ここから本文です

〜地域資料と地域文化への誘い〜
平成20年度 奈良県図書館協会地域資料研究会 公開講座のご案内

テーマ
奈良女子高等師範学校の修学旅行 戦前に何を実地で学んだか?
「大和の水木か、水木の大和か」といわれた水木要太郎と、彼が1909年の奈良女子高等師範学校開校以来取り組んだ、国語漢文部・地理歴史部(のちの文科)の修学旅行をとりあげたい。 一人が四年間に10回以上経験した、様々な修学旅行先は、瀬戸内、南朝史蹟、大阪、高野山、日光・東京、そして日中戦争期には「満州」・朝鮮にもおよんだ。 今回は、とりわけ古都奈良・京都の修学旅行を通じて、「実地」で何をみ、それは授業内容といかに関わり、当時の学知をどのように反映したのかを考えたい。 全寮制であった戦前の女学生の思い出には、水木の人気とともに、しばしばもっとも楽しかったものとして、修学旅行の経験が語られた。
講師
京都大学人文科学研究所准教授 高木 博志
日時
平成20年12月6日()
13:30 受付
14:00 開会挨拶 / 講演 / 質疑応答(16:00終了予定)
場所
1F交流ホール
申込方法
住所、氏名、電話番号等明記のうえ、E-Mail、電話または FAX で下記までお申し込み下さい。
どなたでもご参加ください。参加は無料です。
定員
100名(先着順)
申し込み・問い合わせ先
奈良県図書館協会地域資料研究会 事務局
〒630-8135 奈良市大安寺西1丁目1000番地 (奈良県立図書情報館内)
TEL:0742-34-2111 FAX:0742-34-2777
E-mail: info@library.pref.nara.jp
FAX でお申し込みされる方は、チラシに必要事項をご記入のうえ、そのままご送信ください。
※ お申し込み内容については、本講演会の参加者の管理にのみ使用し、第三者への提供はいたしません。

高木 博志

大阪府吹田市生まれ、立命館大学大学院修了、北海道大学文学部助教授を経て、現在、京都大学人文科学研究所准教授。日本近代史専攻。

ページの先頭に戻る