≫奈良県立図書情報館メールマガジン≪ 「Lib Info NARA −奈良県立図書情報館通信」 H20.1.15  No.062 *1月の休館日について  毎週月曜日。15日(火)、本日は休館です。 ■==■目 次■==■ 図書情報館トピックス 情報BOX これも図書情報館 図書情報館−職員独り言 連載「図書情報の文化史」 編集後記 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ■図書情報館トピックス■ #企画展示(2階メインエントランスホール) □企画展「孤高の画家 粟津魏三郎」展を開催しています。20日(日)まで 。  詳しくは、   http://www.library.pref.nara.jp/event/exhibition_k.html#AWAZU   をご覧ください。 □「奈良漆器」展を開催しています。20日(日)まで。会場は、3階ブリッ ジです。あわせて、漆関連の図書展示「漆うるわし」も開催しています。  詳しくは、   http://www.library.pref.nara.jp/event/exhibition_k.html#URUSHI    をご覧ください。   □22日(火)よりフォトアート展 「奈良」響きあう森 を開催します 。26日(土)には、    ライブイベントも開催します。    詳しくは、     http://www.library.pref.nara.jp/event/exhibition_k_pallalink.h tml    をご覧ください。 #図書展示(3階ブリッジ) □図書展示「漆うるわし」 を開催しています。20日(日)まで。 詳しくは、     http://www.library.pref.nara.jp/event/exhibition_b.html#URUSHI をご覧ください。   □22日(火)より、「目で楽しむおさかな〜平成19年度おさかな絵手 紙コンテスト応募作品展」および関連図書展示を開催します。(主催 奈良県 魚食普及協議会、県立図書情報館) #戦争体験文庫 企画展『戦争と手紙』2「戦地からの手紙」を開催していま す。3月27日(木)まで。 詳しくは、   http://www.library.pref.nara.jp/sentai/kikaku.html  をご覧ください。 #図書館劇場2第5幕「天誅組と吉野の近代」参加申込み受付中です。  詳しくは、   http://www.library.pref.nara.jp/event/librarytheater.html  をご覧ください。 #図書情報館ITサポーターズによる「パソコン水曜倶楽部」、今月は16日 と30日です。 「パソコンウイークエンド倶楽部」、今月2回目は27日(日)です。 詳しくは、   http://www.library.pref.nara.jp/supporter/wedclub.html  をご覧ください。 #企画力・広報PR力 120%アップセミナー 「行列のできる講座とチラシの 作り方」を開催します。参加申込み受付中です。 詳しくは、  http://www.library.pref.nara.jp/event/koen.html#NPOOHTA をご覧ください。 #「働くこと」を考える3日間、「働くこと」を考えるトークセッションおよ びワークショップの参加申込み受付中です。  詳しくは、   http://www.library.pref.nara.jp/event/koen.html#TALK  ご覧ください。 #奈良商工会議所と共催で、『経営無料相談会』を開催しています。  来年3月まで、毎月第1、第4土曜日の13:30〜16:00に3階グル ープ研修室で行います。今月2回目は26日です。事前申し込み優先。  詳しくは、   http://www.library.pref.nara.jp/event/koen.html#BUSINESSPLAN  をご覧ください。 ■情報BOX■ ○新着図書情報  月に1度更新します。下記ページをご覧ください。  http://www.library.pref.nara.jp/search/newarrival/index.html ○ホームページのビジネス支援のページ「B−SIDE」、皆さんのビジネス や調査にお役立てください。また、ご意見、ご感想をお寄せください。   http://www.library.pref.nara.jp/biz/index.html ○館の有料施設の予約を受付けています。詳細は、県立図書情報館ホームペー ジの有料施設利用案内のページをご覧ください。 http://www.library.pref.nara.jp/guide/use_guide01.html セミナールーム及び交流ホールについては、県・市町村共同運営による施設予 約システムからインターネットにより予約することもできます。