≫奈良県立図書情報館メールマガジン≪ 「Lib Info NARA −奈良県立図書情報館通信」 H19.11.15  No.058 *11月の休館日について  毎週月曜日。30日(金)は月末休館日です。 *11月9日(金)〜22日(木)まで、図書点検のため休館しています。  詳しくは、   http://www.library.pref.nara.jp/guide/tenken.html  をご覧ください。 ■==■目 次■==■ 図書情報館トピックス 情報BOX これも図書情報館 図書情報館−職員独り言 連載「図書情報の文化史」 編集後記 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ■図書情報館トピックス■ #図書館劇場2第4幕の申込み受付中です。  詳細は、   http://www.library.pref.nara.jp/event/librarytheater.html  をご覧ください。 #企画展示(2階メインエントランスホール) □「近くの図書館に行こう!〜こんなことやってるよ〜」展を開催します。2 3日(金)から。 #図書展示(3階ブリッジ) #戦争体験文庫 企画展「戦争と手紙 1 出征」開催中。12月27日(木) まで。 詳しくは、   http://www.library.pref.nara.jp/sentai/kikaku.html  をご覧ください。 #図書情報館ITサポーターズによる「パソコン水曜倶楽部」  今月は、開催しませんのでご注意ください。 詳しくは、   http://www.library.pref.nara.jp/supporter/wedclub.html  をご覧ください。 #奈良商工会議所と共催で、『経営無料相談会』を開催しています。  来年3月まで、毎月第1、第4土曜日の13:30〜16:00に3階グル ープ研修室で行います。今月2回目は、24日です。事前申し込み優先。  詳しくは、   http://www.library.pref.nara.jp/event/koen.html#BUSINESSPLAN  をご覧ください。 ■情報BOX■ ○新着図書情報  月に1度更新します。下記ページをご覧ください。  http://www.library.pref.nara.jp/search/newarrival/index.html ○ホームページのビジネス支援のページ「B−SIDE」、皆さんのビジネス や調査にお役立てください。また、ご意見、ご感想をお寄せください。   http://www.library.pref.nara.jp/biz/index.html ○館の有料施設の予約を受付けています。詳細は、県立図書情報館ホームペー ジの有料施設利用案内のページをご覧ください。 http://www.library.pref.nara.jp/guide/use_guide01.html セミナールーム及び交流ホールについては、県・市町村共同運営による施設予 約システムからインターネットにより予約することもできます。インターネッ トで予約を行うには事前の利用者登録が必要です。詳しくは施設予約システム の利用案内をご覧下さい。 https://e-kotonara.jp/portal/jsp/index.jsp ■これも図書情報館(40)■ ようやく秋も深まってきました。芸術の秋、スポーツの秋、食欲の秋、そして 読書の秋です。この「読書の秋」という言葉の由来は諸説あるようですが、そ のひとつにあげられるのが、中国唐時代の文人、韓愈の詩の一説です。   時秋積雨霽  時秋にして積雨霽(は)れ   新涼入郊墟  新涼郊墟に入る   灯火稍可親   灯火稍(ようや)く親しむべく   簡編可卷舒   簡編(かんべん)卷舒(けんじょ)すべし これは「符讀書城南」という詩の一説で、 「いつしか涼しい秋となり、灯火のもとで書物を読むのにふさわしい季節にな った」と、韓愈が息子の符に勉学に勤しむようすすめた言葉だということです 。  現在図書情報館は蔵書点検のため休館しておりますが、23日(金)からは平 常の開館に戻ります。 三連休の折、みなさんも図書情報館で読書の秋を満喫してください。 ※参考資料『漢詩名句辞典』鎌田正, 米山寅太郎著 大修館書店 (とくやま さおり) ■図書情報館−職員独り言(40)■ 先日、平城遷都1300年記念事業、図書情報館開館2周年記念事業として、 「tribute to 光明」Fashion Show が、開催されました。当日は、天候にも 恵まれ大勢の方が来てくださいましたことに感謝いたします。おいしいイタリ ア料理ときれいな色のドリンクでお腹を満たし、トークショーではそれぞれの 方の熱い想いに耳を傾け、光と影、音楽に演出された幻想的なファッションシ ョーに見入り、数時間ではありましたが、五感が揺さぶられるようなひと時を 過ごしていただけたなら幸いです。 図書館は、その字のとおり書物を集めた館です。本があって、書物の世界には 自由に足を踏み入れ、旅することもできます。