趣旨

 奈良県立図書情報館では、昨年から、地元の代表的な資源である佐保川の桜並木を背景に、館内および庭園部において、リレーコンサートとアート作品展示を行う「佐保川の春 音楽の日・アートの日」を開催しています。今年も県内外のアーティストを迎え、ユニークなプログラムで、新たな出会いを演出します。

アートの日

奈良をアートで発信する奈良サローネ、NIJI-PROJECTを図書情報館で再び!“「奈良から表現する」を考える。”リレーアート展です。

期間:4月3日(火)~6月10日(日) ※会期中、展示替えがあります。
会場:奈良県立図書情報館 2Fメインエントランス セミナールーム前
共催:ならそら
4月3日(火)~15日(日)
「奈良から表現する」を考える。 その1 " NIJI PROJECT "
4月17日(火)~30日(月)
「奈良から表現する」を考える。 その2 『奈良のデザイナーが選んだ奈良の一品』
5月15日(火)~27日(日)
「奈良から表現する」を考える。 その3 『100 no arawasi #01』
5月29日(火)~6月10日(日)
「奈良から表現する」を考える。 その3 『100 no arawasi #02』

アート展、様子 アート展、様子 アート展、様子 アート展、様子

奈良の表現者たちによるプレゼンテーション大会『omote-butai』
日時:6月10日(日)13:00~17:00
会場:奈良県立図書情報館 1F交流ホール

omote-butai、様子 omote-butai、様子 omote-butai、様子 omote-butai、様子

音楽の日

さくら青空アートフィールド [※申込み不要]

 春の心地よい気候のなか図書情報館・庭園の芝生スペースを使って、素敵なアーティストによる小さなフェスティバルを開催します。音楽やダンスそして展示作品といった様々なアートを、開放感のある庭園の芝生の屋外空間にて佐保川の桜とともにお楽しみください!庭園の芝生では、蚊帳生地を利用したアートフォリー(休憩所)を制作予定です。(アートフォリーは、雨天、荒天の場合中止します。)

企画・制作
sukima industries、奈良県立図書情報館
日時
4月14日()11:00~15:00
会場
奈良県立図書情報 庭園(雨天の時は、1F交流ホール)
出演
鈴木 昭男(サウンド・アート)×宮北 裕美(ダンス)、たゆたう(うたとヴァイオリン)、米子 匡司(自作楽器によるパフォーマンス)、山崎 昭典(ギター)
展示
PALLALINK(河原和彦(美術家)、東陰地正喜(映像作家)、西川文章(音響エンジニア)の3人によるアーティストユニット)

米子 匡司(自作楽器によるパフォーマンス)、様子 山崎 昭典(ギター)、様子 たゆたう(うたとヴァイオリン)、様子 鈴木 昭男(サウンド・アート)×宮北 裕美(ダンス)、様子

クラリネット五重奏コンサート [※要申込み、先着200名]

[ご好評につき満席となりましたので、受付を終了させていただきました。]

 大阪フィルハーモニー交響楽団団員によるコンサート。昨年の金管アンサンブルに続き今回はクラリネット五重奏の登場です。滅多に聞くことのできないサミュエル・コールリッジ=テイラーのクラリネット五重奏をメインプログラムに、春のひとときを彩ります。

会場
奈良県立図書情報館 2Fメインエントランス
日時
4月14日()15:30~16:30(開場 14:30)
演奏
ブルックス・トーン(クラリネット)、伊藤 寿江(ヴァイオリン)、橋本 安弘(ヴァイオリン)、上野 博孝(ビオラ)、林口 眞也(チェロ)
プログラム
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト 弦楽四重奏曲 第21番 ニ長調 K575 全4楽章
サミュエル・コールリッジ=テイラー クラリネット五重奏曲 嬰ヘ短調 作品10 全4楽章
※予告なく曲目・曲順が変更される場合があります。

クラリネット五重奏コンサート、様子 クラリネット五重奏コンサート、様子

片岡リサ箏コンサート [※申込み不要、先着200名]

 伝統音楽の枠を超えた音楽性が様々なジャンルで高く評価されている箏奏者片岡リサさんによるコンサート。また「歌」にも定評があり、箏曲の古典「地歌」だけでなくベルカント唱法での弾き歌いも行う、ユニークな演奏をご堪能ください。

会場
奈良県立図書情報館 2Fメインエントランス
日時
4月15日()15:00~16:00(開場 14:00)
演奏
片岡リサ
プログラム
さくらさくら、アメージング・グレイス他

片岡リサ演奏の様子 片岡リサ箏コンサート、様子

伊東 裕プレゼンス~「奏春のとき」第1章~ [※要申込み、先着200名]

[ご好評につき満席となりましたので、受付を終了させていただきました。]

