≫奈良県立図書情報館メールマガジン≪ ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 「Lib Info NARA −奈良県立図書情報館通信」 H17.12.15 No.012 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ ■==■目 次■==■ 巻頭言 おすすめ情報 図書情報館 こんな使い方 連載「図書情報の文化史」 編集後記 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 【巻頭言】 開館から1ヶ月経過して                                 グルー プコーディネーター 稲本 昌治 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 開館から早いもので、もう1ヶ月が経ちました。今年4月から開館に向けて、 職員みんなが、脇目もふらず走り続けてきたような感じでしたが、ここにきて 、やっと落ち着いて周りを見ることができるようになってきた気がします。  その節目となる第1回開館記念講演会が、11月26日に天候にも恵まれ、 大きな混乱もなく、盛況のうちに終えることができ、喜ばしい限りです。講演 会では、当館館長である千田館長より「お隣は藤原仲麻呂邸〜庭がとりもつ縁 〜」と題した当館の建てられた場所に因んだ講演と奈良大和路に特別な思いを もつ歌手のさだまさしさんの「想いをかたちに」ということで図書館の魅力に ついての話などをいただきました。この講演会の申込には、全国から3千名を 超える方の応募があり、10倍を超える倍率となり、その関心の高さがうかが えました。当選された方の中には、前日の夜から来られて入場を待っておられ る方もあるほどでした。  今後も継続的に講演会を開催したり、ワークショップや企画展示等を行って まいりますので、楽しみにしてください。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 【おすすめ情報】 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ◎11月1日の開館記念式典の様子をご覧いただけます。   http://www.library.pref.nara.jp/oshirase/ceremony.html 県立図書情報館の開館に先立ち、館の有料施設の予約を受付けています。   詳細は、県立図書情報館ホームページの有料施設利用案内のページをご覧 ください。 http://www.library.pref.nara.jp/guide/index.html 絵図展示ギャラリーのデジタル化資料はZOOMA(ドリームテクノロジーズ社)画 像で提供しております。高画質な画像を自由に拡大・縮小・スクロールしなが ら素早くご覧いただくことができます。Zooma の使用方法、動作環境等はドリ ームテクノロジーズ社のウェブサイトをご覧下さい。  http://www.library.pref.nara.jp/gallery/ezu/index.html ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 【図書情報館こんな使い方(12)】      − オーサリングルーム ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 2Fコピー室のとなりにオーサリングルームがあります。こちらでは、高機能 なコンピュータに、画像、動画、音声といったさまざまなメディアを編集でき るソフトを用意し、利用者自身でマルチメディア資料を作成できるようになっ ています。  基本的には、デジタルビデオのメディア(MiniDVテープ)やVHS・S-VHSテー プから専用PCへ読み込みをおこない、編集後にDVD等のメディアに書き込みい ただくことを想定して設計、構成(CANOPUS EDIUS PRO)していますが、CDやDVD -ROM、メモリカード、USBメモリなどに保存されたデータも、簡単に接続でき るものであれば、同様に、編集、保存が可能なようになっているほか、別途、 作曲支援ソフト(SONY ACID PRO)も準備しており、編集した資料に、効果音を 加えることもできます。  最近は、御利用が多く、中には何度も来られるリピータの方も複数おられる ようです。御自宅や学校、職場で使っているソフトと違う、編集には時間がか かるだろうからなどの理由で、利用を躊躇われる方もあるようですが、初めて の方には、一通り編集できるようになるまで(時間の許す限り)横でサポート させていただいておりますし、持ち込まれる多様な機器にできるだけ対応でき るよう、さまざまなピン数のケーブル等も用意しておりますので、気軽に御利 用ください。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 【連載「図書情報の文化史」(12)素描編】 第12回 禁書に指定された書籍(その2)                 館長 千 田  稔 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ さらに、禁書としてあげられている讖書(しんじょ)とは、未来予言の書で、 中国で歴代王朝によって禁圧された。日本も同様の扱いとしたのであろう。兵 書は兵法・軍事の書で、中国に古くから伝わる「六韜三略(りくとうさんりゃ く)」と称される兵法の書があるが、それだけにとどまらない。兵書の類には 、仙人となるための技術である方術(ほうじゅつ)も記されていて、例えば姿 を消す遁甲の術などにも触れるものもあった。七曜暦は、われわれが現在使用 する、日〜土曜についての暦のことであるが、天文占いの書のことであろう。 太一雷公式は、太一式と雷公式のことであり、いずも占いの装置である。書物 とする解釈もあるが、疑問である。占いに使う道具に、方位などを記した式盤 が用いられ、今日でも、中国の風水師は、これをもって良好な土地を選ぶ。上 にあげた禁書や占いの道具に関して、私有は禁止されたことは、前述したが、 密かにこれについて習うことも禁止され、それを犯せば、やはり徒(懲役)一 年とされた。(つづく) ******************************************************************* 【 県庁各課等のメールマガジン 】 ◇ 読者登録をお願いします!◇ ******************************************************************* 読者登録はこちらから! http://www.pref.nara.jp/c_etc/mailmag.html  ★「大仏さんのつぶより情報」 (広報広聴課) ★「まほろば*地域づくり情報」(地域政策課)  ★「ボランティア情報誌Vio」(県民生活課)  ★「健康21ファンクラブ通信」(健康増進課)  ★「E−夢 はっしん!」  (教育委員会)  ★奈良県代官山iスタジオ「代官山で愛ましょう!」    「なら出会いセンター通信」(なら出会いセンター)の読者登録はこちら!  http://www.naradeai.pref.nara.jp/ ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 【編集後記】 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ さて、県立図書情報館メールマガジン「Lib Info NARA−奈良県立 図書情報館通信」第12号をご覧いただき、ありがとうございました。 次回第13号は、平成18年1月1日(日)に配信する予定です。皆様、ご愛 読、よろしくお願いいたします。 =================================== ◎このメールマガジンへのご感想、ご意見などは、下記メールアドレスまでお 願いします。 *原則として、返信はいたしませんので、あらかじめご了承ください。 ◎このメールマガジンは、「まぐまぐ」を利用して発行しています。  http://www.mag2.com/ 「新着情報版」「ウィークリーまぐまぐ」の配信  が不要な場合は、こちらで解除できます。 http://www.mag2.com/wmag/ ◎ご覧になるコンピュータの環境によって、文字がずれて表示される場合の  対処については、こちらへ。 http://www.mag2.com/help/r107.html 当マガジンの解除は、こちらへ。 http://www.library.pref.nara.jp/netservice/mailmagazine.html =================================== ■□===========================■□ 発行:奈良県立図書情報館 〒630-8135 奈良市大安寺西1丁目1000番地 TEL 0742-34-2111(代表) FAX 0742-34-2777 http://www.library.pref.nara.jp e-mail info@library.pref.nara.jp ■□===========================■□