≫奈良県立図書情報館メールマガジン≪ 「Lib Info NARA −奈良県立図書情報館通信」 H19.10.15  No.056 *10月の休館日について  毎週月曜日。31日(水)は月末休館日です。 *11月9日(金)〜22日(木)まで、図書点検のため休館します。  詳しくは、   http://www.library.pref.nara.jp/guide/tenken.html  をご覧ください。 ■==■目 次■==■ ◆ 巻頭言 図書情報館トピックス 情報BOX これも図書情報館 図書情報館−職員独り言 連載「図書情報の文化史」 編集後記 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ■巻頭言■ 長く、厳しかった記録的な猛暑もようやく遠のいて、空が高く澄んだ秋の色に 変わりました。 当館は11月に満2年を迎えます。ご来館いただいた方々は2年間で100万人に及 び、ほんとうに多くの方々に育てられながら、ようやく落ちついてきたように 思われます。 とはいうものの、まだまだ課題を多く抱えています。その最も大きなものが資 料の整備、充実です。これは、過去の知的財産を蓄積し、新しく生みだされる 情報資源を付け加えて今現在の需要に応え、さらに遠い未来を目指して発展し ていく図書館の永遠の課題といえるでしょう。 当館では、開館から2年を経過し、当初に整えた資料の状態を見直すため、開 架資料約30万冊の総点検をおこないます。開架している図書と雑誌すべてを1冊 1冊点検し、データの不備なもの、欠けたもの、傷んだもの、内容の古くなっ たものを洗い出して、必要な資料を補充し、さらに新しい資料を加えていくた めの整備作業です。11月9日から22日まで、しばらくの間ご不便をおかけいた します。 11月10日(土)には午後から夜にかけて「開館2周年記念 tribute to 光明 Fa shion Show」を開催します。この日、通常の業務はおこないませんが、2階か ら3階に吹き抜けるメイン階段を舞台に、奈良の素材、奈良のデザイナーによ るファッションショーが華麗に繰り広げられる予定です。 日が落ちて、園庭の明かりに浮かぶ館の姿は、700日の春夏秋冬を抱いて夢の ようです。 図書情報館が、これからも新鮮で魅力的な資料を備えて、豊かに育っていきま すよう、みなさまのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。 (はなき けいこ) ■図書情報館トピックス■ #平城遷都1300年記念事業、図書情報館開館2周年記念事業として、  「tribute to 光明」Fashion Show を開催します。ただいま、参加申込み 受付中。申込み締切を10/30(火)まで延長しています。また、2階カウ ンターで、直接チケットを購入することもできます。  詳しくは、   http://www.library.pref.nara.jp/event/koen.html#MIRANO  をご覧ください。 #図書館劇場2第4幕の申込み受付中です。  詳細は、   http://www.library.pref.nara.jp/event/librarytheater.html  をご覧ください。 #20日(土)、「花岡童話を愛でる集い」を開催します。  詳細は、   http://www.library.pref.nara.jp/event/koen.html#HANAOKA  をご覧ください。 #開館2周年記念オリジナルグッズを販売しています。  詳しくは、   http://www.library.pref.nara.jp/event/koen.html#GOODS  をご覧ください。 #平城遷都1300年奈良・読書の旅第2回、申込み受付中  お申し込みなど詳細は、   http://www.library.pref.nara.jp/event/koen.html#NARA_READING_02  をご覧ください。 #企画展示(2階メインエントランスホール) □明日16日(火)より「第3回生き甲斐作りの陶芸作品展」および県男女共 同参画課と共催で「生き方・働き方の見直し」パネル展を開催します。 21日(日)まで。  詳しくは、  http://www.library.pref.nara.jp/event/exhibition_k.html#TOUGEI  http://www.library.pref.nara.jp/event/exhibition_k.html#SYUFU    をご覧ください。 #図書展示(3階ブリッジ)   □図書展示「奈良を舞台にした文学作品」を開催しています。11月8日 (木)まで。    詳しくは、     http://www.library.pref.nara.jp/event/exhibition_b.html#NARA_B UNGAKU    をご覧ください。 #戦争体験文庫 企画展「戦争と手紙 1 出征」開催中。12月27日(木) まで。 詳しくは、   http://www.library.pref.nara.jp/sentai/kikaku.html  をご覧ください。 #図書情報館ITサポーターズによる「パソコン水曜倶楽部」  ITサポーターズが運営する利用者交流の場です。今月2回目は、17日で す。事前申し込みは不要です。 詳しくは、   http://www.library.pref.nara.jp/supporter/wedclub.html  をご覧ください。 #図書情報館ITサポーターズによる「ウィークエンド倶楽部」 毎月第2土曜日、第4日曜日に、セミナールームで開催するITサポーターズ が運営する利用者交流の場です。水曜倶楽部同様事前申し込みは不要です。  今月2回目は、28日(日)です。 詳しくは、   http://www.library.pref.nara.jp/supporter/wedclub.html  をご覧ください。 #奈良商工会議所と共催で、『経営無料相談会』を開催しています。  来年3月まで、毎月第1、第4土曜日の13:30〜16:00に3階グル ープ研修室で行います。今月2回目は、27日です。事前申し込み優先。  詳しくは、   http://www.library.pref.nara.jp/event/koen.html#BUSINESSPLAN  をご覧ください。 ■情報BOX■ ○新着図書情報  月に1度更新します。下記ページをご覧ください。  http://www.library.pref.nara.jp/search/newarrival/index.html ○ホームページのビジネス支援のページ「B−SIDE」、皆さんのビジネス や調査にお役立てください。また、ご意見、ご感想をお寄せください。   http://www.library.pref.nara.jp/biz/index.html ○館の有料施設の予約を受付けています。詳細は、県立図書情報館ホームペー ジの有料施設利用案内のページをご覧ください。 http://www.library.pref.nara.jp/guide/use_guide01.html セミナールーム及び交流ホールについては、県・市町村共同運営による施設予 約システムからインターネットにより予約することもできます。インターネッ トで予約を行うには事前の利用者登録が必要です。詳しくは施設予約システム の利用案内をご覧下さい。 https://e-kotonara.jp/portal/jsp/index.jsp ■これも図書情報館(38)■  皆さんにとって、自分が身にまとう服を選ぶ基準は何でしょうか。デザイン 、価格、色、流行その他いろいろありそうですが、そこには皮膚の延長として の装飾感覚と覆い隠そうとするある種の隠蔽性が同居していそうです。きわめ て個人的な感覚ですから、他者からどのように見えるかも含め、改めてその嗜 好を分析することはかなり難しい作業ではないかと思います。ファッションに はそんな自分の個性を見つめる一面があるようにも思えます。  ところで、ブランドのもともとの意味は、「焼き印」だそうです。転じて「 他と明確に差別化できる個性」という意味になったようです。現在、参加申込 み受付中の「tribute to 光明」Fashion Show、奈良が培ってきた歴史、環境 そして新たなデザインが交差し、ここ図書情報館から発信されます。自らの個 性との交流とここ奈良から生まれる新たなブランドが印される第一歩に立ち会 ってみませんか? (いぬい そういちろう) ■図書情報館−職員独り言(38)■  もうすぐ開館2周年です。オーサリングルーム、デジタルスタジオなどは初 めのうちはなかなかうけいれられませんでしたが、最近はかなり利用されるよ うになってきました。最近はこちらの想定を超える使い方を希望される方もい て、驚かされることもあります。一応基本的な使い方というのがあるわけです が、使い方については職員の対応できる範囲で相談に応じています。ただ、実 際使ってみたものの、利用される方が思っていたものと違っていたということ もなくはありません。施設が空いていれば随時ご見学いただけますので、利用 を検討されている方はぜひ一度下見にいらしてください。 (やたがい ともゆき) ■連載「図書情報の文化史」素描編■ 第56回 『三教指帰』(6)                            館長 千田 稔 そこで、兎角公は亀毛先生に蛭牙公子という愚か者の目を覚ましてほしいと頼 みこむ。ところで、話を進める前に、この三者の名前についてその由来をとりあ げておかねばならない。福永氏は、おそらく『金光明最勝王経』からとったもの だろうという。とすれば、空海は『 金光明最勝王経』にかなり親しんでいたと思われる。 まず、この経典についての情報は、どのようにして日本(あるいは倭国)にも たらされたのだろうかということについてみておきたい。だいたい、日本の仏教 が庶民に語りかけるときは、例えば、説教などという形式をとることによって、仏 教から日常的な話題がとりあげられるのだが、肝心の経典をやさしく教えるよ うなことは稀である。経典は僧侶のものという意識がどうしてもある。それが、仏 教をなじみにくくしているのではないかと、私は時に思う。 『金光明最勝王経』と漢字ばかり並べられると、たちまち拒否反応がおこる 。「こんごうみょうさいしょうおうきょう」と読むのだが宗門によっては「き んこうみょう・・・」とも読むという。その意味はと問われても難しい。「金光 明」とは、「金色の光明、黄金色の輝き」をいう。「最勝」は「最もむすぐれた 」という意味。「王法」は、「国王が定めた法」ということである。だから「仏 法」(仏が定めた法)よりも下位に位置づけられた。(つづく) ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪ 【 県庁各課等のメールマガジン 】 ◇ 読者登録をお願いします!◇ ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪ 読者登録はこちらから! http://www.pref.nara.jp/c_etc/mailmag.html ★「大仏さんのつぶより情報」 (広報広聴課) ★「まほろば*地域づくり情報」(交流政策課) ★「ボランティア情報誌Vio」(県民生活課) ★「健康21ファンクラブ通信」(健康増進課) ★「情報発見メルマガ編」   (中小企業支援センター) ★「E−夢 はっしん!」  (教育委員会) ★「代官山で愛ましょう!」  (奈良県代官山iスタジオ) ★「ならの農業と園芸」    (県農業総合センター) ★「子育てメールなら」    (県子育て家庭サポートセンター) ★「メルマガ・スマイル」   (県母子・スマイルセンター) ★「ワーク・ならネット」   (雇用労政課) ■編集後記■ やっと秋らしくなりました。空の高さと程よい気候が、爽やかさを実感させて くれます。しかし、10月の半ばに、彼岸花が咲き誇っている様子は、変な感 じですね。 県立図書情報館メールマガジン「Lib Info NARA−奈良県立図書情 報館通信」第56号をご覧いただき、ありがとうございました。次回第57号 は、11月1日(木)に配信する予定です。皆様、ご愛読、よろしくお願いい たします。 =================================== ◎このメールマガジンへのご感想、ご意見などは、下記メールアドレスまでお 願いします。 *原則として、返信はいたしませんので、あらかじめご了承ください。 ◎このメールマガジンは、「まぐまぐ」を利用して発行しています。  http://www.mag2.com/ 「新着情報版」「ウィークリーまぐまぐ」の配信  が不要な場合は、こちらで解除できます。 http://www.mag2.com/wmag/ ◎ご覧になるコンピュータの環境によって、文字がずれて表示される場合の  対処については、こちらへ。 http://www.mag2.com/help/r107.html 当マガジンの解除は、こちらへ。 http://www.library.pref.nara.jp/netservice/mailmagazine.html =================================== ■□===========================■□ 発行:奈良県立図書情報館 〒630-8135 奈良市大安寺西1丁目1000番地 TEL 0742-34-2111(代表) FAX 0742-34-2777 http://www.library.pref.nara.jp e-mail info@library.pref.nara.jp ■□===========================■□