でもそれは、自分一人です。 ここ図書情報館には、本もあるし、コンピューターもある、場所も、自分以外 の人もいます。情報を得、情報を発信できるものが沢山あります。 最初は、図書館でファッションショーだなんてと、耳を疑いましたが、固定観 念に囚われることなく、「あらゆる可能性」=「無限の世界」が図書情報館に はあるんだと心に刻みつけられた一日でした。   (まつむら じゅんこ) ■連載「図書情報の文化史」素描編■ 第58回 『三教指帰』(8)                            館長 千田 稔 さて、ドラマに登場する「兎角」・「蛭牙」・「亀毛」の名前であるが、『金 光明最勝王経』の中からとられたという、福永光司氏の指摘を紹介したい。 『金光明最勝王経』の「如来寿量品」にみられる一節に上記の名前が由来する 。「如来」は仏、釈迦。「寿量」は、寿命の長さ、「品」は「ほん」とよみ、 仏典の章・節にあたる。仏舎利を求めて供養しようとする婆羅門(ばらもん) に対して、正しき覚りこそ仏の真身であり、その真身は、常住不滅であると説 く。ひとまず、これまでの言葉の意味を解いておきたい。「仏舎利」とは、釈 迦の遺骨。「婆羅門」は、インドのカースト(四姓)の最高位の者。「真身」 は、「しんしん」とよみ、真理および真理のはたらきを身体としている仏をい う。つまり、正しい覚りをしているものは、真理を常に身体に宿し、永遠不滅 であるという。仏舎利をただ求めるよりも覚りこそ重要であるとして、そして 次のように説く。 「もし亀毛を用(も)って上妙の服を織り成し、寒時に被着(まと)うべくん ば、方(はじ)めて仏舎利を求めん。・・・・もし水蛭虫、口中に白歯(牙) を生じ、長大にして利(するど)きこと鉾の如くんば、方めて仏舎利を求めん 。もし兎角を持し、用って梯?(はしご)と成し、上天の宮に昇るべくんば、 方めて仏舎利を求めん」とある。(つづく) ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪ 【 県庁各課等のメールマガジン 】 ◇ 読者登録をお願いします!◇ ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪ 読者登録はこちらから! http://www.pref.nara.jp/c_etc/mailmag.html ★「大仏さんのつぶより情報」 (広報広聴課) ★「まほろば*地域づくり情報」(交流政策課) ★「ボランティア情報誌Vio」(県民生活課) ★「健康21ファンクラブ通信」(健康増進課) ★「情報発見メルマガ編」   (中小企業支援センター) ★「E−夢 はっしん!」  (教育委員会) ★「代官山で愛ましょう!」  (奈良県代官山iスタジオ) ★「ならの農業と園芸」    (県農業総合センター) ★「子育てメールなら」    (県子育て家庭サポートセンター) ★「メルマガ・スマイル」   (県母子・スマイルセンター) ★「ワーク・ならネット」   (雇用労政課) ■編集後記■ なかなか秋らしくならない、冬が来るのかな、といった気候ですが、そろそろ 店先では、クリスマスだ、お歳暮だ、忘年会だ、と年末バージョンに変わって きています。今年は、こんな様子でしか季節を感じられないようです。 さて、県立図書情報館メールマガジン「Lib Info NARA−奈良県立 図書情報館通信」第58号をご覧いただき、ありがとうございました。次回第 59号は、12月1日(土)に配信する予定です。皆様、ご愛読、よろしくお 願いいたします。 =================================== ◎このメールマガジンへのご感想、ご意見などは、下記メールアドレスまでお 願いします。 *原則として、返信はいたしませんので、あらかじめご了承ください。 ◎このメールマガジンは、「まぐまぐ」を利用して発行しています。  http://www.mag2.com/ 「新着情報版」「ウィークリーまぐまぐ」の配信  が不要な場合は、こちらで解除できます。 http://www.mag2.com/wmag/ ◎ご覧になるコンピュータの環境によって、文字がずれて表示される場合の  対処については、こちらへ。 http://www.mag2.com/help/r107.html 当マガジンの解除は、こちらへ。 http://www.library.pref.nara.jp/netservice/mailmagazine.html =================================== ■□===========================■□ 発行:奈良県立図書情報館 〒630-8135 奈良市大安寺西1丁目1000番地 TEL 0742-34-2111(代表) FAX 0742-34-2777 http://www.library.pref.nara.jp e-mail info@library.pref.nara.jp ■□===========================■□