≫奈良県立図書情報館メールマガジン≪ 「Lib Info NARA −奈良県立図書情報館通信」 H19.3.15  No.042 *3月の休館日について  30日(金)は月末休館日で、31日(土)は開館しています。 ■==■目 次■==■ ◆ 巻頭言 図書情報館トピックス 情報BOX これも図書情報館 図書情報館−職員独り言 連載「図書情報の文化史」 編集後記 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ■図書情報館トピックス■ #奈良県出身の映画作家、河P直美さんの学生時代からの映像製作関係資料が 当館に寄贈されました。3月6日(火)に贈呈式が行われました。  詳しくは、   http://www.library.pref.nara.jp/topics/ceremony070306.html  をご覧ください。 #イベント □企画展「西洋人の日本観T−日本に関する本のさまざま」開催を記念し、3 月17日(土)14:00より、共催しているOAGドイツ東洋文化研究協会 会長ゲァハート・シェーパースさんによる記念講演会を開催します。講演会の 参加申し込みをただいま受付中です。     詳細は、      http://www.library.pref.nara.jp/event/koen.html#WESTERNER_01     をご覧ください。  □図書館劇場「名残の平城京」第6幕 千秋楽 3月24日(土)開催。    定員に達しましたので、申し込みを締め切らせていただきました。なお 、第1部野外コンサートは、立ち見にてご覧いただくことができます。   詳しくは、    http://www.library.pref.nara.jp/event/librarytheater.html   をご覧ください。  □『創業・経営革新無料相談会』を下記のとおり開催しています。   この相談会は、これから起業をしようと考えておられる方や、事業者の方 で経営の向上に取り組むビジネスプラン(経営革新計画)を作成される方を対 象に、専門家(奈良商工会議所シニアアドバイザー)がアドバイスを行います 。今年度最終回です。    日 時 3月24日 13:30−16:00 会 場 3階グループ研修室 詳しくは、 http://www.library.pref.nara.jp/event/koen.html#BUSINESSPLAN    をご覧ください。 #企画展示   □企画展「西洋人の日本観T−日本に関する本のさまざま」3階ブリッジ で開催中です。     詳しくは、      http://www.library.pref.nara.jp/event/exhibition_k.html#WEST ERNER_01     をご覧ください。   □20日(火)より、2階メインエントランスホールで、企画展「あなた の知らない冬の曽爾村再発見」を開催します。アマチュアカメラマンや故入江 泰吉氏の写真作品などをとおして、冬の曽爾村の魅力を探ります。24日(土 )には、特産品即売会を開催する予定です。4月1日(日)まで。     詳しくは、       http://www.library.pref.nara.jp/event/exhibition_k.html     をご覧ください。   □「所得税から住民税への税源移譲に係る特別展」を2階メインエントラ ンスホール開催しています。本日15日(木)まで。詳しくは、      http://www.library.pref.nara.jp/event/exhibition_k.html#TAX     をご覧ください。     セミナールーム前で、図書展示「図書情報館で税を考える」も開催中 です。あわせてご覧ください。      http://www.library.pref.nara.jp/event/exhibition_b.html#TAX #図書情報館ITサポーターズによる「パソコン水曜倶楽部」  ITサポーターズが運営する利用者交流の場です。毎月第1・第3水曜日の 13:30〜16:30、2階セミナールームで開催しています。事前申込み は不要です。今月2回目は、21日(水)に開催します。 詳細は、   http://www.library.pref.nara.jp/newlib/supporter/wedclub.html  をご覧ください。 #戦争体験文庫資料展示「軍隊と地域A 村と軍隊−村役場/在郷軍人会−」  本日より3月29日(木)まで。3階戦争体験文庫で。 ■情報BOX■ ○新着図書情報  月に1度更新します。下記ページをご覧ください。  http://www.library.pref.nara.jp/search/newarrival/index.html ○ホームページのビジネス支援のページ「B−SIDE」、皆さんのビジネス や調査にお役立てください。また、ご意見、ご感想をお寄せください。   http://www.library.pref.nara.jp/reference/biz/b-side.html ○館の有料施設の予約を受付けています。詳細は、県立図書情報館ホームペー ジの有料施設利用案内のページをご覧ください。 http://www.library.pref.nara.jp/guide/use_guide01.html セミナルーム及び交流ホールについては、県・市町村共同運営による施設予約 システムからインターネットにより予約することもできます。