≫奈良県立図書情報館メールマガジン≪ 「Lib Info NARA −奈良県立図書情報館通信」 H18.5.1 No.021 ■==■目 次■==■ 図書情報館トピックス 情報BOX これも図書情報館 図書情報館−職員独り言 連載「図書情報の文化史」 編集後記 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ■図書情報館トピックス■ #図書館劇場 開幕!   図書情報館では、奇数月の第4土曜日の午後、図書情報館館長公開講座「 図書館劇場」を開催します。  図書情報館がある場所は、かつて、平城京の一角を占めた奈良の文化が成立 していく重要な場所でした。また、館の東に位置する大安寺は、奈良時代の華 厳教学の研究センターであり、その成果は、東大寺の大仏造立へと結実しまし た。図書館劇場第1幕は、その大安寺をめぐる歴史を探ります。   プログラム   @「桓武天皇の平城京行幸」千田 稔(当館館長)   A「大安寺について」河野良文(大安寺貫主)   B「大安寺西塔発掘報告」松浦五輪美(奈良市埋蔵文化財調査センター)   C春日大社雅楽映像上映  申込み:5/2(火)〜17(水)、定員200名先着順      往復はがき、FAX、メールに@郵便番号・住所A氏名B連絡先電話 番号を記入し、「図書館劇場1申込み」と明記してください。      申込み専用アドレス koen@library.pref.nara.jp #企画展示(会場:2階メインエントランスホール) 5月7日(日)まで、「地域に密着した循環型企業を目指して−創業114年 ・ベンチャー企業の挑戦!」展を開催しています。中南和地域を中心に、製造 過程でできる副産物などを使う商品開発の成果などを展示しています。 (次回予告) 「大和の瓦とその技」展 大和の瓦、主として鬼瓦の歴史的変遷をたどり、歴史的建造物において見過ご されがちな瓦を展示します。また、奈良県における瓦製造技術の紹介や鬼をテ ーマにした新作の鬼瓦、絵画、瓦の拓本などもあわせて展示します。     会場:2階メインエントランスホール     期間:5月16日(火)〜28日(日)     共催:(株)瓦宇工業所 #図書展示 3階ブリッジで、5月7日(日)まで、「調べるっておもしろい−鳥の研究」 展を開催しています。調べ学習を中心に、鳥の生態、図鑑、文化史、民俗、文 学、バードウォッチングなどに関する館所蔵図書、雑誌を展示しています。あ わせて展示図書や関連資料を紹介する図書リストを配置しています。 (次回予告) 「図書情報館で文房四宝を読む」展 文房四宝(紙・硯・筆・墨)に関する館所蔵図書、雑誌を展示します。 会場:3階ブリッジ 期間:5月9日(火)〜30日(火) #戦争体験文庫(3階専門資料スペース) 戦争体験文庫コーナーでは、『戦時下の国民生活 銃後の生活』とテーマで非 図書資料の展示を行っています。 詳しくは    http://www.library.pref.nara.jp/oshirase/exhibition/index.html#E CO   をご覧ください。 ■情報BOX■ ○ホームページのビジネス支援のページ「B−SIDE」、皆さんのビジネス や調査にお役立てください。また、ご意見、ご感想をお寄せください。   http://www.library.pref.nara.jp/reference/biz/b-side.html ○館の有料施設の予約を受付けています。詳細は、県立図書情報館ホームペー ジの有料施設利用案内のページをご覧ください。 http://www.library.pref.nara.jp/guide/index.html セミナルーム及び交流ホールについては、県・市町村共同運営による施設予約 システムからインターネットにより予約することもできます。インターネット で予約を行うには事前の利用者登録が必要です。詳しくは施設予約システムの 利用案内をご覧下さい。 https://e-kotonara.jp/contents/shisetu/reserve_ref/index.htm ■これも図書情報館(3)■  このメルマガでもご紹介している情報誌『ナラヲヨム』は、奈良を見直し、 また新しい奈良を見いだし、新しい切り口で発信しようという試みです。また 、図書情報館が企画・編集を、そして趣旨に賛同された参画企業様が発行協力 する官民協働での情報発信誌でもあります。まだまだ緒についたばかりで、模 索している状態ではありますが、先月第3号を発刊することができました。ご 一読いただき、感想などお寄せいただけると幸いです。図書情報館をはじめ、 南都銀行本支店、県政情報コーナー、県内文化施設、市町村立図書館などでご 覧いただくことができます。 ■図書情報館−職員独り言(3)■  4月11日に、見にくいとのご批判も多かった館のホームページを約1年ぶり にリニューアルしました。