 高校時代、日本音楽コンクールチェロ部門に優勝し、一躍注目され、将来を嘱望される奈良県出身の若手チェリスト伊東裕さんのコンサートシリーズが始まります。
 今回は、新進気鋭の三名がピアノ三重奏で登場。若い息吹を感じてください。

会場
奈良県立図書情報館 2Fメインエントランス
日時
5月6日()15:00~16:00(開場 14:00)
演奏
伊東 裕(チェロ)、伊東 真奈(ヴァイオリン)、阿部 和佳(ピアノ)
プログラム
バッハ 無伴奏バイオリンパルティータ 第3番よりプレリュード
バッハ 無伴奏チェロ組曲 第1番よりプレリュード、第3番よりプレリュード
ブラームス ピアノ三重奏第1番 ロ短調 作品8 全4楽章
※予告なく曲目・曲順が変更される場合があります。

伊東 裕プレゼンス~「奏春のとき」コンサート、様子 伊東 裕プレゼンス~「奏春のとき」コンサート、様子 伊東 裕プレゼンス~「奏春のとき」コンサート、様子 伊東 裕プレゼンス~「奏春のとき」コンサート、様子

参加申込方法

当館ホームページ申込みフォーム、メール、FAX、往復はがき、来館にてお申込みください。

申込みフォームの場合、http://www.library.pref.nara.jp/event/event_moushikomi.html からお申込みください。

メール、FAX、往復はがきの場合、必要事項をご記入の上、お申込みください。
申込み専用アドレス:koen@library.pref.nara.jp
FAX番号: 0742-34-2777
宛先:〒630-8135 奈良市大安寺西1-1000 奈良県立図書情報館各コンサート担当

申込みコンサート名を明記の上、①郵便番号・住所 ②氏名 ③連絡先電話番号(FAXでのお申込みの場合は、FAX番号もお書きください。)

また、往復はがきでお申込みの場合は、返信用にも送付先の郵便番号、住所、氏名を必ず記入してください。

来館による申込みの場合は、2階貸出返却カウンターで申込みを受け付けます。

※お電話ではお申込みいただけません。また、未就学児童の入場はご遠慮ください。

※1通に付き2名様までのお申込みとします(2名申込みの場合は、必ず「2名参加」と明記)。また、複数のコンサートに参加を希望される場合はコンサートごとにお申込みください。

紹介

鈴木 昭男

70年にSelf-Study Event(自修イベント)の中から生まれた音器・ANALAPOSを、今も操っている。'88年には、自然の一日を聴くプロジェクト「日向ぼっこの空間」を子午線最北(丹後)で遂行。'96年のソナムビエンテ・フェスティバル(ベルリン)以来、プロジェクト「点音(おとだて)」を卒業出来ないでいる。どら焼きが好き。http://www.akiosuzuki.com

宮北 裕美

兵庫県伊丹市出身。イリノイ大学芸術学部ダンス科卒業。サウンド・アーティストや美術家とのコラボレーションを展開。近年は文化庁メディア芸術祭や京都市美術館でのパフォーマンス、ダンス作品「i.i.の死」の発表、初個展「S・P・A・N・K」など様々な角度から身体表現の可能性を探っている。猫好き。http://miyakita.exblog.jp

たゆたう

にしもとひろこの心に入り込む鮮やかなうたと、イガキアキコのサウンドスケープ・パレードなヴァイオリン・おもちゃによる、天真爛漫アコースティックユニット。2人ゆえの自由度の高いパフォーマンスから創り出される圧倒的な世界観に、見たことの無い景色が見えたり、気づけば涙を流していたという人が続出するライブは必見!音楽と人と場所をつなげることをモットーに、その活動は保育園から野外イベントまで全国津々浦々、様々な場に展開している。2008年に1stアルバム「いちにちのながさをはなうたできめる」を、2011年9月に2ndアルバム「糸波」をcompare notesよりリリース。http://tayutau.info/tayusite/

米子 匡司

音楽家。主に音楽とその周辺のことをしています。音楽グループSJQメンバー。住居兼オープンスペースFLOAT管理人。ウェブと紙の雑誌『余所見』の執筆者。自動販売機も作ります。http://www.chochopin.net/

山崎 昭典

京都府京丹後市網野町在住のギタリスト/作曲家。2001-2003年にかけて鈴木昭男氏のアシスタントとして、ベルリン、ロンドンでの公開制作やCD制作に携わる。2005年に英国音楽誌WIREのサポートのもと、ガットギターとエレクトロニクスによる作品CD『REDFIELD』をHOREN(大阪)より発表。ニューミュージック界の大御所評論家/音楽家であるDavidToopがライナー文を寄稿、マスタリングは宇都宮泰氏(ex.アフター・ディナー)が手掛け、ダニエル・ダックス、オール・アバウト・イヴなどのアートワークで知られる女性写真家のHolly Warburtonがアートワーク担当を申し出るなど注目される。2010年6月より京都市内の劇団”烏丸ストロークロック”の音楽制作及び演奏を担当し、劇空間に繊細に呼応できるアーティストとして高い評価を得る。2011年には京都府舞台芸術協会プロデュース公演『異邦人』に音楽制作及び演奏担当として選出され、京都芸術センターや愛知県芸術劇場にて公演を行い好評を博す。またノルウェーのEspen Sommer Eide(alog)やベルギーのJean-Philippe Collard-Neven(pf)ら海外の実力者と共演し、そのライブを絶賛される。2012年は2-3月に”烏丸ストロークロック”の演劇作品『仇野の露』3都市ツアーに同行。またsukima industries(奈良)より新作CDの発表を予定している。これまでにロンドン、ソウルでの海外公演及び日本各地で演奏活動を行っている。http://zakky51.exblog.jp/

