明治22(1889)年8月、台風により吉野郡一帯は記録的な豪雨に襲われます。とくに6ヶ村からなる十津川郷では壊滅的な被害が発生し、死者249人、流失・全壊戸数565戸を数える未曾有の大水害となりました。同年10月には生活の基盤を失った被災者2,600人以上が北海道に移住し、新十津川村が誕生しました。
来年で被災から130年の節目を迎えるにあたって、当館が所蔵する資料とともに解説パネルを展示します。災害発生の様子、被害状況、新十津川村への移住について知り、学び、考える機会としていただけるよう資料をご紹介します。
日時
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会場
3階 ブリッジ
主催
奈良県立図書情報館
展示内容
- 公文書
- 新聞
- パネル「十津川大水害」(県防災統括室『歴史から学ぶ奈良の災害史』より)
- パネル「奈良県の災害史」(同上)
- 関連図書
展示図書リスト