≫奈良県立図書情報館メールマガジン≪ 「Lib Info NARA −奈良県立図書情報館通信」 2008.6.1  No.071 *6月の休館日について  毎週月曜日。また、27日(金)は月末休館日です。 ■==■目 次■==■ 図書情報館からのお知らせ 館長連載「図書情報の文化史」 図書情報館−職員だより 編集後記 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ■図書情報館からのお知らせ■ ☆企画展示(2階メインエントランスホール) □「消費者月間パネル展」を開催しています。1日(日)まで。 □「大和の水がめと県営水道展」を開催しています。3日(火)から8日(日 )まで。 □「みんなでとりくもう食育展」を開催します。10日(火)から15日(日 )まで。 詳しくは、奈良県立図書情報館イベント情報ブログ http://eventinformation.blog116.fc2.com/ をご覧ください。 ☆図書展示 (3階ブリッジ)   □図書展示「仮面」展を開催しています。29日(日)まで。       詳しくは、奈良県立図書情報館イベント情報ブログ http://eventinformation.blog116.fc2.com/ をご覧ください。 (3階戦争体験文庫) □企画展『戦争と手紙』3「戦地への手紙」を開催しています。26日(木) まで。 詳しくは、   http://www.library.pref.nara.jp/sentai/kikaku.html   をご覧ください。   ☆図書情報館ITサポーターズによる「パソコン水曜倶楽部」、「パソコンウ イークエンド倶楽部」、開催日時等詳しくは、   http://www.library.pref.nara.jp/supporter/index.html  をご覧ください。 ☆新着図書情報  月に1度更新します。下記ページをご覧ください。  http://www.library.pref.nara.jp/search/newarrival/index.html ☆館の有料施設の予約を受付けています。詳細は、県立図書情報館ホームペー ジの有料施設利用案内のページをご覧ください。 http://www.library.pref.nara.jp/guide/use_guide01.html ■館長連載「図書情報の文化史」素描編■  第71回 『文華秀麗集』(4)                      館長 千田 稔  さらに、撰者の一人、菅原清公についてもみておきたい。以下に記すように 、やはり学識のある人物である。平安京の時代をむかえ、人材は豊かになって いたことがうかがえる。問題は、才をもつ群像が当時の国家にとってどのよう な展望をもっていたかである。  菅原清公は、延暦23年(804)に遣唐使として入唐している。遣唐大使 は、藤原葛野麻呂で、空海も最澄も同行している。この時の遣唐使船は、暴風 雨にあい、途中で引き返し、あらためて唐に向かって再出発するというもので あった。  清公は『凌雲集』に在唐中の作という「我は是れ東蕃の客、恩(めぐ)みを懐 いて聖唐に入る」という詩を載せている。唐に対する日本の外交的スタンスと みてよいのだろうが、それとともに、彼の中国文化に対する強い憧れが表現さ れているとも読みとれる。帰朝してから、清公は、唐にならって、朝廷の儀式 を整え、儀式の衣服や建物名称も唐風に改めたという。さらに、中国六朝時代 の梁の昭明太子編の『文選』や『後漢書』を進講している。このような彼の事 績を追ってみると、いかに唐の文化に心酔したかがよくわかる。彼のみではな く、時代の流れであろう。それは、飛鳥から奈良時代に朝鮮(韓)半島や中国 の東アジア全体の文化的ネットワークの中にあった状況とはまるでちがう。す べては中国に範を求めるという精神の凝固を感じる。その点をおさえて『文華 秀麗集』を位置づけねばならない。(つづく) 図書情報館−職員だより(53)■ オーサリングルームの大判プリンタのススメ 当館の大判プリンタはEPSON製のPX−9000という機種になります。 この手のものも移り変わりがあり、導入当初は新型であったものが、すでに旧 機種と呼ばれるものになっています。ちょっと残念ではあるのですが、機能的 には別に問題があるわけでもなく、結構がんばってます。 そのがんばりぶりは、プリンタのステータスシートに見て取れます。 システム担当者は時折プリンタの状態を確認するために「ステータスシート」 と呼ばれるものを出力します。 プリンタによって表示の内容は変わってきますが、プリンタの状態を出力する 機能を持つプリンタは別段珍しくはありません。 ステータスシートにはいままで使用したインクの量や印刷した長さが印字され ます。 このメルマガ原稿執筆時点で、インク使用量は26,881ml、印刷長468,105.6cmに なります。 インクの使用量は一升瓶14本分、印刷長は近鉄奈良から西大寺までの距離より 少し長いぐらいに相当します。 あと半年ほどで開館三周年ですから、それなりの使用量があってもおかしくは ないのですが、結構がんばっている気がします。 当館のPX9000は、デジカメ写真を大きく印刷される方、会議などでの垂 れ幕などを作成される方などいろいろな方に利用されて います。 確かにがんばってはいますが、まだまだ働けると思うので、まだご利用になっ ていない方も利用してみてください。 (やたがい ともゆき) 編集後記■ 先月から、当館のイベント・企画展示情報をブログ形式で提供しています。利 用者の皆様に、最新の情報や、実施中のイベントをリアルタイムに発信してい こうと考えています。従来の形式とはちがって、ワンクリックでアクセスして いただけるようになりました。また利用者の皆様に、イベント・企画展示等に 関するコメントも入力していただいて、今後の運営の参考にさせていただきた いと思っています。アクセスお待ちしています。 ◎アクセスはこちらへ。 http://eventinformation.blog116.fc2.com/ さて、県立図書情報館メールマガジン「Lib Info NARA−奈良県立 図書情報館通信」第71号をご覧いただき、ありがとうございました。次回第 72号は、6月15日(日)に配信する予定です。皆様、ご愛読よろしくお願 いいたします。 =================================== ◎このメールマガジンへのご感想、ご意見などは、下記メールアドレスまでお 願いします。 *原則として、返信はいたしませんので、あらかじめご了承ください。 ◎このメールマガジンは、「まぐまぐ」を利用して発行しています。  http://www.mag2.com/ 「新着情報版」「ウィークリーまぐまぐ」の配信  が不要な場合は、こちらで解除できます。 http://www.mag2.com/wmag/ ◎トラブル等の対処については、「読者 まぐまぐ! ヘルプ」のページをご覧 下 さい。 http://help.mag2.com/read/ 当マガジンの解除は、こちらへ。 http://www.library.pref.nara.jp/netservice/mailmagazine.html =================================== 【 県庁各課等のメールマガジン 】 ◇ 読者登録をお願いします!◇ http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-1324.htm ■□===========================■□ 発行:奈良県立図書情報館 〒630-8135 奈良市大安寺西1丁目1000番地 TEL 0742-34-2111(代表) FAX 0742-34-2777 http://www.library.pref.nara.jp e-mail info@library.pref.nara.jp ■□===========================■□