日本には数多くの伝統工芸品が存在しており、世界的にその価値が認められています。こうした伝統工芸品は美術・芸術品としてだけではなく、古来より日本人の生活道具として用いられており、たとえば正倉院宝物の中にも同じ技法で作られた品を見出すことができます。
今回の図書展示では、古くから受け継がれ、生活の道具として用いられる伝統工芸品の中から、奈良県の伝統工芸に関する図書を中心に、日本各地の伝統工芸に関する図書を所蔵資料から展示します。また、正倉院宝物にも現在の伝統工芸に通じる技法が使われていることから、正倉院宝物に関係する図書も展示し、日本の素晴らしいわざを紹介したいと思います。
日時
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会場
2階 情報資料スペース
主催
奈良県立図書情報館
展示内容
日本の伝統工芸に関する図書
奈良県の伝統的な工芸と、各地の伝統工芸に関する図書
- 奈良筆・墨、奈良の和紙と日本の和紙
- 高山茶筅と日本の木竹工芸
- 奈良漆器と日本の漆工芸
- 赤膚焼と日本の陶芸
- 奈良一刀彫と日本の人形工芸
- 奈良晒と日本の織物
正倉院宝物に関する図書など、約320冊
展示図書リスト
様子