愛国百人一首を読む

かるたを読むシリーズの第四弾。日本文学報国会は、昭和17年11月「愛国百人一首」として、上古から近世までの「愛国歌」百首を発表しました。これは、佐佐木信綱、釈迢空(折口信夫)、斎藤茂吉ら第一流の歌人からなる日本文学報国会短歌部会が、 歴史家や大政翼賛会、内閣情報局や新聞社などの協力を得て選定したもので、数多くのかるたや解説本が商品化されるなど、大きな反響を呼びました。 終戦までの3年弱と短い期間ながらも、異種百人一首としては異例の普及を遂げた愛国百人一首について紹介します。

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