奈良の道の歴史は『日本書紀』や『万葉集』の時代へとさかのぼります。大和と河内を結ぶ日本最古の国道である竹内街道は、『日本書紀』に「推古天皇二十一年、難波より京に至るまでに大道を置く」と記されており、昨年敷設1400年を迎えました。その他にも、奈良市と明日香村を結ぶ山の辺の道や、奈良盆地を南北に平行する三本の縦貫道(上ツ道、中ツ道、下ツ道)など多くの古道が存在します。
今回の図書展示では奈良県内とその周辺地域を結ぶ街道を中心に関連する資料をご紹介します。ガイドブックを片手にハイキングや散策に出かけるもよし、図書で過去から現在にいたる悠久の旅にでかけるもよし。この機会にそれぞれの街道めぐりをお楽しみください。
日時
-
会場
2階 情報資料スペース
展示内容
展示図書 :
『奈良大和路』
『山の辺の道・飛鳥路』
『竹内街道・當麻路』
『奈良と伊勢街道』
『奈良名所むかし案内』
『加太越奈良道見取絵図』
など約200冊
展示図書リスト
様子