インターネット で予約を行うには事前の利用者登録が必要です。詳しくは施設予約システムの 利用案内をご覧下さい。 https://e-kotonara.jp/portal/jsp/index.jsp ■これも図書情報館(24)■   今月初め、情報ワークショップの第2回目として、「佐保川の源流を訪ね る」というフィールドワークを行いました。暑いくらいの陽気とスギ花粉のな か、春日奥山を歩きました。源流は、本当に地中から滲みだした水溜りともい えないようなものでしたが、少し下ると、それは明らかに、水の流れになり、 大きな池へとつながっていました。伏流水が湧き出るような、源流ではありま せんでしたが、その滲みだした水が集まり、下流の流れへと続いてゆく様は、 理屈ではわかっていても、なんだか不思議な想いにとらわれてしまいます。集 まる、ということの大きさ、です。われわれの想いも、集まることで大きな流 れになるでしょうか。   情報ワークショップのテーマである情報発信も、情報が集まることで大き なコンテンツへと発展してゆくのだと思います。さまざまな想いが、紆余曲折 を経て、大きな流れになってほしい。   図書情報館のひとつの情報発信が、佐保川から始まります。 (いぬい そういちろう) ■図書情報館−職員独り言(24)■  昨今Internetで話題になっているのは、Web2.0でしょう。たくさんの書籍が でていますが、書籍を読むだけではわかりにくいWeb2.0の世界も、理解するに は、実際に体験して楽しんでみることが一番です。 インプレス社のInternetWatchに連載されていた「今日から始める!Web2.0超 入門講座」のなかで、「Web2.0を体験する10のこと」として、それぞれの具体 的事例がこれらを体験すべき理由とともに載っています。   1:オンラインショップで買い物をする   2:RSSリーダーでブログを読む  3:Ajaxを利用したWebサービスを体験する 4:Podcastingの番組を聴いてみる 5:「口コミ」情報を探してみる 6:テレビを観ながらパソコンを使う 7:Q&Aサイトで質問してみる 8:試験的サービスを利用し、サービス開発者に意見や要望を出してみる 9:「情報の共有」を経験する 10:ブログを書く、読む、コミュニケーションする  6を除いてすべて図書情報館の端末で、直接あるいは間接的に体験できます 。ぜひ楽しんでください。もちろんモラルや責任は問われますので、端末利用 上の注意をよくお読みのうえで。 ○Web 2.0を実感するために、ユーザーが経験するべき10のこと(前編) http://internet.watch.impress.co.jp/static/column/web20/2006/04/03/ ○Web2.0を実感するために、ユーザーが経験するべき10のこと(後編) http://internet.watch.impress.co.jp/static/column/web20/2006/04/10/                        (かわばた たくや) ■連載「図書情報の文化史」素描編■ 第42回 『風土記』という地理情報(6) 館長 千田 稔 『出雲国風土記』は、完本が伝わったようであるが『播磨国風土記』の現伝本 は、巻首がなく、最初にもってくるべき明石郡も失われている。また、赤穂郡 も欠落している。したがって、われわれが手にする『播磨国風土記』は、賀古 郡から始まる、  『播磨国風土記』は、郡の下に里があげられているので、郷里制施行以前に 、つまり霊亀元年以前に編述されたと解することができよう。里毎に、土地の 肥沃度を例えば「土は中の中なり」のように記載しているが、他の風土記には ない。和銅6年の官命に、土地の状態を言上すべきとしたことにしたがうもの である。  私は、かつて『播磨国風土記』に叙述されているアメノヒボコ伝承に注目し たことがある。アメノヒボコについては、記紀にもとりあけられ、新羅の王子 の名前とされ、朝鮮半島から日本に渡来した言い伝えとして語られている。た だ、新羅の王子一人の渡来伝承とするには、アメノヒボコ伝承が各地に多くあ ることの説明がつきにくい。おそらく、朝鮮半島からの渡来集団を新羅の王子 に仮に託したのであろう。そのアメノヒボコが『播磨国風土記』では、出雲系 の神や播磨土着の伊和の大神と土地占拠の争いをする物語となっている。とい うことは、渡来集団がかなりの勢力でもって土着集団に戦いを挑んだことを想 像させる。私は、この記述が「魏志倭人伝」に、倭国乱れたとすることにあた るのではないかと想定した。詳しい記述は拙著『王権の海』(角川書店)を参 照していただきたいが、アメノヒボコ集団が邪馬台国の卑弥呼を女王に擁立し たのではないかという仮説をたててみた。(つづく) ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪ 【 県庁各課等のメールマガジン 】 ◇ 読者登録をお願いします!◇ ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪ 読者登録はこちらから! 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