palla/河原和彦(美術家)を中心としたアーティストユニット。東陰地正喜(映像作家)、西川文章(音響エンジニア)を主なメンバーに、巨大な映像と音のインスタレーション「REFLECTIONS」シリーズを制作している。最新作に、今年2月の奈良県立図書情報館・庭園でのインスタレーション《「ひかり」のポリフォニー》がある。http://www.pallalink.net

片岡 リサ

大阪音楽大学卒業、同大学専攻科修了。幼少より箏・三絃を始め、これまでに数々のコンクールの児童の部・一般の部で第1位を受賞。平成13年度文化庁芸術祭<音楽部門>新人賞を、洋楽邦楽問わず史上最年少で受賞するなど、伝統音楽の枠を超えた音楽性が、様々なジャンルで高く評価されている。皇太子殿下・秋篠宮殿下御前演奏をはじめ、2011年 第21回 出光音楽賞、平成22年度大阪文化祭賞、平成14年度大阪舞台芸術奨励賞など多数受賞。大阪フィル・東京フィルなど多くのオーケストラとの協演、洋楽器とのアンサンブルや現代作品にも力を入れている。また「歌」にも定評があり、箏曲の古典「地歌」だけでなくベルカント唱法での弾き歌いも行い、関西歌劇団のオペラ公演にも出演している。国際交流基金の派遣によるアジア・大洋州コンサートツアーなど海外での演奏も数多く、現地メディアからも高い評価を得ている。現在、大阪音楽大学、同志社女子大学、兵庫教育大学講師、宮城社師範。

伊東 裕

6歳よりチェロを始める。日本演奏家コンクール小学生部門1位、及びグランプリ受賞。泉の森ジュニアチェロコンクール小学生、中学生部門金賞。大阪国際音楽コンクール中学生部門1位及びジャーナリスト賞、大阪府知事賞受賞。第77回日本音楽コンクール チェロ部門第1位受賞、および徳永賞受賞。日本センチュリー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、長岡京室内アンサンブル他と協演。小澤国際室内楽アカデミー・音楽塾、また生駒国際音楽祭等に参加。斎藤建寛、向山佳絵子、山崎伸子各氏に師事。奈良県立奈良高等学校卒業。現在東京芸術大学2年在学中。学内にて福島賞受賞。11年度ヤマハ音楽奨学生。

伊東 真奈

4歳よりバイオリンを始める。日本クラシック音楽コンクール全国大会小学生部門2位。相愛音楽教室入室。全日本学生音楽コンクール大阪大会中学生部門2位。江藤俊哉バイオリンコンクールジュニア・アーティスト部門1位。摂津リトルカメリアコンクール金賞及び大阪府知事賞受賞。第20回京都芸術祭毎日新聞社賞受賞。日本モーツァルト音楽コンクール3位。松方ホール音楽賞奨励賞受賞。日本センチュリー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団他と協演。学内にて室内楽(弦楽四重奏)にも力をいれライプツィヒカルテットと共演、芸大室内楽定期演奏会、JTが育てるアンサンブルシリーズなどに出演。リゾナーレ室内楽セミナーにて緑の風奨励賞受賞。高木和弘、小栗まち絵、G・プーレ、玉井菜摘各氏に師事。バロックバイオリンを若松夏美氏に師事。奈良女子大学付属中等教育学校卒業。東京芸術大学を経て現在同大学院1年在学中。

阿部 和佳

奈良県出身、4歳よりピアノを始める。京都市立音楽高校(現:京都市立京都堀川音楽高校)を経て、現在桐朋学園大学音楽学部ピアノ科3年生在学中。京都市立音楽高校ピアノコンサートに出演。2002年ポーランドクラクフ室内管弦楽団とピアノコンチェルトを共演。第27回ピティナピアノコンペティション全国大会入選。2006年スタインウェイサロンにて学生ソロリサイタル開催。2010年2011年霧島国際音楽祭マスタークラス参加。第1回生駒国際音楽祭マスタークラスに参加。これまでに、ピアノを多胡まき枝、福井亜貴子、松井和代、若林顕氏に、室内楽を藤井一興、銅銀久弥氏に師事。


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