりな んとも言えない達成感があります。  奈良ではもうすぐ「奈良マラソン」が開催されます。昨年から始まったこ の大会では、フル、10km、5km、3kmのコースから選んで参加する ことができます。ニュース等で聞くと、久しぶりに走りたい!という気持ち になるのですが、人気が高いので、申し込みが定員に達して締め切りとなる のが早く、今年も申し込みができませんでした。走る体力を鍛えることもさ ることながら、申し込みをする気力も鍛えなければ!と次の冬に向けて意気 を揚げています。                         (たかつじ あゆみ) ┌◇┐━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇6◇  ◆編 集 後 記 └◇┘━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ とうとう2011年も最後の月になりました。 12月は「シハス」と言いますが、師走・四極・極月と表記するのは後世の当 て字で、もともと「十二月」と書いて「シハス」と読んだようです。 万葉集の巻第8に紀少鹿女郎(きのをしかのいらつめ)が詠んだ梅の歌があり ます。 『十二月(シハス)には 沫雪降ると 知らねかも 梅の花咲く 含めらずして』(万葉集巻第8−1648番) (師走には泡雪が降ると知らないのかも 梅が花を咲かせている 蕾のままで春 を待てばいいのに) この「シハス」という音に「師走」という字を当てたのが誰かは分かりません が、皆が「なるほど」と思うピッタリの当て字だと思います。 12月はなんとなく気ぜわしい感じがしますね。 そんな時こそ、少し時間を作って、自分の時間を持ちたいところ。ぜひ図書情 報館に本を読みに来てくださいね! さて、県立図書情報館メールマガジン「Lib Info NARA−奈良県 立図書情報館通信」第155号をご覧いただき、ありがとうございました。 次回第156号は、12月15日(木)に配信する予定です。 ▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼ ◎このメールマガジンへのご感想、ご意見などは、下記メールアドレスまで お願いします。 *原則として、返信はいたしませんので、あらかじめご了承ください。 ◎このメールマガジンは、「まぐまぐ」を利用して発行しています。  http://www.mag2.com/  「新着情報版」「ウィークリーまぐまぐ」の配信が不要な場合は、こちらで 解除できます。 http://www.mag2.com/wmag/ ◎トラブル等の対処については、「読者 まぐまぐ!ヘルプ」のページをご覧下 さい。 http://help.mag2.com/read/ ◎当マガジンの解除は、こちらへ。 http://www.library.pref.nara.jp/netservice/mailmagazine.html ▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼ 【 県庁各課等のメールマガジン 】 ◇ 読者登録をお願いします!◇ http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-1324.htm ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ┏┏┏ ┏┏ 奈良県立図書情報館 ┏   〒630-8135 奈良県奈良市大安寺西1丁目1000番地 ┌    TEL:0742-34-2111 FAX:0742-34-2777 ┌    MAIL: info@library.pref.nara.jp ┌    HP: http://www.library.pref.nara.jp ┌ ┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