特に長くて見通しが悪かったトップページは見通し がよくなって少しはお探しのページを探しやすくなったのではと思います。ユ ーザビリティやアクセシビリティに配慮したページになるように努力はしてい ますが、はたして本当にユーザーの方々には使いやすいページになっているで しょうか、担当の自己満足でなければ良いと思っています。図書情報館が広報 したい内容やユーザーが真に必要としている内容が掲載されていますでしょう か。悩みは尽きません。更に使いやすいページとしていくためにご意見・要望 をいただければと思います。以上、ウェブ担当の独り言でした。 ■連載「図書情報の文化史」素描編■ 第21回 図書情報としての『古事記』と『日本書紀』(その7)                 館長 千 田  稔 わが国の最初の国史である『日本書紀』は、養老四年(720)に完成した。平 城京に遷都して10年目である。『日本書紀』の修史事業は、天武10年(681) 3月に始まる。そのことを、『日本書紀』そのものに、詔(みことのり)をも って「帝紀」と「上古の諸事」を記定させたとある。天武天皇は大極殿に出て 、川嶋皇子、忍壁(おさかべ)皇子ら12人にこの国家的プロジェクトを担当す る事を命じた。天武がこの詔をした、大極殿は明日香村の伝飛鳥板蓋宮跡の東 南部から検出された「エビノコ大殿」であったと考えられる。新築なった大極 殿で天皇が国史の編纂を命ずるという風景には、国家という形がつくられつつ あった時代の息吹が感じられたにちがいない。律令の編纂も始まり、草壁皇子 が立太子した。天武の順風満帆の季節であった。しかし、5年後に天皇が没す る。 持統天皇5年(691)に、大三輪氏をはじめとする十八の氏族に祖先の墓記(祖 先の事跡か)を提出させているが、おそらく、『日本書紀』の資料となるもの であろう。(つづく) ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪ 【 県庁各課等のメールマガジン 】 ◇ 読者登録をお願いします!◇ ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪ 読者登録はこちらから! http://www.pref.nara.jp/c_etc/mailmag.html  ★「大仏さんのつぶより情報」 (広報広聴課) ★「まほろば*地域づくり情報」(交流政策課)  ★「ボランティア情報誌Vio」(県民生活課)  ★「健康21ファンクラブ通信」(健康増進課)  ★「情報発見メルマガ編」(中小企業支援センター)  ★「E−夢 はっしん!」  (教育委員会)  ★「代官山で愛ましょう!」  (奈良県代官山iスタジオ)  ★「ならの農業と園芸」    (県森林技術センター)  ★「子育てメールなら」    (県子育て家庭サポートセンター) ■編集後記■  佐保川の桜もすっかり葉桜になりました。満開の時期は大変な人出で、図書 情報館にも多くの方々にご来館いただきました。寒い日が続いていましたが、 やっと春らしい陽気になってきました。ゴールデンウィーク真っ只中ですが、 お出かけになっておられる方も多いことでしょう。カメラやビデオにおさめら れた想い出をぜひ図書情報館で編集してみてください。 さて、県立図書情報館メールマガジン「Lib Info NARA−奈良県立 図書情報館通信」第21号をご覧いただき、ありがとうございました。 次回第22号は、5月15日(月)に配信する予定です。皆様、ご愛読、よろ しくお願いいたします。 =================================== ◎このメールマガジンへのご感想、ご意見などは、下記メールアドレスまでお 願いします。 *原則として、返信はいたしませんので、あらかじめご了承ください。 ◎このメールマガジンは、「まぐまぐ」を利用して発行しています。  http://www.mag2.com/ 「新着情報版」「ウィークリーまぐまぐ」の配信  が不要な場合は、こちらで解除できます。 http://www.mag2.com/wmag/ ◎ご覧になるコンピュータの環境によって、文字がずれて表示される場合の  対処については、こちらへ。 http://www.mag2.com/help/r107.html 当マガジンの解除は、こちらへ。 http://www.library.pref.nara.jp/netservice/mailmagazine.html =================================== ■□===========================■□ 発行:奈良県立図書情報館 〒630-8135 奈良市大安寺西1丁目1000番地 TEL 0742-34-2111(代表) FAX 0742-34-2777 http://www.library.pref.nara.jp e-mail info@library.pref.nara.jp ■□===========================■□