インターネッ トで予約を行うには事前の利用者登録が必要です。詳しくは施設予約システム の利用案内をご覧下さい。 https://e-kotonara.jp/portal/jsp/index.jsp ■これも図書情報館(44)■ 年が明け、各地で恒例の消防出初め式が執り行われていますが、例年冬場は火 気を扱う機会も増え火災が多発します。昨年、図書情報館では2年ぶりに火災 防災訓練を実施しました。当館には、スプリンクラーを始め屋内消火栓、自動 火災報知設備、消火器などが設置されています。珍しいところでは貴重書庫、 コンピューターサーバー室には、窒素ガス消火設備が備えられています。水で 濡れると価値が無くなったり機能停止して困るからです。スプリンクラーなど はおそらく当館存続中一度も本番で作動することはないと確信していますが、 万が一に備えるための設備ですので毎年の点検も欠かせません。 訓練では、3階と屋上に逃げ遅れた人がいるという想定で、はしご車やロープ を使った救出が行われその後一斉放水が行われて無事終了しました。 ところで当館の資産総額は約107億円、行政コストは年間約9億円です。( 平成18年奈良県公の施設のバランスシート、行政コスト計算書より)建物な どは毎年減価償却するので資産価値は下がりますが、図書館は蔵書・資料を大 量に購入するのでむしろ価値は増加していくと考えて良いのではないでしょう か。大切な県民の資産をしっかりと守り、皆様に活用していただくための地道 な努力を続けたいと思います。 (ふなうち ひろゆき) ■図書情報館−職員独り言(44)■ 今日は、「松の内」です、というと変な顔をされる方がおられるかもしれませ ん。変な顔、といいましたのも、最近では1月7日までのこと、されることが 多いからです。もっとも、百貨店やスーパー、コンビニエンスストアと、平常 と何も変わらない営業をする店や施設が当たり前になり、正月気分など味わう 方が難しくなっていますから、7日でも遅いのかもしれません。 本来は小正月の15日までが「松の内」です。1日は大正月ですね。そもそも 「松の内」とは新年に際し歳神様を迎える門松が置かれている期間のことです 。神様が鎮座するための場所は鏡餅ですね。年賀状も15日まではOKなので すが、喪中の時に出す寒中見舞いが6日から、七草粥を食べるのも7日なので 、最近では、どうも7日でお正月は終わりと考えられているようです。 15日まで長々とお正月気分に浸ってもいられないということなのでしょうか 。歳神様もたいへんです。「鏡開き」も以前は20日に行われていたように思 いますが、最近では11日に行なわれているようです。 巧遅は拙速に如かず、ということばがあります。昨年は、政治にしても経済に しても、いろいろな拙速が目につく1年だったように思うのですが。その時々 の流れにあたふた騒ぐ時間はあっても、熟慮する時間はない、情報過多でも中 身がない・・・。 そんなことを考えながら、今日で正月は終わりと言い聞かせています。 (いぬい そういちろう) ■連載「図書情報の文化史」素描編■ 第62回 『三教指帰』(12)                            館長 千田 稔 「亀毛先生論」について、逐一、典拠を解説するには、余裕がないので、とに かく、最後に亀毛先生が、つっぱりの蛭牙公子に向かって言った孔子の言葉に よる箇所をあげておこう。訳文はこうである。「孔子さまの言葉に、”耕して いても飢えることはあるが、学問をすれば、俸祿はそこにおのずから得られる ”とある。いかにもそのとおりだ。この言葉を帯にかきとめ、骨に刻みこむぺ きである」。『論語』衛霊公編に「孔子曰く、耕すや、餒(うえ)その中に在 り。学ぶや禄その中に在り」からの直接的な引用である。  こうして、蛭牙公子は、改心し、兎角公は、亀毛先生に「いま、蛭牙公子の 鳩のような心が、たちまち入れかわって鷹のようになったのを目にしました」 とお礼の挨拶をする。 この部分は『礼記』(らいき・儒教の経書。五経の一)王制編に「鳩、化して 鷹となる」による。「鳩心は鈍にして悪無し」と白居易の詩にあるという。 まったく、つまみ食い的に『三教指帰』の「亀毛先生論」の一部をとりあげ て、空海が依拠した原典を探すまねごとをした。しかし、空海は、儒教に人間 の道をすべて託そうとはしなかった。(つづく) ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪ 【 県庁各課等のメールマガジン 】 ◇ 読者登録をお願いします!◇ ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪ 読者登録はこちらから! 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